新潟大賞典2020の予想や消去法データ推奨馬を紹介します。(2020年5月10日第42回新潟記念G3/4歳以上オープンハンデ/芝2000m左回り)
ハンデG3戦のわりには、前走より斤量がマイナス馬は苦戦傾向が強く、増減無しやプラス馬が好走している新潟大賞典。
3場同時開催ということもあり、馬も騎手も「思惑通りの準備が出来るかどうか」といった部分である騎手の乗り替わりが非常に多く、また、新潟大賞典から休養明け初戦を迎える馬も多いためか、
過去10年で単勝1番人気[0-1-3-6]と勝ち星が無く、馬連万馬券が4回も出るほど、かなり荒れたレースとなっています。
今年の人気中心は、故障明け初戦のエアウィンザー。
約1年半年ぶりの実践となりますが、過去データ的には、単勝1番人気が2007年から13連敗をしている背景からも、エアウィンザーにとっては、苦戦を強いられる可能性が強いでしょうか。
今年の消去法データで残ったのは5頭。上位3頭に穴馬2頭となっています。
それでは、新潟大賞典2020の予想や消去法データ推奨馬を紹介していきます。
新潟大賞典2020出走予定馬
馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 調教師 | 前走 | 前 人 |
前 着 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
アウトライアーズ | 牡6 | 小島茂之 | オアシ | 13 | 14 | ||
アップクォーク | セ7 | 中川公成 | オアシ | 16 | 16 | ||
アトミックフォース | 牡4 | 武藤雅 | 武藤善則 | アメジ | 3 | 1 | |
アドマイヤアルバ | セ5 | 須貝尚介 | 福民報 | 13 | 10 | ||
アドマイヤジャスタ | 牡4 | 須貝尚介 | ダイヤ | 13 | 14 | ||
インビジブルレイズ | 牡6 | 吉田隼人 | 吉村圭司 | 白富士 | 8 | 1 | |
エアウィンザー | 牡6 | 三浦皇成 | 角居勝彦 | 京大賞 | 3 | 12 | |
カツジ | 牡5 | 丸山元気 | 池添兼雄 | ダCT | 7 | 8 | |
ギベオン | 牡5 | 岩田望来 | 藤原英昭 | 金鯱賞 | 7 | 4 | |
ケイデンスコール | 牡4 | 中谷雄太 | 安田隆行 | 金鯱賞 | 10 | 7 | |
ゴールドサーベラス | 牡8 | 藤田菜七 | 清水英克 | 福民報 | 12 | 7 | |
サトノクロニクル | 牡6 | 荻野極 | 池江泰寿 | 日経賞 | 5 | 10 | |
サトノフェイバー | 牡5 | 古川吉洋 | 南井克巳 | 六甲S | 3 | 13 | |
サラス | 牝5 | 松若風馬 | 西村真幸 | マーメ | 7 | 1 | |
シャイニープリンス | 牡10 | 深山雅史 | 福民報 | 16 | 16 | ||
ダイワキャグニー | 牡6 | 内田博幸 | 菊沢隆徳 | 金鯱賞 | 6 | 3 | |
(地)トーセンスーリヤ | 牡5 | 横山和生 | 小野次郎 | 美浦S | 1 | 1 | |
ドゥオーモ | 牡7 | 勝浦正樹 | 野中賢二 | 小倉大 | 10 | 2 | |
ブラックスピネル | セ7 | 丸田恭介 | 音無秀孝 | 中金杯 | 9 | 16 | |
ブラヴァス | 牡4 | 柴山雄一 | 友道康夫 | 但馬S | 2 | 1 | |
ブレステイキング | 牡5 | 堀宣行 | 京金杯 | 8 | 5 | ||
プレシャスブルー | 牡6 | 石川裕紀 | 相沢郁 | 福民報 | 7 | 8 | |
メートルダール | 牡7 | 菅原明良 | 戸田博文 | 福島記 | 11 | 8 | |
(地)レイホーロマンス | 牝7 | 橋田満 | 中山牝 | 9 | 5 | ||
レッドガラン | 牡5 | 鮫島克駿 | 安田隆行 | 大阪城 | 2 | 1 |
新潟大賞典2020予想オッズ
引用先:ネット競馬
新潟大賞典2020消去法データ
- 牝馬[0-0-0-7]
- 逃げ[0-0-0-10]
- 単勝12番人気以下[0-1-0-47]
- 単勝100倍以上[0-0-0-20]
- 斤量53キロ以下[0-0-0-18]
- 斤量58キロ以上[0-0-0-6]
- 前走6着~9着[0-1-0-42]
- 今走斤量2キロ以上増[1-0-0-23]
- 7歳以上で近2走以内のオープン4着以下[1-1-0-45]
該当馬
サラス
レイホーロマンス
ダイワキャグニー
カツジ
メートルダール
サトノフェイバー
ドゥオーモ
アトミックフォース
ブラックスピネル
トーセンスーリヤ
ゴールドサーベラス
アドマイヤアルバ
ケイデンスコール
プレシャスブルー
ブラヴァス
アップクォーク
アウトライアーズ
アドマイヤジャスタ
サトノクロニクル
シャイニープリンス
新潟大賞典2020予想や消去法データ推奨馬
推奨馬
- インビジブルレイズ
- エアウィンザー
- ギベオン
- ブレステイキング
- レッドガラン
好走データ
- 今走斤量1キロ増[1-4-3-15]3着内率34.8%
- 前走勝ち馬で2着馬にコンマ1~2秒差[1-0-3-6]3着内率40%
- 今走単勝2番3番人気で前走オープン勝ちで2着馬にコンマ2秒以上[2-1-0-1]75%
- 過去10年連対馬20頭全馬に芝2000mの勝鞍か、同距離オープン5着以内の実績
- 過去10年連対馬20頭中16頭に重賞連対以上の実績
