府中牝馬ステークス 2019 出走予定馬や騎手！注目馬考察/実績馬VS本格化の構図

府中牝馬ステークス2019の出走予定馬や騎手・予想オッズを中心に府中牝馬ステークスに出走予定馬の注目馬考察なども紹介していきます。（2019年10月14日（月）/東京競馬場/第67回アイルランドトロフィー府中牝馬ステークス/芝1,800mG2)

ラッキーライラックを筆頭にサラキアやクロコスミア、ソウルスターリングにエイシンティンクルなどが出走予定。

今年は、馬場状態が不安定の中での競馬になりそうですから予想の入り方も変える必要が出てきそうですね。

秋華賞は、馬場状態を加味しての単勝２点予想で的中。１着２着を独占した形でしたから、この勢いで府中牝馬ステークスも的中させたいですね。

府中牝馬ステークス２０１９の最終予想はこちらで公開しています。

府中牝馬ステークス２０１９予想！馬場状態不安定なら息の長い脚が使える６歳が狙い目

府中牝馬ステークス2019枠順

引用先：ネット競馬

府中牝馬ステークス2019予想オッズ

引用先：ネット競馬

府中牝馬ステークス2019出走予定注目馬考察

ラッキーライラック牝4歳

調教師/松永幹夫(栗東)
馬主/有限会社 サンデーレーシング
生産者/産地ノーザンファーム/安平町
中央獲得賞金2億7775万7000円
通算成績10戦4勝[4-2-1-3]主な勝鞍17’阪神ジュベナイルＦ
東京コース[1-0-1-1]左回り[2-0-1-1]父オルフェーヴル
母ライラックスアンドレース

前走ヴィクトリアマイルは単勝1番人気に支持されるもコンマ1秒差の４着。1着ノームコアがレコードでしたから内容は悪くなかったですね。

個人的に気になっているのは、2走前阪神牝馬ステークス8着のレース。阪神[2-1-0-0]だった状況からの阪神牝馬Sでしたから、たとえコンマ2秒差でも「？」というのがあります。

石橋騎手のコメントには「フワッとゲートを出てしまってあの位置取りからの競馬になってしまった。馬には悪いことをした」とあるように「脚質」の問題であの結果になったというのが理由。

オークス以降の4戦は、上がり3F4以下。同世代同士であれば、切れる脚を持っていましたが、古馬混合になると「切れる脚が出せない状態になりやすい」ということが言えるのかなと。

府中牝馬ステークスは、上がり勝負になりやすいレース。秋初戦を勝つには中枠を引き当て、スタートを決める必要がある。そんな条件付きのレースになるかなと考えています。

クロコスミア牝6歳

調教師/西浦 勝一(栗東)
馬主/大塚 亮一
生産者/産地小島牧場/浦河町
中央獲得賞金2億7799万6000円
通算成績30戦5勝[5-3-4-18]主な勝鞍17’アイルランド府中牝馬
東京コース[2-0-2-1]父ステイゴールド
母デヴェロッペ

東京巧者でも完全に非根幹距離が得意で、2017年府中牝馬Sを始め、エリザベス女王杯連続2着。

非根幹距離の代名詞である「逃げ」で結果を出してきた馬ですから、6歳になった今回でも狙い目は十分かなと。

今年に入って大きく負けたのは前走札幌記念。それでもコンマ9秒以内ですから牡馬混合でのG2戦、上々だったと思います。

今回は昨年と同様のローテーションですから、府中牝馬ステークスを叩いてエリザベス女王杯でメイチの仕上げ。そんな青写真も描けてしまいます。

ただ、今年は少頭数で、クロコスミアより強そうなのが2頭ほどかな？と考えていますので、いきなりから3着以内に入って来てもおかしくないかなと。そう評価したいですね。

サラス

調教師/西村 真幸(栗東)
馬主/吉田 照哉
生産者/産地社台ファーム/千歳市
中央獲得賞金8095万7000円
通算成績12戦4勝[4-1-3-4]主な勝鞍19’マーメイドステークス
東京コース[初出走]左回り[1-0-0-0]父オルフェーヴル
母ララア

前走19’マーメイドステークスで初重賞制覇と勢いに乗って来そうなサラア。

1800m～2200mならきっちりと上がり3Fを使える馬で、その切れ味はG１級。ただし、2200m以上になると、パタッと止まってしまうレースが多く、中距離が適正距離なのは疑いようがない結果。

今回、東京コースが初出走になりますが、東京コースのような広い馬場でこそ、この馬本来の競馬が出来るかなと。トビの大きい馬ですからそのあたりは合致するはず。

前走は斤量51キロの恩恵がありましたので、別定戦となる府中牝馬ステークスでどういった走りが出来るか？ここに注目ですね。

レッドランディーニ牝4歳

調教師/石坂 正(栗東)
馬主/株式会社 東京ホースレーシング
生産者/産地ノーザンファーム/安平町
中央獲得賞金6317万0000円
通算成績14戦3勝[3-2-3-6]主な勝鞍19’御室特別
東京コース[0-1-0-0]父ディープインパクト
母レッドメデューサ

前走マーメイドSは飛び級での挑戦で2着と好走。個人的には穴馬として印はしていましたが、内回りコースで2着ですから少々驚きましたね。

好走条件としては、阪神、京都の外回りコースで走っていましたし、小倉のような小回りコースは苦手ですから、阪神内回りコースで走ったのは、馬自体が本格化したのかなと。

スローペース～ハイペースまでオールマイティーで上がりが出せる脚は脅威的ですが展開待ちの部分もありましたので前走は価値ある2着。

今回は斤量51キロ⇒？となり、前走よりメンバーが格上になりますので、1800m[1-1-2-2]と距離は得意ですがここは印が打てても連下までかなと。

期待はしたいですけどね。

ゴージャスランチ

調教師/鹿戸 雄一(美浦)
馬主/吉田 千津
生産者/産地社台ファーム/千歳市
中央獲得賞金8780万6000円
通算成績15戦4勝[4-3-4-4]主な勝鞍19’日本海ステークス
東京コース[1-1-1-1]父マンハッタンカフェ
母シーキングマイラブ

幾度となく稼がしてくれたゴージャスランチ。そんなゴージャスランチも満を持してオープンクラスへ。

昨年の秋華賞までは、オープンに上がるのに時間はそこまでかからないだろうと思っていましたが、結局6戦を消化。

基本的に長距離血統ですから2000m以上が適正距離だと考えています。脚質も逃げで蛯名騎手が合っていそうかなと。

前走日本海Sは、超スローペス。あれだけのスローペスなら逃げて上がり3F2位は納得。前走のような逃げがここでも通用するのであれば、3着以内に来てもおかしくないですが、東京1800mを逃げ切るには展開の助けが必要です。そのあたりでしょうか。

個人的には11月のステイヤーズSに出てこれば、面白いと思うんですけどね。

全体的な評価

ラッキーライラック1頭が抜けた形に以下9頭が混戦という感じに見えますね。

個人的には、エイシンティンクルとジョディーが面白いかなと。

この2頭に関しては、のちほど評価を紹介します。