羽田盃2020の予想や過去データ傾向を紹介します。(2020年4月29日大井競馬第65回羽田盃3歳オープンS1/ダート1800m)
今年は、昨年のような力関係がはっきりとしたメンバーとは違い、何が来てもおかしくない混戦模様で、個人的にはかなり難解なレースです。
そんな難解なメンバーの中でも、前走雲取賞で3馬身半差をつけて優勝したゴールドホイヤーに京浜盃1着ブラブール。さらに2歳最優秀牡馬ヴァケーションなどが中心になるでしょうか。
過去データ的には、コバルトウィング、ファンシーアップ、ティーズダンクが該当しており、これら3頭は、前走京浜盃組の2着3着4着。
この3頭がデータ推奨馬になったことにより、ただでさえ整理がついていない私の脳内が完全に崩壊。1週回ってわけわからん状態ですが、展開面などを考慮して予想を組み立てています。
羽田盃2020枠順
枠番 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | アジュバント | 牡3 | 56 | 本田正重 |
2 | 2 | ブラヴール | 牡3 | 56 | 本橋孝太 |
3 | 3 | ドイテー | 牡3 | 56 | 繁田健一 |
4 | 4 | ヴァケーション | 牡3 | 56 | 御神本訓史 |
5 | 5 | コバルトウィング | 牡3 | 56 | 矢野貴之 |
6 | 6 | モンゲートラオ | 牡3 | 56 | 的場文男 |
6 | 7 | ゴールドホイヤー | 牡3 | 56 | 山崎誠士 |
7 | 8 | グリーンロード | 牡3 | 56 | 森泰斗 |
7 | 9 | ファルコンウィング | 牡3 | 56 | 左海誠二 |
8 | 10 | ファンシーアップ | 牡3 | 56 | 真島大輔 |
8 | 11 | ティーズダンク | 牡3 | 56 | 笹川翼 |
展開予測
逃げて味のあるファルコンウィングと、逃げても番手追走でも競馬が出来るグリーンロードが同7枠を引いたことで、ハナ争いはこの2頭かなと。
この2頭共にスタートからのテンの速さがそこまであるわけでもないので、押して押してのスタートになりやすいですから、前半はそこまで速く無い競馬を想定。速くてもミドルペース以内。
先行勢には、ドイテー、ヴァケーション、ファンシーアップがつけ、好位中団には、コバルトウィングモンゲートラオ、ゴールドホイヤー。
中団よりやや後ろにティーズダンク、 ブラヴール、アジュバントあたりが構える形。
展開は、ファルコンウィング、グリーンロードが気持ちよく前を行きながら縦長の展開。ペースが速くなる3角手前から後続馬を引き寄せ最後の直線へ。
ファルコンウィングが後続馬を懸命に引き離す中、グリーンロードも併せに行き、先行勢からヴァケーション、ファンシーアップ、そしてゴールドホイヤーが前との差を必死に詰め寄る中、エンジンのかかりが遅い2頭、コバルトウィング、ブラヴールが大外から差す競馬。
羽田盃2020予想
心の本命は、ファルコンウィングですが、前走を使ったことで上がり目があるのかと言えば、胸を張って推せないのが本音も、あえて言うなら、スタートさえ五分で前走より楽な単騎逃げが出来るならといったところ。これはこれで、こそっと少額でも単勝を買っておこうかなと。
ミドルペース以内を想定していますので、前も後ろも同じ上がりになるなら、前走内容を高く評価しての本命ということで、
◎本命:複勝
ゴールドホイヤー
前走雲取賞を3馬身半差で優勝。初重賞挑戦で1着もなかなかのものですが、レース内容がそれ以上のもので。
ゆったりとしたペースを6番手で追走。3角手前から捲くって4角には2番手に。そこから逃げるファルコンウィングを残り150mほどで捕えると、あとは差を広げる競馬。最後は流す余裕も見られた競馬でした。
タイム1:56.1は、昨年のミューチャリーが2着で出した1:56.2を上回る走りで、さらにミューチャリーが重馬場に対して、ゴールドホイヤーが良馬場でのタイムだったことを考えれば、さらにその評価は高くなる形に。
確かに多頭数のレースを経験していないゴールドホイヤーが大外を引当て、終始楽に競馬ができたといった有利た、ペースが落ち着いたことが勝因にもなりますが、
自分から動いて抜け出し、後続馬を引き離した競馬は、羽田盃の人気上位馬が差しに偏っていることを考えれば、ここでは頭1つ抜けた存在かなと。
また、大井外回りコースで結果を出したこと、さらにファルコンウィング、グリーンロードが隣枠から前に行く分、横2列目の外を走れる余裕ができそうなのもプラス。
雲取賞は、上がり3F38.3を出していますので、ミドルペースまでなら、後ろと同じ脚色で走れるのもプラス。
期待出来る1頭だと思います。
◎ゴールドホイヤー
◯ファルコンウィング
▲コバルトウィング
△グリーンロード
×ティーズダンク
馬連◎◯=◎◯▲△×7点
羽田盃2020過去データ傾向
- 単勝1番人気[6-2-0-2]
- 単勝2番人気[3-2-1-4]
- 単勝3番人気[0-4-2-4]
- 単勝1番人気~3番人気[9-8-3-10]3着内率66.7%
- 近6年は単勝1番人気が連対中
- 単勝7番人気以下[1-1-3-77]3着内率6.1%
- 連対馬20頭中15頭に南関重賞連対以上の実績
- 連対馬18頭が前走5着以内
- 逃げ先行馬が有利
- 船橋10連対、大井9連対と、この2つが中心
- 前走1500m~1700mが優秀で1200m~1400mは苦戦
- 全日本2歳優駿5着以内が優秀
- 京浜盃5着以内が優秀
- 前走単勝8番人気以下[0-0-1-38]
過去データ傾向の中で特に重要な項目が、
- 全日本2歳優駿5着以内が優秀
- 京浜盃5着以内が優秀
- ニューイヤーカップ3着以内
この3つが重要なステップレースになります。
昨年の優勝馬ミューチャリーが、前走雲取賞2着から羽田盃を優勝していますので、ゴールドホイヤーは一応の該当馬になります。
ブラヴール
ヴァケーション
グリーンロード
ファルコンウィング
コバルトウィング
ファンシーアップ
ティーズダンク
ゴールドホイヤー
以上の8頭が3つの重要なレースに該当する馬で、ここからさらに本命候補を過去データから割り出すと、以下の3頭になります。
- コバルトウィング
- ファンシーアップ
- ティーズダンク
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