安田記念2021予想/勝ち馬の共通点から浮かび上がったのは5頭

安田記念2021予想/勝ち馬の共通点から浮かび上がったのは5頭と題して、過去10年のデータ分析を参考にしながら勝ち負け出来る1頭及び、2着3着候補、3着候補に分けて紹介しています。

安田記念1着2着候補の最低条件としては、芝1600mで1:32.5秒までの持ち時計があること。これが大前提になります。

本来であれば、1分32秒5～9秒の持ち時計なら勝ち負け出来る可能性はありますが、

今年は、古馬マイルGI完全制覇を成し遂げたグランアレグリアに2019年の優勝馬インディチャンプ。

さらに今年のNHKマイルC覇者シュネルマイスター、昨年のNHKマイルC優勝馬ラウダシオンなど、

全体的にレベルの高いメンバー構成となりましたので、条件を引き上げています。

上記画像は、2018年のモズアスコット以外の1着馬9頭になります。

モズアスコットの前走はOP特別勝ち。今年は前走OP特別組が不在のため、含まないものとしています。

安田記念2021予想オッズ

安田記念1着2着馬の共通条件

1. 前走重賞で単勝1番～4番人気で単勝10.7倍以内
2. 前走馬体重470kg～524kg
3. 前走9着以内
4. 前走負け5秒以内
5. 新馬戦で2着以内
6. 芝1400m以上重賞勝ちorG1で2着以上
7. 前走1200m1400m1600m
8. 当日単勝8番人気以内
9. 当日単勝36.9倍以内

サブ共通条件

• 上がり3F1位で4勝以上
• 5勝以上
• 近3走以内に重賞で3着以内
• G1で4着以内
• 東京芝コースで勝利経験

該当馬

• インディチャンプ(予想2番人気)
• グランアレグリア(予想1番人気)
• ケイデンスコール(予想5番人気)
• シュネルマイスター(予想4番人気)
• ラウダシオン(予想6番人気)

1週間前の登録馬時点から、1着2着候補として該当したのは上記の5頭です。(当サイト調べ)

この時点で、個人的には、この5頭の着順決めのようなレースになるかなと思ってしまいますね。

各馬前走データ

京王杯SC過去10年：ラウダシオン

前走京王杯スプリングカップ1着から優勝馬が出ておらず[0-1-1-10]。安田記念当日単勝1番人気[0-0-0-3]と苦戦していますので強いデータです。

前走京王杯SC1着だったラウダシオンは2着3着候補になります。

マイラーズC過去10年：ケイデンスコール

前走マイラーズカップの勝ち馬から安田記念の優勝馬は出ていませんし、連対馬も無し。

マイラーズカップ1着馬の安田記念当日単勝3番人気以内は[0-0-1-5]と苦戦していますので強いデータになります。

2019年の安田記念優勝馬インディチャンプも、2020年の連覇を狙ったレースの前走はマイラーズカップ1着。安田記念は3着でした。

マイラーズカップ1着だったケイデンスコールは3着候補になります。

NHKマイルC過去10年：シュネルマイスター

前走NHKマイルC組は[1-0-0-2]と勝ち星はありますが、出走機会数が乏しく、過去データ傾向から好走か否かを判断するのは難しいです。

3歳の安田記念出走も3頭のみですので、シュネルマイスターは、過去データ傾向からは『保留』。

ただ、NHKマイルCで出した1分31秒6は、別格のタイムですから、ここだけを切り取れば、勝ち負け出来る自力は持っていると思われます。

前走高松宮記念過去10年：インディチャンプ

まず、過去10年で安田記念3年連続出場はインディチャンプが初。また、安田記念はリピータ馬の活躍が目立つレースですが、3年連続3着以内があるかどうか？

ただ、鞍上は福永祐一騎手。先週の日本ダービーで、1954年から勝ちきれていなかった『乗り替わり騎手』で優勝しましたので、持っているかもしれません。

前走高松宮記念2着以内に勝ち星があり、3着以下は苦戦。また、着差も、勝ち負けコンマ0秒以上が2勝となっています。

さらに高松宮記念で単勝3番人気以下は[0-0-0-4]と苦戦しており、高松宮記念単勝3番人気で3着、負けコンマ1秒差のインディチャンプは、3着候補になります。

前走高松宮記念過去10年：グランアレグリア

過去10年で安田記念の連覇は無し。

これはインディチャンプ、モズアスコット、ロゴタイプ、モーリス、リアルインパクトらが5頭が挑戦しましたが2着が最高となっています。

前走高松宮記念で勝ち負けコンマ0秒以上が2勝と好走しており、単勝3番人気以内であれば[2-0-0-0]。この内1勝は昨年のグランアレグリアです。

出走機会数は少ないですが、ロードカナロアのような強い地力のある実績馬が該当していますので、グランアレグリアは、1着2着候補とします。

安田記念2021サブ共通点

過去10年1着馬全頭に共通するデータでは無いですが、あれば尚良いという『サブ共通点』を5つ挙げています。

上がり3F1位で3勝以上

グランアレグリア、インディチャンプ

4勝以上

グランアレグリア、インディチャンプ、ケイデンスコール、ラウダシオン

近3走以内に重賞で3着以内

グランアレグリア、インディチャンプ、ケイデンスコール、ラウダシオン、シュネルマイスター

G1で4着以内

グランアレグリア、インディチャンプ、ケイデンスコール、ラウダシオン、シュネルマイスター

東京芝コースで勝利経験

グランアレグリア、インディチャンプ、ラウダシオン、シュネルマイスター

全5項目をクリアしているのは、グランアレグリア、インディチャンプのみで、やはりこの2頭は別格でしょうか。

インディチャンプのみ、前走レースデータで3着候補にはしていますが、この結果から2着3着候補に格上げするべきでしょうね。

安田記念2021予想/勝ち馬の共通点推奨馬

1着2着候補

グランアレグリア(高松宮記念1着)

2着3着候補

インディチャンプ(高松宮記念3着)
ラウダシオン(京王杯SC1着)

3着候補

ケイデンスコール(マイラーズ1着)

保留

シュネルマイスター(NHKマイルC1着)

◎グランアレグリア
○インディチャンプ
▲シュネルマイスター
△ラウダシオン
×ケイデンスコール
馬連◎-○▲△×/4点

シュネルマイスターの▲単穴は、個人的に完全な『ひいき目』ですね。