2019年9月19日秋桜賞2019の予想を中心に過去データ傾向分析や展開予測を紹介します。(名古屋競馬場/第13回秋桜賞牝馬オープンS1/ダート1,400m)
全国交流重賞牝馬限定戦である秋桜賞。この4年は南関勢が2勝、園田1勝、高知1勝と交流重賞らしい結果となっていますが、今年は地元愛知ポルタディソーニが人気の中心になるでしょうか。
名古屋ダート1400mといえば、4角5番手以内の逃げ先行馬が有利ですが秋桜賞の場合、2頭が逃げ先行、1頭が差しといった決着が多く、予想の入り方も、この組み合わせを取り入れながら馬券を組んでみました。
それでは予想です。
秋桜賞2019予想
◎本命
ポルタディソーニ
前走コスモス賞のタイムが非常に優秀。イメージとしては、4角で先頭になり、そのまま押し切る競馬になっている感じ。
コスモス賞が1:28.0は、過去4年の秋桜賞の中でトップのタイム。
前に2頭ほど走らせて競馬をするタイプですから、3枠に入った時点でかなりのプラス材料。テンの入りが多少ガツガツする分、スムーズに好位を取れるのは何よりもの有利。
データ的にはイマイチですが、ここは連対以上は堅いかなと考えています。
◯対抗
エイシンエール
本来なら軸にしたかったのですが、安定感が悪い分、紐に降格。
前走レディス杯は不良馬場が堪えた形で大敗も2走前兵庫サマークイーンは内容がかなり優秀でした。
出遅れても落ち着きを払い、最後はインを強襲しての1着。タイムどいうこうよりも、こういった競馬が合うのかなと。
今回は6枠を引いたことで、そこまで前に行くことはない展開を考えれば、最後の最後で差してくるのはエイシンエールかなと考えています。
▲単穴
スプリングガール
7枠に入ったことが逆に良かったかなと。
好位先行~差しの競馬が得意ですから、テンの先行争いに行きにくいこの枠はかえって好都合。
5番~7番手を追走しながら、最後は押し上げての競馬が合いそうです。
前走レディス杯は、4角手前で位置取りを下げるも、展開がハマったような形で2着。仕掛けのタイミングなどが功を奏した形ですが、今回もそういた展開が合いそうな1頭ですね。
△穴
ヨミ
ポルタディソーニを引き合いに出せば、前走コスモス賞はなかなかの走り。
1:28.4は、秋桜賞で十分に勝ち負けが出来るタイム。
今回、内ラチ沿いの競馬で脚を溜めることが出来れば、ここでも十分に期待が持てる1頭ですね
秋桜賞2019コース解説
名古屋競馬1300mまでなら外枠が有利でしたが、1400mの場合、コーナー奥にあるシュートからスタートとなるため、枠順の有利不利は解消されつつあります。
本来であれば、大抵の地方競馬場であれば、内枠~中枠逃げ先行馬が有利ですが、名古屋1400mの場合、差し脚も互角の勝負となっており、3着以内に1頭は差し脚質馬を選定するのが無難なコース。
秋桜賞過去4年の場合も、3着以内に差し馬1頭が入ることが多く、逆に言えば、予想の軸は、やはり先行馬から入るのがベスト。

秋桜賞2019過去データ傾向分析
過去4年の結果を参考にしています。
- 単勝1番人気[2-0-0-2]
- 単勝2番人気[1-1-0-2]
- 単勝3番人気[0-0-0-4]
- 単勝4番人気[1-0-2-1]
- 単勝5番人気[0-2-1-1]
- 枠順の有利不利は無し
- 1着馬の馬体重は450キロ以上
- 前走レディス杯組が中心
- 4角5番手以内が優秀で4年連続4角1番手通過が連対以上
- 4歳5歳6歳が優秀
前走レディス杯組で単勝1番人気だった場合[2-1-0-1]と非常に優秀。レディス杯で着外だったとしても巻き返す馬が多く、秋桜賞では当日単勝2番人気以内だった。今年は、エイシンエールが該当。
単勝人気別で気になるところが単勝4番人気、5番人気の活躍が目立つ点。前走別で言えば、兵庫サマークイーンやレディス杯組が優秀。
1着馬の馬体重が450キロ以上というのも面白い点で、馬格が無いとなかなか勝ち切るには難しいレースということが言えそうです。
4角5番手以内の逃げ先行馬が強く、特にスタートから逃げた馬が3年連続で1着2回3着1回と好走をしており、4角で先頭になった馬も3着以内に来ています。
馬券の組み立て方としては、前走レディス杯組の単勝1番人気だったエイシンエールが軸候補。
他にスプリングガール、ジェッシージェニー、ポルタディソーニあたり。ただ、ポルタディソーニはデータ傾向が薄いので紐が妥当か。前走のタイムは非常に優秀ですが。
そう考えると、やはりデータで言うならば、エイシンエールの軸が安定しているかなと。2走前は、兵庫サマークイーンで1着ですから秋桜賞で巻き返しは十分にありますね。