川崎記念2020の予想や過去データ傾向を紹介します。(2020年1月29日川崎競馬第69回 川崎記念4歳以上オープンJpn1/ダート2100m)
今年は、東京大賞典優勝馬オメガパフュームや2着ノンコノユメ、3着モジアナフレイバーが揃って不出走ということで、過去データ傾向を参考にする私にとっては少々痛いレース。
それでも名古屋GP優勝デルマルーヴルやオールスターカップ優勝オールブラッシュ、昨年の同レース優勝馬 ミツバや17年の優勝馬ケイティブレイブが出走することでメンバーが揃った形。
過去10年、単勝1番人気[7-3-0-0]とダントツの結果を残しており、逆に単勝6番人気以下は[0-0-2-62]と大苦戦の結果。
今年も単勝5番人気以内が優勢のようなレースになる可能性があり、予想の入り方もこのあたりからになりそうです。
それでは予想です。
川崎記念2020枠順
1-1 ケイティブレイブ/牡7森泰斗/栗東
2-2 ミツバ/牡8和田竜二/栗東
3-3 アナザートゥルース/セ6/大野拓弥/美浦
4-4 デルマルーヴル/牡4/O.マーフィー/美浦
5-5 キタノイットウセイ/牡10/竹村達也/笠松
5-6 コウエイワンマン/牡9/岡村健司/愛知
6-7 モズオトコマエ/牡6/吉原寛人/北海道
6-8 オールブラッシュ/牡8/今野忠成/大井
7-9 ヒカリオーソ/牡4山崎誠士/川崎
7-10 メイプルブラザー/牡6/松山弘平/栗東
8-11 ミューチャリー/牡4/御神本訓史/船橋
8-12 チュウワウィザード/牡5/川田将雅/栗東
展開予測
前走逃げて報知オールスターCを優勝したオールブラッシュが味をしめてハナに行くかなと。
番手追走には、ヒカリオーソがつけ、3番手以下の先行勢にケイティブレイブやアナザートゥルース、デルマルーヴルやミューチャリーが続く形。
そこから少し馬群が切れて中団よりやや後ろにチュウワウィザード。そして以下、地方勢の差し追い込みが続く形。
オールブラッシュが逃げてヒカリオーソが突く形ならミドルペース以内で競馬が進み、2周目の3角から7番手前後を追走していたチュウワウィザードが「スーッと」先団めがけて上がって行き、先行勢も徐々に速くなる形で4角から直線へ。
オールブラッシュがそのまま抜け出しにかかりますが、先行勢の脚色もよく、ケイティブレイブやアナザートゥルース、デルマルーヴルやミューチャリーらが交わしにかかるも、ロングスパートをかけたチュウワウィザードが抜群の手応えでさらに抜け出す競馬。
川崎記念2020予想
◎本命:単勝
チュウワウィザード
生年月日 | 2015年04月19日 (牡5歳) |
---|---|
調教師 | 大久保 龍志(栗東) |
馬主 | 中西 忍 |
生産者 | ノーザンファーム |
中央獲得賞金 | 1億3566万1000円 |
通算成績 | 14戦8勝[8-3-2-1] |
主な勝鞍 | 19’JBCクラシック |
父 | キングカメハメハ |
母 | チュウワブロッサム |
系統 | Mr. Prospector系 |
昨年は、JRA3レース、地方3レースの計6戦の重賞を戦い、[3-2-0-1]の結果。JBCクラシックでは初Jpn1を優勝と強い競馬だったチュウワウィザード。
その強さを一言で言えば、負けた時の強さが素晴らしい点。負けて素晴らしいというのも変な話しですが、1着以外だったレースが3つでそのすべてが勝ち馬からコンマ3秒以内というもの。
ダートでコンマ3秒以内は、ほぼ勝ちに等しい内容ですから、それをすべて重賞で出した結果は、今走のメンバーで考えれば、右に出る馬はいないくらいの安定感です。ちなみに芝ならコンマ8秒以内。
前走チャンピオンズカップ4着。クリソベリルからコンマ3秒差も位置取りの関係での敗退ですから悲観することもなく、地方の砂でもJRAの砂でも対応出来る脚質は、このメンバーなら最上位。