- 前走4角7番手以下
- サンデーサイレンス系、ミスプロ系。父ディープインパクト、父キングカメハメハ
- 休養明け初戦が好走
◎本命:レッドガラン
生年月日 | 2015年03月11日 (牡5歳) |
---|---|
調教師 | 安田 隆行(栗東) |
馬主 | 株式会社東京ホースレーシング |
生産者 | 社台ファーム |
中央獲得賞金 | 8372万0000円 |
通算成績 | 10戦5勝[5-1-1-3] |
主な勝鞍 | 20’大阪城ステークス |
兄弟馬 | ダルムシュタット・カメチャン |
系統 | Mr. Prospector系 |
明けて5歳となっても10戦5勝[5-1-1-3]と底を見せておらず、さらに使い減りも感じられないレッドガラン。
デビュー戦こそ1着で飾るもそこからが少しずつ、クラスの階段を登るように確実に結果を出して来た同馬も11戦目にして初重賞挑戦。
前走大阪城Sは、単勝2番人気で1着。ミドルペースを2番手で競馬をしながら最後は抜け出す競馬。2走前の白富士Sから距離短縮で得意の芝1800mと言うことですから、このくらいは走れて当然と言った結果。
今回は前走から距離延長となりますが、広い新潟コースですからそのあたりは問題無く、タイプ的にスローペースからハイペースまでこなし、上がり3Fも切れますから、どんな展開でも走って来れる強みは、今回のメンバーの中では最上位。
今年も順調に使われていますので、新潟記念は勝ち負け必至の存在だと考えています。
◯対抗:インビジブルレイズ
生年月日 | 2014年04月28日 (牡6歳) |
---|---|
調教師 | 吉村 圭司(栗東) |
馬主 | 有限会社 シルクレーシング |
生産者 | アイオイファーム |
中央獲得賞金 | 1億0463万7000円 |
通算成績 | 20戦6勝[6-3-2-9] |
主な勝鞍 | 20’白富士ステークス |
兄弟馬 | デルマタンザナイト・バーフバリ |
系統 | サンデーサイレンス系 |
近2走は低評価にも関わらず、2連勝で一気にオープン特別も優勝と、勢いに乗るインビジブルレイズ。
昨年は、1600万クラスからスタートさせましたが、なかなか好走出来ない競馬が続いていましたが、それでも着差以上に内容は負けておらず、何かしらのきっかけがあればと思っていたところで2連勝ですから、いよいよ本格化をしてきたかなと。
前走白富士Sは、単勝8番人気で1着。タイム1:59.1は、かなりの好タイムで、3着だったレッドガランが次戦の大阪城Sで優勝をしたことなどを考えれば、レース内容のレベルは高ったと思います。
脚質が好位差しのわりに上がり3Fがそこまで切れないですから、ミドルペースからハイペースで時計のかかるレースが得意のタイプ。
上がり3F勝負になりやすい新潟記念は、少し苦戦する可能性もありますが、最近のレース内容が高いですから、こちらも期待したい1頭ですね。
▲単穴:ギベオン
生年月日 | 2015年02月20日 (牡5歳) |
---|---|
調教師 | 藤原 英昭(栗東) |
馬主 | 有限会社 社台レースホース |
生産者 | 社台ファーム |
中央獲得賞金 | 1億3709万3000円 |
通算成績 | 13戦3勝[3-2-0-8] |
主な勝鞍 | 18’中日新聞杯 |
兄弟馬 | サトノルーラー・サトノフウジン |
系統 | サンデーサイレンス系 |
△連下:ブレステイキング
生年月日 | 2015年04月12日 (牡5歳) |
---|---|
調教師 | 堀 宣行(美浦) |
馬主 | 有限会社 サンデーレーシング |
生産者 | ノーザンファーム |
中央獲得賞金 | 8601万3000円 |
通算成績 | 12戦4勝[4-1-3-4] |
主な勝鞍 | 19’レインボーステークス |
兄弟馬 | ヘリファルテ・メッシーナ |
系統 | サンデーサイレンス系 |
×連下:エアウィンザー
生年月日 | 2014年02月15日 (牡6歳) |
---|---|
調教師 | 角居 勝彦(栗東) |
馬主 | 株式会社ラッキーフィールド |
生産者 | 社台ファーム |
中央獲得賞金 | 1億8253万2000円 |
通算成績 | 17戦7勝[7-5-2-3] |
主な勝鞍 | 18’チャレンジカップ |
兄弟馬 | エアスピネル・エアワンピース |
系統 | Mr. Prospector系 |
個人的には大好きな馬で、非常に安定感のあるエアウィンザー。
これまで17戦して[7-5-2-3]の成績。2018年にはチャレンジカップを優勝して初重賞制覇。さらに2019年は、金鯱賞3着に大阪杯5着と好走を続け、いよいよ良血馬がG1制覇へ現実味が出て来た矢先に京都大賞典後に骨折が判明。
今回は約7ヶ月ぶりの復帰戦となりますが、エアウィンザーの持ち味は「スローペースでの上がり勝負に強い」という点。
これまで17戦中上がり3F3以内は15戦。そのうちスローペースが12回と完全に瞬発力勝負に強い同馬。
そんなエアウィンザーも今回は、休養明け初戦初戦に加えハンデ戦。馬体ケアの放牧ではなく、故障での放牧ですから、いきなりきから走って来るイメージがつかず、ここは一度使ってからの競馬になりそうかなと。
それでも、左回りに長い直線の新潟コースですから、能力だけで好走してもおかしくないだけに、このあたりは、ハンデと最終追いきりに注目したいところです。
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