京都金杯2020の出走予定馬や予想オッズ・注目馬評価を紹介します。(2020年1月5日京都競馬/第58回スポーツニッポン賞京都金杯4歳以上オープンハンデ/芝1600m)
過去10年、1枠~4枠に入った差し馬が強く、昨年も4角5番手以下の2頭が3着に入るなど、過去データ傾向がもろに反映されやすいレースです。
また4角12番手以内が目安で後ろすぎても届かないといったコース傾向がありますのでこのあたりも視野に入れながら予想に入りたいところです。
今年も差し、追込み馬の強そうな2頭に先行馬1頭が出走を予定しています。
個人的にはハッピアワーとメイショウショウブの2頭が面白いと考えていましたがハッピーアワーが回避ということで少し残念なメンバーになりました。
目次
京都金杯2020最終予想

京都金杯2020出走予定馬や想定騎手
馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 調教師 |
---|---|---|---|---|
エメラルファイト | 牡4 | 56 | 石川裕紀人 | 相沢郁 |
エントシャイデン | 牡5 | 54 | 坂井瑠星 | 矢作芳人 |
オールフォーラヴ | 牝5 | 54 | 和田竜二 | 中内田充 |
カテドラル | 牡4 | 55 | 武豊 | 池添学 |
サウンドキアラ | 牝5 | 53 | 松山弘平 | 安達昭夫 |
(外)ストロングタイタン | 牡7 | 57 | 幸英明 | 池江泰寿 |
ソーグリッタリング | 牡6 | 56 | 川田将雅 | 池江泰寿 |
タイムトリップ | 牡6 | 54 | 岩田康誠 | 菊川正達 |
ダイアトニック | 牡5 | 57 | 北村友一 | 安田隆行 |
ドーヴァー | 牡7 | 56 | 福永祐一 | 伊藤圭三 |
(地)ハッピーグリン | 牡5 | 55 | 吉田隼人 | 長谷川浩 |
ブレステイキング | 牡5 | 56 | 藤岡佑介 | 堀宣行 |
ボンセルヴィーソ | 牡6 | 54 | 太宰啓介 | 池添学 |
マイネルフラップ | 牡4 | 53 | 国分優作 | 梅田智之 |
マルターズアポジー | 牡8 | 56 | 松若風馬 | 堀井雅広 |
メイケイダイハード | 牡5 | 53 | 柴山雄一 | 中竹和也 |
メイショウショウブ | 牝4 | 53 | 池添謙一 | 池添兼雄 |
(外)(地)モズダディー | 牡5 | 54 | 酒井学 | 藤岡健一 |
京都金杯2020枠順
枠番 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | エメラルファイト | 牡4 | 56.0 | 石川 裕紀人 |
1 | 2 | マルターズアポジー | 牡8 | 56.0 | 松若 風馬 |
2 | 3 | サウンドキアラ | 牝5 | 53.0 | 松山 弘平 |
2 | 4 | オールフォーラヴ | 牝5 | 54.0 | 和田 竜二 |
3 | 5 | メイケイダイハード | 牡5 | 53.0 | 柴山 雄一 |
3 | 6 | ダイアトニック | 牡5 | 57.0 | 北村 友一 |
4 | 7 | ボンセルヴィーソ | 牡6 | 54.0 | 太宰 啓介 |
4 | 8 | ドーヴァー | 牡7 | 56.0 | 福永 祐一 |
5 | 9 | ストロングタイタン | 牡7 | 57.0 | 幸 英明 |
5 | 10 | マイネルフラップ | 牡4 | 53.0 | 国分 優作 |
6 | 11 | ハッピーグリン | 牡5 | 55.0 | 吉田 隼人 |
6 | 12 | タイムトリップ | 牡6 | 54.0 | 岩田 康誠 |
7 | 13 | カテドラル | 牡4 | 55.0 | 武 豊 |
7 | 14 | ブレステイキング | 牡5 | 56.0 | 藤岡 佑介 |
7 | 15 | モズダディー | 牡5 | 54.0 | 酒井 学 |
8 | 16 | エントシャイデン | 牡5 | 54.0 | 坂井 瑠星 |
8 | 17 | メイショウショウブ | 牝4 | 53.0 | 池添 謙一 |
8 | 18 | ソーグリッタリング | 牡6 | 56.0 | 川田 将雅 |
京都金杯2020予想オッズ
