楠賞2020予想や過去データ傾向分析を紹介します。2020年11月4日第16回園田競馬第5日第54回楠賞3歳登録馬・ダート1400m
楠賞2020過去データ傾向分析予想
過去データ傾向が使にくい楠賞ですので、過去データは、3歳+ダート1400m+過去3年から、使えそうなデータのみを取り出して予想を組み立てていきます。
枠順は、ほぼフラットの結果で、そこまで気にする必要は無いと思いますが、稍重に限定すれば、1枠がやや苦戦しており、2枠4枠の3着内率が30%を越えています。
脚質は逃げが好走しており勝率30.3%3着内率59.1%。単複回収率共に100%を越えていますので、まずは予想の中心にしたいデータです。
さらに4角通過1番手以内なら勝率57.5%と2番手通過以下に大きく差をあけており、4角通過5番手以下は、苦戦。馬券になれば、それだけで諦められる数字となっています。
稍重の場合、やはり逃げ馬は好走しており中心の存在ですが、先行馬が少し好走率を上げて来ています。
4角1番手通過の3着内率が80%以上となっていますので、稍重なら逃げ馬が絶対的軸馬になりえる存在かなと思います。
種牡馬成績ですが、フリオーソがトップの勝鞍ですが今回は該当馬無し。
人気上位の1頭サロルンの父ロードカナロアは[1-5-3-16]と過去3年のデータで見れば、出走数は少ないものの、好走してると言って良い結果かなと思います。
騎手上位は、楠賞騎乗予定騎手を限定すれば、下原理騎手、吉原智騎手、赤岡修騎手、 鴨宮祥騎手、杉浦健騎手、川原正騎手が好走。
この5人の中で川原正騎手の単勝回収率が100%を越えているのは興味深いデータです。
楠賞2020予想
◎本命ティーズダンク・複勝
今年は、けっこうなメンバーが揃い、前走も重賞組が増え、なかなか面白い1戦になりそうな中、このクラスのこの年令の園田1400mは「いったもん勝ち」的な結果になりやすく、それは過去3年のデータ分析も同じ。
ただし、散々過去データでそれを証明したところで、これだけ逃げ馬が揃えば、4角までにリタイアする馬も出てくることは容易に想像が出来、稍重の馬場なら先行馬が前を交わす競馬で好走するイメージで。
ティーズダンクは、前走ダービーグランプリで2着に好走するなど、中距離で活躍して来ており、ここに来ての距離短縮が不安も、浦和1500mで勝鞍がありますので、問題無いかなと。
さらに深めの砂も浦和である程度経験しており、前走盛岡でも善戦していますので、こちらも問題無い形。
今回、逃げ先行馬が揃ったことで、最終的にはスタミナ、パワー比べになり、先団より少し後ろ、中団よりやや前を追走している馬にチャンスが来る見立て。
その点を考えると、7枠を引いたティーズダンクには好枠で、行きたい馬に行かせて、自身は外め中団やや前を追走。
パワーを要する馬場で善戦してきましたので、距離短縮がここに来て活きる展開になると思います。
期待出来る1頭です。
◎ティーズダンク
○サロルン
▲ステラモナーク
△ヴァケーション
×イチライジン
馬連◎=○▲△×