マリーンカップ2020の予想や過去データ傾向を紹介します。(2020年4月2日船橋競馬第24回マリーンカップ4歳以上オープンJpn3/ダート1600m)
南関東重賞開幕戦ということで、非常に楽しみな1戦です。
予想の入り方としては、過去10年、JRA勢が優勢の中、昨年は、地方馬ラーゴブルーが久々の優勝でJRAの連続優勝をストップさせる好走でしたが、ポイントになるのは単勝3番人気だったこと。
近5年を見ても、地方馬で3着以内に入ったのは5頭で、その内3頭が単勝4番人気以内で2頭が単勝6番人気でした。
全体的に見ても、単勝6番人気以内での決着となっており、JRA組でも地方組でも単勝6番人気以内が予想の目安になってくるかなと。
さらに4角3番手以内の逃げ・先行馬が活躍しており、スタートしてテンの入りが速い馬が狙い目になる。そういった傾向の強いマリーンカップです。
それでは予想です。
マリーンカップ2020出走予定馬
枠番 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | ナラ | 牝4 | 55 | 水野翔 |
2 | 2 | ラビットラン | 牝6 | 57 | 森泰斗 |
3 | 3 | ゼットパッション | 牝4 | 55 | 山崎誠士 |
3 | 4 | スマートフルーレ | 牝4 | 55 | 武豊 |
4 | 5 | アークヴィグラス | 牝4 | 55 | 張田昂 |
4 | 6 | グランモナハート | 牝4 | 55 | 本田正重 |
5 | 7 | スターレーン | 牝6 | 55 | 広瀬航 |
5 | 8 | ナムラメルシー | 牝6 | 55 | 御神本訓史 |
6 | 9 | メモリーコウ | 牝5 | 55 | 的場文男 |
6 | 10 | ラインカリーナ | 牝4 | 57 | 武藤雅 |
7 | 11 | ストロングハート | 牝5 | 55 | 町田直希 |
7 | 12 | サルサディオーネ | 牝6 | 55 | 矢野貴之 |
8 | 13 | パッシングスルー | 牝4 | 56 | 内田博幸 |
8 | 14 | チークス | 牝5 | 55 | 笹川翼 |
マリーンカップ2020予想
週初めの予想では、パッシングスルーに本命を打とうかなと考えていましたが、4月1日の船橋の馬場状態を見て変更。
マリーンカップが逃げ・先行馬有利のレースですから、狙いもそのあたりは変わらないのですが、不良馬場というのを考慮すれば、スタートしてテンの入りが早い馬が最後まで伸び切るかなと。
何が何でもハナに行きたい馬が仮に3頭いたとしても、その3頭の内の2頭が馬券になる。それくらいの馬場状態だと思っています。
その馬場状態や展開の中でも最後までバテにくい逃げ・先行馬。これを狙ってみます。
◎本命:複勝
ラインカリーナ
ダート1600mなら面白いだろうなと思っていた矢先に6枠を引いて、この馬場状態。
これまでダート1600m~1800mを主戦しており、地方交流は、2000m前後の交流重賞がメイン。
その地方交流の中でも昨年の関東オークスを逃げ切りで優勝した内容は圧巻で、このメンバーで距離短縮の今回なら十分に逃げ切れるはず。
マリーンカップと相性の良い3走前クイーン賞は、逃げたクレイジーアクセルを捕らえ切れずの3着も、コンマ6秒差ですから悲観する内容でもなく、
今回は、距離短縮が効いて、多少競ってでも逃げ切ることが可能、もしくは2番手以内を追走出来れば、地力の違いを見せれる競馬になるかなと。
最悪の場合、メモリーコウとサルサディオーネとラインカリーナの3頭併せのような逃げでも、最後まで伸びきれるのは、ラインカリーナ。
それぐらい1600mは合うと考えています。
◯対抗
メモリーコウ
良い枠順にヤネを確保したことで、2走前TCK女王盃3着以上はあるかなと。
TCK女王盃は、気性面の部分でスムーズな競馬が出来ずの3着なら立派な内容。勝ち馬からコンマ6秒差も問題の無い結果。
また、前走仁川ステークスは、距離が長く展開が向かなかったことを考えれば、距離短縮で牝馬同士の対戦なら、期待が持てる形。
ただ、スタート次第ではという注文が付くだけに、的場騎手への乗り替わりはプラスで、上手くコントロールをしてくれるかなと。
ラインカリーナと同じ位置取りを保って抜け出す競馬に期待したいですね。
◎ラインカリーナ
◯メモリーコウ
▲パッシングスルー
△スマートフルーレ
×ナムラメルシー
×サルサディオーネ
馬連◎=◯▲△×5点
マリーンカップ2020過去データ傾向
特に重要なデータを紹介します。
- 4角3番手以内の逃げ・先行馬が優秀。過去10年の優勝馬、4角1番手4頭、2番手2頭、3番手3頭、6番手1頭の成績
- 5歳が7勝とトップも4歳勢も好走。中心は4歳5歳
- JRAが9勝とダントツの成績
- 6枠7枠8枠が優秀
- 単勝1番人気から4番人気以内の決着が中心
- 前走エンプレス杯組、TCK女王盃組が優秀
- 川崎4勝、大井2勝と前走別はこの2馬場が中心
基本的に、前走大敗組の巻き返しも可能ですが、その場合でも単勝4番人気以内が目安。
特に枠順の恩恵が強いレースで、6枠7枠8枠は好走結果が強いため、予想の入り方も、まずはこの3つの枠順からがおすすめ
過去10年の1着馬10頭中9頭が4角3番手以内。今年も逃げ・先行馬が中心
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