ダービー卿チャレンジトロフィー2020の予想や過去データを紹介します。(2020年4月4日中山競馬第52回ダービー卿チャレンジトロフィーG3/4歳以上オープンハンデ/芝1600m)
予想の入り方としては、過去10年の単勝1番人気が[1-2-0-7]と苦戦している結果に加え、展開予測の中でスムーズな競馬が出来にくい枠順に入ったと予測するプリモシーン。
また、速くてもミドルペース以内を想定していますので、内枠先行馬の穴馬を狙いつつ、手広く印を打った形です。
単純に力の違いでプリモシーンが連対以上の可能性も十分にありますが、ハンデG3戦。少し色気を出した予想になっています。
目次
ダービー卿チャレンジトロフィー2020予想オッズ
引用先:ネット競馬
ダービー卿チャレンジトロフィー2020枠順
枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 調教師 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | ナインテイルズ | 牡9 | 54.0 | 野中悠 | [栗]長谷川 |
1 | 2 | ストーミーシー | 牡7 | 56.5 | 横山武 | [美]斎藤誠 |
2 | 3 | (外)ジャンダルム | 牡5 | 56.0 | 藤井勘 | [栗]池江泰 |
2 | 4 | クルーガー | 牡8 | 57.0 | 石橋脩 | [栗]高野友 |
3 | 5 | ボンセルヴィーソ | 牡6 | 54.0 | 木幡巧 | [栗]池添学 |
3 | 6 | レイエンダ | 牡5 | 57.0 | 丸山元 | [美]藤沢和 |
4 | 7 | プリモシーン | 牝5 | 56.0 | Mデム | [美]木村哲 |
4 | 8 | トーラスジェミニ | 牡4 | 54.0 | 木幡育 | [美]小桧山 |
5 | 9 | ブラックムーン | 牡8 | 57.0 | 吉田豊 | [栗]西浦勝 |
5 | 10 | ムーンクエイク | セ7 | 56.0 | 北村宏 | [美]藤沢和 |
6 | 11 | ケイアイノーテック | 牡5 | 57.0 | 津村明 | [栗]平田修 |
6 | 12 | ペプチドバンブー | 牡5 | 54.0 | 松田大 | [栗]武英智 |
7 | 13 | エメラルファイト | 牡4 | 56.0 | 石川裕 | [美]相沢郁 |
7 | 14 | ドーヴァー | 牡7 | 56.0 | 田辺裕 | [美]伊藤圭 |
8 | 15 | カツジ | 牡5 | 56.0 | 松山弘 | [栗]池添兼 |
8 | 16 | マイスタイル | 牡6 | 57.5 | 横山典 | [栗]昆貢 |
展開のポイント
近5年は、スローペースであってもハイペースであっても脚質傾向に共通する点が無く、非常に難しいレースというのが伺えます。
特にスローペースになれば、先行有利な脚質傾向になりがちですが、ダービー卿CTは差しも十分に決まっている。かと思えば、ハイペースでも先行勢が好走するといった形です。
基本的には、中団から差す競馬、もしくは抜け出す競馬が全体的に占めており、今年も4角7番手以内の先行~差し馬を狙って見ようと思います。
脚質の並びからして速くてミドルペースまで。スローペースもあるような脚質の並び。逃げるのはトーラスジェミニ。前走幕張Sで逃げて好走をしていますのでここはハナに。
今回、内枠に先行勢、外枠に先行勢と両極端に分かれたことで、中枠差し馬には厳しい展開になるかなと。
最後の直線で外に膨らむはずの隊列が両極端の先行勢のおかげで、インで脚をためて馬場の真ん中を狙っているような差し馬には前が開かず、さらに大外に出せば、それも不利になりますので中枠は不利。
プリモシーンが差す競馬を選択すれば、苦戦を強いられる結果になりそうで。それでも実績上位ですから自力でなんとかしそうですが、ここは単穴評価まで。
ダービー卿チャレンジトロフィー2020予想
この1週間の間に、個人的な各馬の評価が二転三転となり、難しい予想だなと思っていた中、前走約1年ぶりの実践だったカツジの東風Sの内容が上々、さらに実績面では上位のマイスタイルに狙いを付けていましたが、揃って大外枠に。
こうなると、もう頭の中がわやくちゃになるのですが、そこは競馬バカにとっては嬉しい誤算。これで穴馬を狙える手はずは揃ったかなと。
◎本命:複勝
トーラスジェミニ
前走幕張ステークスは、逃げてハイペースを演出。タイム1:33.3は上々の内容で、特にゴール前の坂道を上がってからも伸びていた脚は、前走から距離短縮した分が効いたかなと。
騎手のコメントからも「息の入りやすいコース形態に距離短縮も重なって脚を残すことが出来たと」いうようにマイルはベスト距離。
今回、枠順から見ても単騎逃げは濃厚で、前走よりペースを落とせそうなメンバーの脚質の並びはプラス。仮にスローペースに落とせば上がり3F34秒前半~中盤で行ければ、前走同様の結果になりやすいかなと。
昇級初戦に重賞初挑戦。一気のレベルが上がる中、展開を考えれば、このトーラスジェミニが一番面白いかなと考えています。
◯対抗
ストーミーシー
前走東風Sは、ハイペースを4角4番手で通過。最後の直線は、力強く走りきり1着。
これまでかなりズブい面が全面に出されていたことで、後方からの競馬が多かったのですが、東風Sは、好スタートから先行に行く競馬。
個人的には、これだけズブい馬をしっかりと先行させた横山武騎手とは相性が良いのか本当に上手い騎乗で。
スピードが速くなる3角からはさすがにズブさを見せるも、そこもしっかりと追っつけて前から離されない競馬で直線へ。
後続馬の脚が鈍る中、しっかりと直線でも走れたようにパワーの要る馬場は得意で、それでいて最後までバテなかった内容もプラス。
今回も内枠に入ったことで、先行策を取ると思いますが、前走以上にペースが落ち着くため、最後の上りもそこまでキツくない競馬になるかなと。
展開面で有利になる今回は狙い目十分だと思います。
◎トーラスジェミニ
◯ストーミーシー
▲プリモシーン
△ジャンダルム
△ボンセルヴィーソ
×ケイアイノーテック
×ペプチドバンブー
×ブラックムーン
×ムーンクエイク
馬連◎◯=◎◯▲△△××××15点
[common_content id=”11241″]ダービー卿チャレンジトロフィー2020過去データ
特に重要なデータを紹介します。
- 単勝10番人気以下[0-1-0-26]
- 単勝30倍以上[0-0-0-59]
- 7歳以上[0-1-0-35]
- 斤量56.5[0-0-0-5]
- 斤量58.0以上[0-1-0-8]
- 前走6着~9着[0-2-0-31]
- 前走オープン勝ちからの臨戦[0-1-0-10]
- 前走2000m以上[0-0-1-12]
- 前走2秒以上負け[0-0-2-6]
- 連対馬18頭に芝1600mで優勝経験