オークス優駿牝馬2020の消去法データ推奨馬の予想を紹介します。(2020年5月24日東京競馬/第81回優駿牝馬3歳牝馬オープンG1/芝2400m)
苦戦傾向13項目から最後まで残ったのは4頭。
その中でもデアリングタクトが有力候補の中、残りの3頭すべてが、トライアル上位馬ですから、順当に残ったような結果となっています。
苦戦傾向13項目の内、枠順や当日単勝オッズなども含まれていますので、レース発走前にもう一度、確認などをして頂くと、より精度が上がる可能性もあります。
それでは、オークス優駿牝馬2020の消去法データ推奨馬を紹介します。
目次
オークス優駿牝馬2020登録馬
登録馬25頭に対してフルゲート18頭
オークス優駿牝馬2020予想オッズ
引用先:ネット競馬
オークス優駿牝馬2020レース概要
日本ダービーやジャパンCが行われる舞台で日本競馬の中心的なコース。
正面スタンド前直線からのスタート。最初の1コーナーまでの距離は約350mありますのでテンの入りはガツガツしないためスムーズに隊列が決まりやすいです。
平坦のホームストレッチを走り、ゴールを一度通過。そこからコースを一周します。
例年であれば、通過する時の観客の歓声で馬が驚き、かかりやすいとされる鬼門の入り口も今年は無観客レースですからその心配はないかなと。
3コーナー手前にさしかかるところで緩い上り坂になり、3~4コーナーにかけては下り坂となることで、ここで息を入れたい馬にはキツく、並の逃げ先行馬では失速する要因のひとつ。
最後の直線距離は525.9mで、新潟の外回りコースに次ぐ長さ。
広い東京コースのため、横一線の攻防になりやすく全馬が力を出しやすいコースとなっています。
オークス優駿牝馬2020過去データ傾向分析
枠順別
△3枠4枠が苦戦しており[0-0-2-38]
◎7枠の[2-2-1]が好走。続いて1枠の[1-2-2]と好走
馬番別
△5番~8番が[0-0-2-46]と大苦戦しており、やはり中枠関係がイマイチの結果。
◎それとは逆に1番2番3番13番14番が好走しており、近年は、13番14番が好成績。
長距離レースですから、内番は、インをロス無く立ち回り、スタミナを温存出来るメリットがあり、外番はストレスなく好位の競馬が出来るメリット。また、外めの差し馬は比較的、不利に合いづらいための結果だと考えています。
単勝人気別
△単勝10番人気以下が[0-1-0-87]と大苦戦。
◎3着以内は、単勝1番人気~9番人気でほぼ決まる結果。
◎単勝1番人気が[5-2-1-2]勝率50%、連対率70%、3着内率80%とかなりの好成績を残しており、そして驚くことに、単回収値が122%の結果。
◎単勝2番人気も[1-2-4-3]勝率10%、連対率30%、3着内率70%と好走しており、上位2頭は無視出来ない結果となっています。
現在、単勝1番人気が4連勝中で、6年連続連対以上を確保。昨年の単勝1番人気ラブズオンリーユーが4倍で好走していますので、やはり単勝1番人気はオッズに関係なく、軸馬候補に相応しい存在だと言えます。
脚質別
△逃げ馬が[0-1-0-9]と苦戦しており、先行馬でも[1-3-1-30]と、こちらも苦戦傾向。
全体的に見れば、差し馬が好走しており、新潟に次ぐ最後の長い直線、さらに若駒には厳しい長距離2400mということもあり、差し馬に有利な展開になっています。
また、上がり3F勝負になりやすく、◎3着以内30頭中20頭が上がり3F1位~3位を記録。
ただし、前走上がり3Fを比較をすると、前走上がり3F5位以下でも馬券になっていますので、これまで不発の少ない末脚の切れる馬を狙いたいところです。
前走人気別
前走人気は、前走桜花賞とリンクする部分が多いのが特徴で、◎単勝1番人気2番人気で9勝を挙げており、前走からの支持がそのまま活きる結果になりやすいです。
