かきつばた記念2020の予想や過去データ傾向を紹介します。(2020年5月4日名古屋競馬第22回かきつばた記念指定交流JpnII3オープンハンデ/ダート1400m)
過去10年の単勝1番人気が[4-4-1-1]と強い結果。特に近2年は前走黒船組が連続2着と好走しており、今年は、昨年のダート変更後に5戦4勝と覚醒。6戦目に初重賞制覇となる黒船賞を逃げ切ったラプタスが人気の中心。
さらに前走はOP特別吾妻小富士S3着だったアディラートや、地方組からは、前走東海桜花賞オープンを快勝したドリームドルチェ。
ハンデ戦となりますが、斤量58キロでも好走しているように、実績を評価された斤量馬もまた中心になってくるでしょうか。
また個人的には、斤量52キロで出走のラブカンプーなどが気になるところです。
かきつばた記念は完全に逃げ、先行馬が有利で、過去5年で4角通過1番手が4勝。今年もこの傾向がハマるのかどうかも合わせて予想に入って行きます。
かきつばた記念2020枠順
枠番 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | リアンヴェリテ | 牡6 | 57 | 佐藤友則 |
2 | 2 | ドリームドルチェ | 牡8 | 55 | 大畑雅章 |
3 | 3 | ラブカンプー | 牝5 | 52 | 菱田裕二 |
4 | 4 | ペイシャゲラン | 牝6 | 51 | 浅野皓大 |
5 | 5 | カレドヴルフ | 牡6 | 51 | 加藤聡一 |
5 | 6 | メモリージルバ | 牡11 | 51 | 友森翔太郎 |
6 | 7 | ラプタス | 騸4 | 57 | 幸英明 |
6 | 8 | ノボバカラ | 牡8 | 56 | 岡部誠 |
7 | 9 | サンデンバロン | 牡8 | 51 | 木之前葵 |
7 | 10 | アディラート | 牡6 | 56 | 川田将雅 |
8 | 11 | マイタイザン | 牡7 | 53 | 杉浦健太 |
8 | 12 | モズオラクル | 牡5 | 51 | 池田敏樹 |
かきつばた記念2020予想
「どの馬が逃げるのか?」という部分がすべてと言っても過言ではなく、JRA勢のすべてが逃げ先行馬ですから、ある程度のペースで流れても、地方組の出番はないかなと。
それくらいの差を感じてはいる中で、「絶対に逃げないと競馬にならない枠順に入った」と思えるのがリアンヴェリテ。
名古屋1400mというか、名古屋コースが全体的に1枠が不利で、リアンヴェリテの脚質的にも逃げる以外好走が出来ないと言っても大げさではないかなと。
ラプラスもアディラートも、番手で結果を出していますので、控える競馬は問題なく、スタートさえ五分ならそこまでハナに拘らないかなと。
そうなれば、リアンヴェリテがハナを叩き、ラプラスやアディラート、ラブカンプーなどが先団を形勢。あとは、どの馬が抜け出すのかといった着順決めのようなレースをイメージしています。
◎本命:複勝
リアンヴェリテ
少し間隔を開けたことで、調子がどの程度まで上がって来るのか?言って見れば栗東Sくらいまで調子が上がっていれば、前走から一気の距離短縮でも3着以内には残る競馬をするかなと。
逃げてピンかパーの競馬は多いですが、ダート1400mは、栗東Sで2着、ハイペースを演出してタイム1:22.9は好タイムの部類。
その後に一気に2連勝してオープンでも優勝と、その地力はここでも上位クラス。
近4走は、重賞の壁に憚れた結果となっていますが、今回は内枠を引いたことや、単騎逃げで行けそうなメンバー構成、さらにハイペースでも超ハイペースで主導権を握れば、そのまま押し切れる可能性も十分。
あとは、見込まれた斤量57キロがどうでるのか?それでもそのスピードに期待したい1頭ですね。
◎リアンヴェリテ
◯ラプタス
▲アディラート
△ラブカンプー
馬連◎=◯▲△3点
かきつばた記念2020過去データ傾向
- 4角1番手通過が4勝。その内逃げ馬が3勝
- 前走黒船賞、東京スプリトが中心
- 距離別は、東京スプリント以外の1200mは苦戦、1400mか1600mまでが狙い目
- 過去5年で4歳が4勝と強く、すべて4角3番手以内の逃げ先行馬
- 馬格が必要なレースで牝馬でも480キロ以上が目安