阪急杯2020の消去法データ推奨馬や予想を紹介します。(2020年3月1日阪神競馬第64回阪急杯4歳以上オープンG3/芝1400m)
過去10年の3連単がすべて万馬券決着になるなど荒れやすいレース。特に単勝7番人気~単勝12番人気で[3-1-4-52]と穴を開けており、このラインは要チェックが必要かなと。
ただし、単勝50倍以上[0-0-2-57]と馬券になりくいのも覚えておきたいところです。
今年の人気中心は京都金杯2着ダイアトニックに阪神カップ2着フィアーノロマーノ。そしてステルヴィオ。
前者2頭は、1400m巧者ですから、過去データ傾向を駆使して、安定のある軸馬になるのかどうか?確かめていきたいと思います。
そしてステルヴィオ。初の芝1400mが消去法データで該当馬になるのかどうか?このあたりも調べていきます。
阪急杯2020出走予定馬
馬名 | 性齢 | 毛色 | 斤量 | 騎手 | 調教師 |
---|---|---|---|---|---|
アンヴァル | 牝5 | 鹿 | 54.0 | 藤岡康 | 藤岡健 |
エスターテ | 牝5 | 鹿 | 54.0 | 伊藤伸 | |
クリノガウディー | 牡4 | 栗 | 56.0 | 藤沢則 | |
サフランハート | 牡7 | 鹿 | 56.0 | 幸英明 | 北出成 |
ジョイフル | 牡6 | 鹿 | 56.0 | 川又賢 | 吉村圭 |
ステルヴィオ | 牡5 | 鹿 | 57.0 | 丸山元 | 木村哲 |
ストーミーシー | 牡7 | 栗 | 56.0 | 松若風 | 斎藤誠 |
スマートオーディン | 牡7 | 黒鹿 | 56.0 | 秋山真 | 池江泰 |
ダイアトニック | 牡5 | 鹿 | 57.0 | 北村友 | 安田隆 |
ティーハーフ | 牡10 | 栗 | 56.0 | 西浦勝 | |
ディープダイバー | 牡4 | 黒鹿 | 56.0 | 酒井学 | 大久保 |
ニシノラッシュ | 牡8 | 鹿 | 56.0 | 宮本博 | |
ハッピーアワー | 牡4 | 鹿 | 56.0 | 吉田隼 | 武幸四 |
(外)フィアーノロマーノ | 牡6 | 鹿 | 56.0 | 川田将 | 高野友 |
ベストアクター | セ6 | 芦 | 56.0 | 浜中俊 | 鹿戸雄 |
マイスタイル | 牡6 | 鹿 | 56.0 | 田中勝 | 昆貢 |
ライラックカラー | 牡5 | 黒鹿 | 56.0 | 木幡育 | 藤沢和 |
ラヴィングアンサー | 牡6 | 鹿 | 56.0 | 和田竜 | 石坂正 |
レインボーフラッグ | 牡7 | 鹿 | 56.0 | 小崎憲 | |
ロジクライ | 牡7 | 黒鹿 | 56.0 | 岩田康 | 須貝尚 |
阪急杯2020消去法データ
- 単勝10番人気以下[1-0-1-69]
- 単勝50倍以上[0-0-2-57]
- 馬体重520キロ以上[0-1-0-11]
- 7歳以上で前走10着以下[0-0-0-27]
- 前走1200m以下で単勝10番人気以下[0-0-0-14]
- 前走1600万クラス[0-0-0-12]
- 前走オープン特別6着以下[0-0-0-18]
- 前走中山・中京・小倉[0-0-0-15]
- 前走2秒以上負け[0-0-0-7]
該当馬
- エスターテ
- サフランハート
- ストーミーシー
- ティーハーフ
- ディープダイバー
- ニシノフラッシュ
- ハッピーアワー
- ラヴィングアンサー
- アンヴァル
- スマートオーディン
- ライラックカラー
- レインボーフラッグ
- ロジクライ
- フィアーノローマン
- ベストアクター
- ラヴィングアンサー
阪急杯2020消去法データ推奨馬
- クリノガウディー
- ジョイフル
- ステルヴィオ