今回は、間隔が少し開きましたがこの程度なら問題なく、初の川崎コースなら8枠の方が好都合で、スムーズに何も考えることなく好位追走が出来そうなのもプラス。
あとは川田騎手のゴーサインのミスさえなければ、連対以上は堅いと見ています。
期待出来る1頭ですね。
◯対抗
ケイティブレイブ
生年月日 | 2013年05月11日 (牡7歳) |
---|---|
調教師 | 杉山 晴紀(栗東) |
生産者 | 岡野牧場 |
中央獲得賞金 | 1億6452万0000円 |
通算成績 | 36戦12勝[12-8-6-10] |
主な勝鞍 | 18’川崎記念 |
父 | アドマイヤマックス |
母 | ケイティローレル |
系統 | サンデーサイレンス系 |
1枠1番に入ったことで、良くも悪くも息の長い脚が武器なのは間違いなく、この枠は川崎コースが得意のケイティブレイブにとっては最低条件のようなポイント。
前走東京大賞典が2走ボケだったという調教師の言葉を信じるなら、ここで巻き返しは必至。また、内と外で挟まれた状態でムキになったのも痛かった。
今回は中間の調教内容も良く、最終追い切りもいつものパターンではないコースでの調教をしてきたあたりは、休養明け3戦目で馬体も元に戻って来た印象が強いです。
チューワウィザードより前で先に抜け出す競馬が出来れば、後続馬を封じ込めるだけの力と実績はありますので最終追い切りが良かったのは好材料。
今回は、地方トップジョッキー森泰斗騎手騎乗ですから、個人的には安心感はありますね。
期待したい1頭です。
◎チュウワウィザード
◯ケイティブレイブ
▲デルマルーヴル
△ミツワ
△オールブラッシュ
×アナザートゥルース
×ミューチャリー
馬単◎⇒◯▲△△××6点
川崎記念過去データ傾向
特に重要なデータを紹介します。(過去10年の結果を参考)
- 単勝1番人気[7-3-0-0]
- 単勝6番人気以下[0-0-2-62]
- JRA組[9-9-7-28]
- 船橋組[1-1-2-8]
- 船橋以外の地方勢[0-0-1-58]
- 4角3番手以内の逃げ先行馬が圧倒的に有利
- 基本的に3枠から外枠が好走。強力な逃げ先行馬であれば1枠2枠も好走
- 前走東京大賞典組が最多の8勝と好走
- 近年は、名古屋GP組も好走傾向
単勝1番人気の連対率が100%と逆らってはいけない数字。1着になった時の単勝オッズが2.7倍というのが最高ですからダントツの人気を背負わなくても信頼度は高いかなと。
逆に単勝6番人気以下が[0-0-2-62]と大苦戦。3着に入った2頭は、JRAと船橋だった。基本は単勝5番人気以内の馬券の組み立て方がベスト。
4角3番手以内の逃げ先行馬が圧倒的に有利で、JRA組が先団を作る形。JRA組でもこの先団から後ろは好走率が低い結果。
前走東京大賞典組が最多の8勝と好走。うちわけは、単勝3番人気以内で3着以内が最も好走しており、今年も例外はないかなと。また、2着3着の負けは1秒以上であっても川崎記念で好走しており、単勝3番人気以内で3着以内であれば、秒差は関係が無い結果。
[common_content id=”9739″]2020年1月29日川崎競馬推奨軸馬
推奨軸馬は以前から公開してきましたが、なかなか全レースと言うのが時間的に厳しく、また、文字のおこしてというのが大変ですので、時間に余裕がある時のみ不定期で紹介しています。
今回は、川崎記念開催日ということで、3着以内に入りそうな軸馬を紹介します。
- 1R 5番リコーアペルタB4着
- 2R 3番シゲルハートダイヤB8着
- 3R 2番レッドスプリンガーA4着
- 4R 6番グマナスティA1着
- 5R 10番ベルロビンA1着
- 6R 4番ミスターシーバスA10着
- 7R 5番キタサンシリーズB9着
- 8R 7番ドイテーA1着
- 9R 12番フェイムA10着
- 10R 6番コスモルシオA1着
- 11R12番チュウワウィザードA1着
- 12R 9番クロヴァージョA