のじぎく賞2020予想や過去データ傾向を紹介します。(2020年5月14日園田競馬第58回のじぎく賞3歳牝馬登録馬/ダート1700m)
過去4年の脚質傾向を見るだけでも非常に面白いコースなんだなと思ったように、逃げ・先行・マクリと多種な脚質が馬券になっています。
園田1700mと言えば、スタミナとスピードの両方が問われるコースで、どちらかが良くて、どちらかが悪いとった逃げ先行馬には、厳しいコース。
そのあたりも関係してマクリが決まったりしますので、各馬の力関係はもちろんのこと、距離適性は必須のコースです。
今年の人気中心は、ステラモナーク。
現在、重賞4勝を含め5連勝と勢いがあり、前走菊水賞は、地元同世代を圧巻の内容で封印する走り。さらに2走前若草賞は、南関の遠征牝馬をちぎっていますので、ここも素直にステラモナークが軸で問題無いかなと。
問題があるとすれば、2番手以下で、ここは混戦。
まずは、脚質の並びや距離適性などから予想に入っていこうと思います。
のじぎく賞2020枠順
枠番 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | テーオーブルベリー | 牝3 | 54 | 川原正一 |
2 | 2 | キクノウィング | 牝3 | 54 | 広瀬航 |
3 | 3 | ヤマジュンサルサ | 牝3 | 54 | 吉村智洋 |
4 | 4 | ユウキラフェール | 牝3 | 54 | 杉浦健太 |
5 | 5 | ステラモナーク | 牝3 | 54 | 下原理 |
5 | 6 | ジェネラルエリア | 牝3 | 54 | 加藤聡一 |
6 | 7 | カトゥール | 牝3 | 54 | 中田貴士 |
6 | 8 | マルマルマル | 牝3 | 54 | 田村直也 |
7 | 9 | ドバイキャンドル | 牝3 | 54 | 松木大地 |
7 | 10 | バブルガムダンサー | 牝3 | 54 | 笹田知宏 |
8 | 11 | ルナクレア | 牝3 | 54 | 田中学 |
8 | 12 | キクノナナ | 牝3 | 54 | 大山真吾 |
のじぎく賞2020予想
◎本命:単勝
ステラモナーク
ここで勝てば、グランダムジャパン3歳シーズンのポイントで暫定トップで最終戦を迎え、残すは関東オークスのみ。
ステラモナークの良さは何と言っても「テンの速さ」かなと。前走菊水賞は、スタートも良く馬なりでハナに立つと、そのまま淡々としたペースで逃げ。
ペースが速くなる3角手前から早々と後続馬はバタバタとなりだし、ステラモナークとの差を縮めることすら出来ない競馬で最後の直線へ。
最後は引き離す競馬で1着。
今回も同型馬の存在が少なく、単騎逃げは濃厚。菊水賞のタイムが稍重で1:50.9。ステラモナークを捕らえる馬はいないんじゃないでしょうか。
ただし、ステラモナークのような「後続馬に脚を使わす逃げ馬」がペースを落とすような走りになると、わかりやすいところで、中央競馬のチューリップ賞レシステンシアのような結果にもなりかねないので、テーオーブルベリーの出方が一番のポイントになるでしょうか。
○対抗
ジェネラルエリア
実績で言えば、対抗には、テーオーブルベリーなんですが、ダート1700mと言う部分にステラモナークと併走、もしくは、番手追走してどこまで持つのか?というのを考慮すれば、
ここは少し対抗にしづらいのは確かで、そうなると脚質と距離実績からジェネラルエリアが狙い目で。
前走東海クイーンカップや2走前スプリングカップは先行しながら食らいつく競馬で、今回も展開的には一番競馬がやりやすいタイプかなと。
前走の力関係で言えば、恵まれたような感じはありますが、5枠に入ったことで、スタートさえ五分なら、前が飛ばす少し後ろを追走しながら、ステラモナークの4馬身以内で3着には入るかなといったイメージ。
好位の横2列目を進み、最後は前がバテたのを交わして3着以内イン。そんな感じですね。
◎ステラモナーク
○ジェネラルエリア
▲ユウキラフェール
△テーオーブルベリー
馬単◎→○▲△3点
ワイド◎=○1点
他にも気になる馬はいますが、ここは点数を絞らないといけないレースかなと。
難しいのは確かですが、3着候補に入れるなら、バブルガムダンサー、ヤマジュンサルサ、ルナクレアあたりでしょうか。