エルフィンステークス2020の予想を紹介します。(2020年2月8日京都競馬3歳オープン芝1600m)
人気上位は、前走新馬戦で強い勝ち方をした2頭。ファーストフォリオとデアリングタクト。個人的には調子を上げて来ている松山騎手が川田騎手を食ってしまうのかどうかという部分にも注目しているレース。
3歳牝馬限定で、この時期の1着賞金2000万を加算しておきたい陣営は数多く、ここで優勝出来れば桜花賞へ直行しやすくなりますし、その後のローテーションも余裕を持って組み立てやすいというメリットがあります。
そういった点から考えても、面白いレースになるのは間違いないかなと。陣営の思惑を見抜く作業が面白いなと。
エルフィンSの過去10年、単勝1番人気が[3-4-1-2]と好走しており、単勝2番人気も[4-1-2-3]とこちらも好走。単勝10番人気以下[1-0-0-25]という成績からも人気上位で決まりやすいレースということが伺えます。
このことから今年も上位人気馬から予想に入り馬券を組み立てていきます。
目次
エルフィンステークス2020予想オッズ

引用先:ネット競馬
エルフィンステークス2020枠順
枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 調教師 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | ウインマイティー | 牝3 | 54.0 | Aシュ | [栗]五十嵐 |
2 | 2 | ライティア | 牝3 | 54.0 | 武豊 | [栗]石坂正 |
3 | 3 | ホープホワイト | 牝3 | 54.0 | 松田大 | [美]武井亮 |
4 | 4 | リネンファッション | 牝3 | 54.0 | 秋山真 | [栗]坂口智 |
5 | 5 | ラヴォアドゥース | 牝3 | 54.0 | 坂井瑠 | [栗]渡辺薫 |
5 | 6 | メタモルフォーゼ | 牝3 | 54.0 | 藤岡康 | [栗]渡辺薫 |
6 | 7 | スマートリアン | 牝3 | 54.0 | 幸英明 | [栗]石橋守 |
6 | 8 | デアリングタクト | 牝3 | 54.0 | 松山弘 | [栗]杉山晴 |
7 | 9 | ヴィースバーデン | 牝3 | 54.0 | 和田竜 | [栗]角居勝 |
7 | 10 | ファーストフォリオ | 牝3 | 54.0 | 川田将 | [栗]須貝尚 |
8 | 11 | エーポス | 牝3 | 54.0 | 池添謙 | [栗]北出成 |
8 | 12 | グリンデルヴァルト | 牝3 | 54.0 | Sフォ | [栗]坂口智 |
展開予測
頭数の割に先行馬が揃った形も、強力な逃げ馬不在ですからそこまで速くならないかなと。
スタート次第で逃げるならスマーリアン。前走白梅賞はスローペースに落として1:36:3秒はまずまずのタイムですから、たぶん逃げるのはこの馬。
そうなると隊列はやや縦長の展開になり、好位外目で折り合いをつけたい上位人気馬の2頭ファーストフォリオとデアリングタクトが同じような位置取りで先行集団に加わり、それを見るようにヴィースバーデンが追走する形。
最後は決めての勝負となるだけに各馬の切れ味次第で着順が変わる。そんなイメージを持っています。
エルフィンステークス2020予想
過去3年のレース映像を見るだけでも1着馬になった2頭はすべて外差し。2017年の3着も差しと笑けてくるくらいの外差しで、馬場の真ん中やや外目を上がって来ての好走。
これはペースに関係ないというのがポイントで京都外回り1600mのコース形体にも深く関わっている結果。
逃げ先行勢は必ずと言って良いほど横にバラけることがないままゴールを目指す隊列で追い比べをするため、前が渋滞してしまい、脚を余らすのとは逆に余分に脚を使ってしまう競馬になりがちで。
ようは、残り300m付近から渋滞が始まり、緩和するころには前がバテだしまた渋滞が始まるといった競馬がおこるためだと考えています。
そんな時に馬場の良いところを走って来れますから、普段なら届かない位置取りからでも十分に差してくる。そんな競馬をここ3年間、繰り返しています。
ねっ、展開というか、競馬って面白いでしょ?展開考えるだけでニヤニヤしてしまいますからね。
これで的中出来ればもっと面白いんですけどね(大笑)
ということで、今回も例年通りの差し馬をここはひとつ狙って行こうと思います。
◎本命:複勝
ヴィースバーデン
デビューから3戦すべてが牡馬混合のレース。それでいて負けてもコンマ7秒以内にまとめており、着順ほど内容は負けていないかなと。
デビューから2戦は1800mを使い、前走千両賞はマイル。レース内容を見る限り、マイルが一番合っているような走りで姉シグナライズを見てもマイルまでがベストかなと。
千両賞はスタートこそ合わなかったもののスッと下げて好位後方からの競馬。速くなる3コーナーからもしっかりとついて行き、4角から直線へは抜群の手応。
それでも直線は伸びあぐねたあたりは、久々の分と牡馬とのレース。また極端に荒れた馬場に坂道がこたえた内容だったかなと。
最後までしっかりと伸びようとしていたあたりを見る限り、京都平坦コースなら弾けることは可能かなと。
今回も和田騎手が騎乗ということで個人的にも好きな騎手ですから期待出来ると思いますし、上位2頭に割って入るならヴィースバーデンかなと考えています。
◎ヴィースバーデン
◯ファーストフォリオ
▲デアリングタクト
△ウインマイティー
×スマートリアン
×メタモルフォーゼ
馬連◎=◯▲△3点
ワイド◎=××2点