菊水賞2020の予想や過去データ傾向を紹介します。(2020年4月16日園田競馬第52回菊水賞3歳/ダート1700m)
今年は例年以上にメンバーが揃い、園田ジュニアカップ優勝イチライジンを筆頭に、現在4連勝中の牝馬ステラモナーク。さらに園田ユースカップ2着ドバイキャンドルが出走します。
予想の入り方としては、過去5年の連対馬10頭中全頭が4角4番手以内を通過している逃げ・先行馬という点。まずはここからになりそうで、さらに1枠~6枠が好走しており、特に1枠2枠3枠は、実績や人気に関係無く、軽視は禁物かなと。
兵庫3冠の第1戦である菊水賞。牝馬も互角に渡り合っていますので、本当に楽しみな1戦です。
菊水賞2020枠順
枠番 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | コスモピオニール | 牡3 | 56 | 大柿一真 |
2 | 2 | グレイトボルケーノ | 牡3 | 56 | 長谷部駿弥 |
3 | 3 | ゼットシェーン | 牡3 | 56 | 笹田知宏 |
4 | 4 | エイシンダンシャク | 牡3 | 56 | 竹村達也 |
5 | 5 | マジカルフェイス | 牡3 | 56 | 田野豊三 |
5 | 6 | ステラモナーク | 牝3 | 54 | 下原理 |
6 | 7 | ドバイキャンドル | 牝3 | 54 | 松木大地 |
6 | 8 | ピスハンド | 牡3 | 56 | 大山真吾 |
7 | 9 | ディアタイザン | 牡3 | 56 | 杉浦健太 |
7 | 10 | イチライジン | 牡3 | 56 | 吉村智洋 |
8 | 11 | ガミラスジャクソン | 牡3 | 56 | 鴨宮祥行 |
8 | 12 | トライバルキング | 牡3 | 56 | 田中学 |
菊水賞2020予想
ハナを切りたいのがステラモナークで、ハナに行けるなら行きたいのがディアタイザンといったところ。
どちらかと言えば、先行馬が揃った形も、そこまで競るような脚質馬もいないため、速くてもミドルペース以内を想定。
3角手前から徐々にペースが速くなり、落ち着いたペースを嫌ってマクっていく馬も出てくる中、最後の直線に向く頃には、前優勢の競馬。
最終的に4角6番手以内が好走するイメージで、差す競馬は厳しい展開を予測しています。
ただし、ステラモナークとディアタイザンが必要以上にやり合うと、早々に脚が上がる可能性もあり、そのあたりを考慮すれば、3番手~5番手を追走出来る先行馬が無難かなと思いながらも。
◎本命:複勝
ステラモナーク
5枠を引いたことで、内枠馬の脚質が真っ先に気にりましたが、押して押して先行策に出る馬が見当たらず、そうなれば、スムーズにハナを取れるはず。
ディアタイザンの絡み方次第では、最後の最後で脚が上がってしまう恐れも、稍重での競馬ならスピードの違いでステラモナークがハナを主張。
最悪、控える競馬で園田プリンセスCを3着に好走していますので問題の無い形。
デビュー戦でイチライジンを2馬身差を付けて優勝している実績の中、イチライジンの距離不足や気性面が原因で度返しといったレースにも見れますが個人的には内容は上々だったと思います。
今回、初の1700m戦になりますが、前走内容や2走前の走りを見る限り、ぜんぜん走れる距離だと思いますし、この時期の距離適性は、能力でカバー出来る範囲。
血統背景も中距離は問題無い血統ですから、ここでも距離適性の部分がネックになるとは考えにくいですね。
これまでの実績もそうですが、今回の枠順は好枠ですから、ここでも逃げ切り。これを期待したいですね。
◎ステラモナーク
◯イチライジン
▲グレイトボルケーノ
△ピスハンド
×ディアタイザン
×コスモピオニール
馬連◎=◯▲△××5点
菊水賞2020過去データ傾向
4角4番手以内を通過した馬が連対を果たしており、これは人気に関わらずの結果ですから重要なデータになってきます。
さらに内枠~中枠が優勢で、逃げ・先行馬なら抑える必要は高くなってきます。
昨年こそ、前走園田ユース組がワンツーとなりましたが、基本的には3歳A特別または3歳AB特別が好走しており、そのレースで逃げて好走した馬は特に注意が必要。
今年で言えば ディアタイザンは最低でも抑えておいた方が良い過去データとなっています。
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