△前走単勝6番人気以下が[0-1-2-79]ですが、基本的には、3着候補、穴馬候補で考えるのが無難で、馬連であれば、昨年の2着カレンブーケドールが単勝12番人気だったのみですから、やはり3着候補でしょうか。
前走着順別
◎前走1着馬~3着馬で10勝。前走10着で優勝したのは、桜花賞10着だったメイショウマンボのみですから、前走上位着順が中心になります。(優勝馬11頭は、2010年の同着があるため)
△前走4着以下[1-1-3-74]
前走レース&前走距離別
桜花賞組がダントツの成績で[7-4-5-63]。その次にフローラS組の[1-4-4-37]。
昨年こそ、忘れな草賞1着、スイートピーS1着のワンツーとなりましたが、基本は、桜花賞とフローラS組が中心になります。
ただし、忘れな草賞を連勝で飾った場合、昨年の優勝馬ラブズオンリーユーや、2011年のエリンコートが優勝していますので、今年で言えば、ウインマイティーがそれに該当。出て来れば、人気的に面白い1頭になると思います。
△前走関東馬で4着以下[0-0-2-39]と苦戦
△前走桜花賞で2走前共に5着以下[0-0-0-13]と苦戦
△近3戦連続で4着以下[0-0-0-16]
キャリア別
7戦以上が[1-1-2-57]と苦戦傾向にあり、4戦~6戦[9-8-7-103]と、もっとも好走しています。また、2戦以下も苦戦しており、3戦は、昨年のラブズオンリーユーが記憶に新しいところですが、やはり苦戦。
△1勝馬で近3走以内で4着以下を経験[0-0-1-33]と苦戦。
生産者別
◎ノーザンファームと社台ファームのみで10勝。
△ノーザンファーム生産馬、社台ファーム生産馬以外でオープン、重賞勝ちが無い場合[0-0-1-47]と苦戦。
今年は、サンクチュエール、ホウオウピースフル、ミヤマザクラ、リアアメリア、デゼル、マジックキャッスル、リリーピュアハートの7頭が該当しています。
馬体重別
△419キロ以下、500キロ以上[0-0-2-30]と苦戦しており、◎420キロ~479キロまで。特に460キロ~479キロ[6-5-2-28]ともっとも好走している馬体重になります。
種牡馬別
ディープインパクト産駒が[4-4-3-25]でダントツの結果。意外と苦戦しているのがキングカメハメハ産駒で[1-1-0-10]、ハーツクライ産駒[1-0-1-13]。
オークス優駿牝馬2020消去法データまとめ
- △3枠4枠[0-0-2-38]
- △5番~8番[0-0-2-46]
- △単勝10番人気以下が[0-1-0-87]
- △逃げ馬[0-1-0-9]
- △近3戦連続で4着以下[0-0-0-16]
- △前走単勝6番人気以下が[0-1-2-79]
- △前走4着以下[1-1-3-74]
- △前走関東馬4着以下[0-0-2-39]
- △前走桜花賞で2走前共に5着以下[0-0-0-13]
- △キャリア7戦以上[1-1-2-57]
- △1勝馬で近3走以内で4着以下を経験[0-0-1-33]
- △ノーザンファーム生産馬、社台ファーム生産馬以外でオープン、重賞勝ちが無い場合[0-0-1-47]
- △419キロ以下、500キロ以上[0-0-2-30]
該当馬
アブレイズ
インターミッション
ウーマンズハート
ウインマイティー
エヴァーガーデン
クラヴァシュドール
クリスティ
サンクテュエール
ショウナンナデシコ
ショウナンハレルヤ
スマイルカナ
ソフトフルート
チェーンオブラブ
フィオリキアリ
マジックキャッスル
マルターズディオサ
ミスニューヨーク
ミヤマザクラ
リアアメリア
リリーピュアハート
ルトロヴァイユ
オークス優駿牝馬2020消去法データ推奨馬
- ウインマリリン
- デアリングタクト
- デゼル
- ホウオウピースフル