関東オークス2020の予想や過去データ傾向分析を紹介します。(2020年6月10日川崎競馬/第56回関東オークス【指定交流】JpnII3歳牝馬オープン/ダート2100m左回り)
過去10年、JRA組が15連対と活躍を見せる一方で、JRA組の3着以内独占は1回のみ。地方勢も3着以内に2頭入線した年もあり、地方所属馬も応戦している関東オークス。
また、JRA組で単勝1番人気が3着外になった年は3回あり、その内2回が3角3番手以内の先行馬だったと言うのが、個人的には興味深い過去データです。
今年は、前走UAEオークスで3着だったセランが人気を集めそうですが、セランも先行馬で、休養明け初戦ですから、ひと波乱あってもおかしくない見立て。
それでは、関東オークスの予想を紹介します。
関東オークス2020枠順
枠番 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | ミナミン | 牝3 | 54 | 水野翔 |
2 | 2 | ルイドフィーネ | 牝3 | 54 | 笹川翼 |
3 | 3 | ミリミリ | 牝3 | 54 | 藤本現暉 |
3 | 4 | バブルガムダンサー | 牝3 | 54 | 今野忠成 |
4 | 5 | コエミ | 牝3 | 54 | 的場文男 |
4 | 6 | ミステリーベルン | 牝3 | 54 | 町田直希 |
5 | 7 | レーヌブランシュ | 牝3 | 54 | 松山弘平 |
5 | 8 | ノラ | 牝3 | 54 | 福原杏 |
6 | 9 | セラン | 牝3 | 54 | 武豊 |
6 | 10 | アールクインダム | 牝3 | 54 | 三浦皇成 |
7 | 11 | アクアリーブル | 牝3 | 54 | 矢野貴之 |
7 | 12 | クリスティ | 牝3 | 54 | M.デムーロ |
8 | 13 | テーオーブルベリー | 牝3 | 54 | 森泰斗 |
8 | 14 | レイチェルウーズ | 牝3 | 54 | 本田正重 |
関東オークス2020予想
◎本命:複勝
アクアリーブル
例えば、セランがJRAの強い牡馬と対等にやりあって来た内容や、海外遠征で3着と結果を出したとしても、母子制覇と南関東牝馬3冠が懸かるアクアリーブルに期待したくて仕方が無い感じで。
東京プリンセス賞も桜花賞も、単勝3番人気で1着と評価以上の走りで2冠を達成。残るは関東オークスのみとなりましたが、
これまでの2戦は先行力を活かした競馬で、特に前走東京プリンセス賞は、逃げ先行馬が揃った1戦でも、しっかりと最後まで脚を出しており、
関東オークスでもその先行力が決めてになるかなと。
昨年の関東オークス3着トーセンガーネットの東京プリンセス賞が1:55:6。重馬場だったアクアリーブルは1:54.4と、馬場状態でのタイム誤差はありますが、それでも好タイムなのは確か。
今回は、7枠を引いたことで、中団か、やや後ろの外めを追走。そこから徐々に位置取りを上げて、最終コーナーでは5番手以内を想定。
人気馬中心に逃げ先行馬が多数いますので、前の脚が止まる可能性も高い。そうなれば、好位追走のアクアリーブルに出番が回って来る形。
父パイロという部分が少し気になりますが、昨年の優勝馬ラインカリーナもパイロ産駒ですから、なんとか距離は持ってくれるかなといった見解です。
母子制覇を狙う血統が覚醒するレースを見たいですね。
◎アクアリーブル
○クリスティ
▲セラン
△レーヌブランシュ
△アールクインダム
×テーオーブルベリー
×レイチェルウーズ
馬連◎=○▲△△×6点
馬連○=▲△△3点
関東オークス2020過去データ傾向分析
過去データ傾向を分析した中で、特に重要なデータを紹介します。
- JRAが15連対(栗東6・美浦9)と好走
- JRA組の連対馬20頭中13頭が単勝4番人気以内
- 地方組は、昨年3着ギンガセブンが単勝10番人気で3着に好走していますが、基本は単勝8番人気以内まで
- 単勝1番人気[4-2-1-3]単勝2番人気[3-1-3-3]単勝3番人気[1-1-2-6]と好走しており、軸は人気馬から。単勝5番人気以下[1-4-4-80]と軽視出来ない存在ですから、紐荒れにも要注目
- 前走は重賞か、JRAのオープン特別が優秀で、今年は伏竜ステークス組レーヌブランシュが該当
- 地方組の前走は、東京プリンセス賞組が優秀で、1着馬が出走してきた場合、1着1回、3着2回の成績。今年は、アクアリーブルが該当
- 連対馬20頭中全頭が、2週目4角5番手以内を通過しており、先行力はもとより、道中である程度のいち取りまで上げられる脚が必要になるレース