アーリントンカップ2020の出走予定馬や予想オッズ・注目馬評価を紹介します。(2020年4月18日阪神競馬第29回アーリントンカップG3/3歳オープン/芝1600m外回り)
今年は、朝日杯FS2着のタイセイビジョンを筆頭に前走シンザン記念で2着に好走したプリンスリターン。さらに良血馬ギルデッドミラーにジュンライトボルトなどが出走を予定しています。
NHKマイルカップのトライアルレースですから、ここで権利を取りたい馬と、ここで叩いて本番へ挑みたい馬など、各陣営の思惑も交差するレース。
過去10年の結果を見ると、前走朝日杯FS組とシンザン記念組が好走。このあたりも要チェックが必要なレースになりそうです。
アーリントンカップ2020出走予定馬
馬名 | 性齢 | 斤量 | 想定騎手 | 調教師 |
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アビエルト | 牡3 | 56.0 | 森秀行 | |
ギルデッドミラー | 牝3 | 54.0 | 岩田望 | 松永幹 |
グランレイ | 牡3 | 56.0 | 太宰啓 | 池添学 |
(外)コウエイバクシン | 牡3 | 56.0 | 森秀行 | |
(外)サイモンハロルド | 牡3 | 56.0 | 森秀行 | |
ジュンライトボルト | 牡3 | 56.0 | 藤井勘 | 友道康 |
タイセイビジョン | 牡3 | 56.0 | 石橋脩 | 西村真 |
チュウワノキセキ | 牡3 | 56.0 | 浜中俊 | 大久保 |
デュードヴァン | 牡3 | 56.0 | 三浦皇 | 加藤征 |
(外)トリプルエース | 牡3 | 56.0 | 川田将 | 斉藤崇 |
ノルカソルカ | 牡3 | 56.0 | 幸英明 | 藤岡健 |
プリンスリターン | 牡3 | 56.0 | 原田和 | 加用正 |
ボンオムトゥック | 牝3 | 54.0 | 藤岡佑 | 高橋亮 |
リインフォース | 牡3 | 56.0 | 石坂公 | |
ロードベイリーフ | 牡3 | 56.0 | 坂井瑠 | 森田直 |
ヴァルナ | 牡3 | 56.0 | 松若風 | 寺島良 |
アーリントンカップ2020予想オッズ
引用先:ネット競馬
アーリントンカップ2020注目馬評価
タイセイビジョン
生年月日 | 2017年02月26日 (牡3歳) |
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調教師 | 西村 真幸(栗東) |
馬主 | 田中 成奉 |
生産者 | ノーザンファーム |
中央獲得賞金 | 8586万2000円 |
通算成績 | 4戦2勝[2-2-0-0] |
主な勝鞍 | 19’京王杯2歳ステークス |
兄弟馬 | ノストラダムス・ソナトリーチェ |
系統 | Northern Dancer系 |
前走朝日杯FSは、単勝2番人気で2着。ハイペースを後方で待機しながら4角8番手で差す競馬。上がり3F3位で勝ち馬サリオスからコンマ4秒差は善戦した内容でした。
朝日杯FS後は、4ヶ月の長期休養後にアーリントンCから始動。
休養明け後の馬体は、しっかりとリフレッシュ出来、また馬体重も成長分として増ということ。当日は、一回り大きくなった状態でのレースになりそうです。
2走前京王杯2歳Sは、好位中団に構える競馬。函館2歳Sで出遅れでの競馬だったことを考えれば、スタートも良くなってきており、スタートしてからスッと下げれたように気性面も◎。
最後は、1:20.8のレコードで優勝ですから、スピードもスタミナも世代ではトップクラスだと思います。
今回、デビュー戦以来の石橋騎手が騎乗予定で、デビュー勝ちの騎手でのアーリントンC。期待したいですね。
ギルデッドミラー
生年月日 | 2017年02月19日 (牝3歳) |
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調教師 | 松永 幹夫(栗東) |
馬主 | 有限会社 シルクレーシング |
生産者 | ノーザンファーム |
中央獲得賞金 | 2258万7000円 |
通算成績 | 5戦2勝[2-1-1-1] |
主な勝鞍 | 20’サラ3歳500万 |
兄弟馬 | ミラアイトーン |
系統 | サンデーサイレンス系 |
半兄ミラアイトーンの活躍で半弟は、セレクトセールで4億7000万円の値がつくほど良血馬としての評価が上がっている中、ギルデッドミラーの新馬戦もなかなかの内容で。
稍重中京マイルを上がり3F33.9で優勝は並の馬では出来ない競馬。続く2戦目サフラン賞は、マルターズディオアサら先行勢が有利な展開の中、上がり3F2位で3着。展開が不向きの中での3着は善戦した内容でした。
今年に入って自己条件こぶし賞2着。前走500万下で朝日杯3着グランレイを押さえて優勝と、ひとつひとつ階段を登るように確実にオープンへ。
スローペース以外で優勝出来た前走500万のレース内容を見る限り、世代間でのレースならマイルまでは持つ形も、実際には1400mまでが適性距離かなと。
ただ、現状の感じでは、マイルは十分にこなせると思いますので、期待したい1頭ですね。
プリンスリターン
生年月日 | 2017年04月05日 (牡3歳) |
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調教師 | 加用 正(栗東) |
馬主 | 有限会社 コスモヴューファーム |
生産者 | 中館牧場 |
中央獲得賞金 | 5311万0000円 |
通算成績 | 6戦2勝[2-1-1-2] |
主な勝鞍 | 19’ききょうステークス |
兄弟馬 | ケイティクラウン |
系統 | Roberto系 |
前走シンザン記念は単勝5番人気で2着に好走。ミドルペースを2番手で先行しながら、最後は上がり3F35.6の2位を出せたのは、マイル適正が十分な証。
新馬戦は芝1200mから始まった距離でしたが、朝日杯FS5着にシンザン記念2着という結果。さらにスローペースからハイペースまで好走をしていますから展開は不問ということが言え、シンザン記念で勝ったサンクテュエールよりも安定性の部分で言えば、上位だと思います。
今回は、好走歴のある阪神芝1600m。上位を抑えての優勝も十分にあると思います。