引用先:ネット競馬
中山金杯2020出走予定馬や予想オッズ・注目馬評価

京都金杯2020注目馬評価
ハッピーアワー
調教師 | 武 幸四郎(栗東) |
---|---|
生産者 | 有限会社 吉田ファーム |
中央獲得賞金 | 7798万6000円 |
通算成績 | 10戦3勝[3-2-1-4] |
主な勝鞍 | 2019中スポ賞ファルコンS |
父 | ハービンジャー |
母 | サクセスシルエット |
系統 | Danzig系 |
幾度となくお世話になった馬で、10戦走って来た中ですべてのレースがコンマ8秒以内にまとめているほど安定感抜群のハッピアワー。
ファルコンSを優勝してからG1が2戦にG3が1戦。3着以内に入ることが出来ないにしろすべて善戦しているあたりは、京都金杯のハンデ戦で走って来そうな雰囲気はあるかなと。
母系がマイラー系で種牡馬を中距離系でかためて来てはいるものの母系が色濃く出ている形。相手次第では中距離もいけそうですが現状はマイルまでが適正のように思います。
デイリー杯2歳Sでアドマイヤマーズからコンマ5秒差の3着。逃げ先行の2頭が馬券になったことを考えれば、4角8番手から差して来た上がり3F33.6は、かなりの切れ味。
今回は斤量55キロですがまったく問題ないハンデですからかなり期待したい1頭ですね。
↓デイリー2歳S3着・ピンクの帽子9番ハッピアワー
メイショウショウブ
調教師 | 池添 兼雄(栗東) |
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生産者 | 三嶋牧場 |
中央獲得賞金 | 6787万8000円 |
通算成績 | 11戦1勝[1-2-3-5] |
主な勝鞍 | 2018サラ2歳未勝利 |
父 | ダイワメジャー |
母 | メイショウスズラン |
系統 | サンデーサイレンス系 |
前走阪神カップは連下の予想で3着。スローペースで逃げ先行さえ取れれば、得意の距離だけあって走ってきますよね。という印象。
ハッピアワー同様にデイリー杯2歳Sは、アドマイヤマーズの2着に好走とその適正は十分にあり、NZTは、ワイドファラオの2着とスローペースで楽に先行出来れば、走れる実績はあったということです。
好走条件としては内枠か外枠の両極端な枠順からスタートを決め、スローペースで競馬をし、最後までその脚が止まりにくい状況に持ち込めれば馬券になりやすいのが特徴。
京都金杯も内枠に入り、逃げ馬が単騎で行けそうなメンバーであれば、安定した走りが見られそうかなと考えています。
↓阪神カップ3着・赤い帽子6番メイショウショウブ
ソーグリッタリング
調教師 | 池江 泰寿(栗東) |
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生産者 | 社台ファーム |
中央獲得賞金 | 1億7404万2000円 |
通算成績 | 23戦7勝[7-5-3-8] |
主な勝鞍 | 2019都大路ステークス |
父 | ステイゴールド |
母 | ソーマジック |
系統 | サンデーサイレンス系 |
これまで1600mを主戦としてきて結果が[5-3-1-6]と好走しており、京都コースに限れば[2-2-0-1]と得意の京都コース。
2019年は、6戦を走り、鳴尾記念3着、エプソムカップ3着と好走。残りの4戦もすべてコンマ4秒以内にまとめており1600mなら安定した結果を出しています。
また東京、京都、阪神、中京とすべて違うコースで勝鞍があり、上がり3F3位以内も出せるほど切れ味もあり、さらにスローペースからハイペースまでこなせるタイプですから軸馬としては最適の部類も、
重賞戦線になると詰めの甘さが出てしまう走りになりがち。
オープンリステッドなら好走を繰り返しているだけにこのあたりが京都金杯でのポイントになるかなと。
極端な高速馬場に対応出来ないとまでは言えない部分や、先行しながら抜け出すにしても展開の助けが必要になるレースが多いですから
京都金杯も枠順や脚質の並びからなる展開の有利不利。斤量、メンバー構成など、条件が多いレースになりそうです。
プラス材料としては川田騎手が乗り替わりで騎乗予定。これまで2戦2勝と相性が良く、大事なレースで乗って結果を出しているだけに、先に話した条件が帳消しになる可能性もありますね。