- ダイアトニック
阪急杯好走データ
- 連対馬20頭中13頭が重賞勝ち
- 連対馬20頭中16頭が芝1400mで1勝以上
- 勝率、連対率では5歳馬が優勢
- 前走阪神Cが6勝と好走、次いで京都金杯組
- 前走4角7番手以下の差し~追い込み
予想
◎ダイアトニック
◯ステルヴィオ
▲クリノガウディー
△ジョイフル
×フィアーノロマーノ
×フィアーノロマーノに関しては、馬体重520キロ以上[0-1-0-11]で消去該当馬になりましたが、当日の馬体重が520キロ以下であれば、印が付く推奨馬になります。
阪急杯2020消去法データ推奨馬評価
ダイアトニック
- 生年月日/2015年05月12日 (牡5歳)
- 調教師/安田 隆行(栗東)
- 馬主/有限会社 シルクレーシング
- 生産者/酒井牧場
- 中央獲得賞金/1億7265万9000円
- 通算成績/13戦6勝[6-3-1-3]
- 主な勝鞍/19’毎日放送賞スワンS
- Mr. Prospector系
前走京都金杯は太め残りの馬体重プラス12キロで出走の中、単勝2番人気に支持され2着に好走。
その時の優勝馬サウンドキアラが次戦の京都牝馬Sで優勝したことにより、ダイアトニックが有力になるのは間違いなく、サウンドキアラが1600m→1400mへ距離短縮しても結果を出していますので、非根幹距離1400mが得意なダイアトニックなら、さらに人気が集中しそうです。
また、ダイアトニックが牡馬という点も好材料でしょうか。
京都芝1400mの成績が[5-0-0-0]と勝率100%と文句の無い結果。阪神芝1400mへの出走は初となりますが、開幕週の馬場状態の中でも、差し届きやすいのが阪急杯。
京都芝1400mで5勝したのはすべて外回りコースだったとしても、好走は可能だと思います。
ステルヴィオ
- 生年月日/2015年01月15日 (牡5歳)
- 調教師/木村 哲也(美浦)
- 馬主/有限会社 サンデーレーシング
- 生産者/ノーザンファーム
- 中央獲得賞金/2億9384万4000円
- 通算成績/12戦4勝[4-3-1-4]
- 主な勝鞍/18’マイルチャンピオンS
- Mr. Prospector系
クラシック戦線は距離の問題もあり、スプリングS優勝がゆいつの好走レースとなりましたが、古馬戦線に入ってからは、毎日王冠2着にマイルCSで初G1制覇と距離適性の高さと自力のあるところを見せてくれました。
昨年は、中山記念3着、大阪杯14着、安田記念8着とまずまずの成績も、安田記念が勝ち馬からコンマ4秒差だったことを考えれば、悲観するどころか、1600m~1800mに適正があることが再確認出来た年だったと思います。
今年の初戦が阪急杯からということで、芝1400mは初距離。それでも非根幹距離は得意ですし、マイラーとしての素質や地力は十分ですから、脚質的に見ても好走する可能性は十分にあるかなと。
阪急杯は、上がり勝負一辺倒では無いですが、展開さえ向けば、といった評価ですね。
クリノガウディー
- 生年月日/2016年03月17日 (牡4歳)
- 調教師/藤沢 則雄(栗東)
- 馬主/栗本 博晴
- 生産者/三輪牧場
- 中央獲得賞金/6754万9000円
- 通算成績/11戦1勝[1-2-1-7]
- 主な勝鞍/18’サラ2歳新馬
- Roberto系
先行抜け出しタイプで、上がりが切れる脚を持っていないですから、開幕週の馬場を味方に出来るかどうかは不安ですね。
また、前走東京新聞杯の走りを見る限り適正距離は、やはりマイルがベストかなと。
今回、芝1400mじたいが初距離となり、距離短縮で新たな走りに期待したいところも、現状は、厳しいかなと考えています。
また個人的には、前走でいきなりピークに持って来たような調教過程に見えましたので、ここは連下止まりの評価ですね。