アーバンステージ師走賞2019の予想を紹介します。(2019年12月3日大井競馬JRA交流アーバンステージ師走賞3歳以上/ダート1800m)
JRA交流ということで藤田菜七子騎手に注目が集まりそうなレースですが人気の中心は、ハンドリーにナスノカンザン。
前日の単勝1番人気が[1-3-3-5]と勝率8%連対率33.3%3着内率58.3%と苦戦傾向も馬場状態が不安定だったというのも苦戦理由だった可能性が大きいです。
このあたりも含めて、前日傾向をチェックしながら予想を組み立てていきます。
大井競馬前日傾向考察
1Rから不良馬場の中、全体的に差す競馬が活躍しています。
1200mであれば、先行勢が有利も1400m以上から逃げ・先行1頭、差し・マクリ2頭といった形が多く、中心は差し馬。
一気の追込みは10Rの1頭ほどで決まりにくく、逃げも苦戦。
足抜きの良さが先行勢ではなく、差し馬勢に加勢しているような展開が多く見られます。
枠順は、7枠8枠の差し馬が活躍。逆に1枠2枠は苦戦。3枠から8枠が一応の好走枠になります。
アーバンステージ師走賞2019枠順
印 | 枠番 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 |
---|---|---|---|---|---|---|
△ | 1 | 1 | トドビエン | 牡3 | 57 | 的場文男 |
2 | 2 | マイネルセリオン | 牡3 | 54 | 菅原明良 | |
3 | 3 | キングイモン | 牡3 | 57 | 達城龍次 | |
4 | 4 | ネオダラス | 牡4 | 57 | 佐藤友則 | |
▲ | 4 | 5 | ハンドリー | 牝4 | 55 | 笹川翼 |
5 | 6 | マイネルオニキス | 牡3 | 57 | 丹内祐次 | |
5 | 7 | キングオブアームズ | 騸6 | 57 | 和田譲治 | |
6 | 8 | プログレスシチー | 騸6 | 57 | 本田正重 | |
◯ | 6 | 9 | ナスノカンザン | 牡5 | 57 | 真島大輔 |
7 | 10 | シュンノカミ | 牡5 | 57 | 山林堂信彦 | |
△ | 7 | 11 | アラウン | 牡4 | 54 | 藤田菜七子 |
◎ | 8 | 12 | マイネルアーリー | 牡4 | 56 | 藤田凌 |
× | 8 | 13 | トーセンエターナル | 牡4 | 57 | 森泰斗 |
展開予測
ハナを主張したがる逃げ馬が不在の中、スタート次第では、8枠トーセンエターナルか3枠マイネルセリオンが押し出されるようにハナへ。
先行勢には、シュンノカミやアラウンがつけ、中団には、トドビエンやキングイモン、プログレスシチーやマイネルアーリーが追走。
全体的に逃げ先行馬が少なく差し、追込み馬が多数。
1800mということも重なってスローペースでゆったりとした流れで競馬が進む形。
レースが動き出すのは3コーナー手前から。
後方待機馬や中団馬が徐々にマクるような形で前に押し上げ、それに連れて中団よりやや前にいた差し馬も連れて上がる形。
4コーナーをすぎるころには隊列が凝縮され、最後の直線へ。
アーバンステージ師走賞2019予想
逃げ先行馬が少ない中、馬場が緩んだことで前有利の馬場になってもおかしくないですが、大井競馬で前が有利になるのは1600mか2000mと考えています。
感覚やイメージなども入っていますから絶対とは言い切れない部分もありますが、個人的には1800mは、良馬場でも不良馬場でも差し馬か、マクリを狙っていきます。
本命◎:複勝
マイネルアーリー
前走スポーツニッポン賞が強い内容で、3コーナー手前からロングスパート。4角手前では先頭に立ち、そのまま引き離す競馬。
超スローペースを察知してのロングスパートですから騎手のファインプレーであり、マイネルアーリーもそれに良く応えたレース。
タイム1:55:9も今回のメンバーなら最速。
前走から斤量プラス1キロ増は、チャンス到来かなと。
ここ3戦もマクリで結果を出しており、スローペース濃厚なメンバーであれば、その脚質がハマり、最後は余裕を持って3着以内には残しているイメージ。
地方に転厩してからもなかなか結果が出なかったマイネルアーリーも目下3連勝。
期待したいですね。