↓都大路S1着・赤い帽子3番ソーグリッタリング
ダイアトニック
調教師 | 安田 隆行(栗東) |
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生産者 | 酒井牧場 |
中央獲得賞金 | 1億5646万5000円 |
通算成績 | 12戦6勝[6-2-1-3] |
主な勝鞍 | 2019毎日放送賞スワンS |
父 | ロードカナロア |
母 | トゥハーモニー |
系統 | Mr. Prospector系 |
前走マイルチャンピオンシップは、勝ち馬からコンマ8秒差の10着ともうひと息だった数字も内容自体は悪くなく、後方から外を回って来て外差しを狙った形でしたから展開合わず。
それでいてコンマ8秒差ですから悲観するどころかタイム1:33.8は、今回のメンバーであれば1枚上かなと。
これまで1400mを中心に走り、2019年はスワンSを初重賞制覇。また、ダービーCTを上がり3F最速で着と1600mの適正も十分。
脚質的に前でも競馬が出来るため、騎手によっての走り方で勝敗が決まってしまいがちで、このあたりは陣営の意図的な部分も作用してのことだとは思いますが。
それにしてももったいないレースが多いですから騎手次第がポイントになってくると思います。
今回は乗り慣れた北村友一騎手で京都の場合は先行策を取って来る騎手。従来通りの走りなら好走は堅いかなと考えています。
↓スワンS1着・ピンクの帽子17番ダイアトニック
カテドラル
調教師 | 池添 学(栗東) |
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生産者 | ノーザンファーム |
中央獲得賞金 | 6898万7000円 |
通算成績 | 9戦2勝[2-1-1-5] |
主な勝鞍 | 2018野路菊ステークス |
父 | ハーツクライ |
母 | アビラ |
系統 | サンデーサイレンス系 |
新馬戦、野路菊ステークスを連勝してからの7戦がすべて重賞レースで勝ち星は無いものの、すべて1秒以内にまとめており大敗を知らないカテドラル。
オープン特別ならスンナリと勝ってしまいそうな部分も重賞になるとワンパンチ足りないタイプかなと。
3歳の夏から古馬と対戦をしており中京記念8着、富士S5着、マイルCS6着と善戦はするもののやはり物足りない結果。
それでも今回のメンバーであればレース内容は上位でハンデを活かせる競馬が出来れば3着以内も十分にある見立て。
前走マイルCSは、タイム1:33.5で上がり3F最速。スタートはまずまずも初めから後方待機策のためすっと下げる形。
最後は、4角15番手から追い上げてのものですから力はある形も展開待ちの部分が多いだけに軸にし難いのも本音。
距離はマイルが合うこれまでの成績ですから問題なく、最終的には展開が向くかどうか?
前走に引き続き武豊騎手が騎乗という部分が良い方に出ればいいですが控えてしまう可能性のほうが大きいので今回も差し届かずの6着7着がありそうで。
エメラルファイト
調教師 | 相沢 郁(美浦) |
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生産者 | 金成吉田牧場 |
中央獲得賞金 | 8123万0000円 |
通算成績 | 9戦3勝[3-0-1-5] |
主な勝鞍 | 19’フジTVスプリングS |
父 | クロフネ |
母 | セトウチソーラー |
系統 | Vice Regent系 |
前走マイルCSは叩き2戦目でいかにも走って来そうな雰囲気はありましたが結果は17着。
京都1600mは白梅賞1着があるだけに距離に関しては問題なく、問題があるのはコース適性のほうかなと。
白梅賞は内回りに対してマイルCSは外回りコース。スプリングSを勝ったことからも小回りコースに適正があり、東京や京都は、あくまでも能力の部分で勝ってきたと過程すれば、これまでの戦績の偏りに頷ける話。
また、朝日杯FSで上がり3F最速を出せたことで平坦コースでは分が悪く、展開待ち込みでのゴール前の坂道があるようなコースで力を発揮するタイプかなと。
京都金杯は外回りコースですから、上記のことを踏まえると軸にはし難い1頭ということになります。
個人的には1400mなんかでその力が発揮出来るのでは?と考えています。