サウジアラビアロイヤルカップの予想を中心に予想オッズや過去データ傾向を紹介します!(2019年10月5日(土)/東京競馬場/サウジアラビアロイヤルカップ/芝1,600mG3)
サリオスの強さが光った前走でしたが、ここでもその切れ味は発揮されるのかどうか?
過去5年3着以内全15頭の前走は、上がり3F2位以内をマークしており、サウジアラビアロイヤルカップでも上がり3F1位か2位のいずれかが3着以内に入っています。
逆に言えば「先行力のある馬であれば、そこまで上がり3Fを出せなくても馬券になっている」ということも言えます。
今回はサリオス以外で馬券になりそうな馬を紹介していきます。
目次
サウジアラビアロイヤルカップ2019予想
先行勢が揃いましたが少頭数のためスローペースで流れ、最後は瞬発力勝負の直線へ。
ただし、上位3頭が上がり3F3位以内で決着がつくようなレースではなく、1頭は前々で競馬しながら二の脚を使う、もしくは、上がり3F3位以内でサリオスの猛追を凌ぐ走りが出来そうな馬を狙ってみたいと思います。
◎本命:複勝
ロードエクスプレス
前走新馬戦は1400mを3番手で追走しながら最後は切れのある脚で抜け出す競馬。
上がり35.4は、新馬戦では速いタイムで、それをミドルペースの中でやってのけたのは、素質のある証拠。
今回、ジェラペッシュがハナを切れば、そのすぐ後ろあたりを追走。スムーズな流れの中からサリオスやクラヴァシュドールより前にいる分、突き抜けやすい位置取りを想定。
前走はミドルペースで抜け出した上がりはここでも十分に通用する計算ですね。
サリオスやクラヴァシュドールより前にいる馬。今回はそこがポイントだと思います。
スタートはまずまずも後方に下げる競馬。この時点で「無いな」と諦めましたが最後の直線。前が詰まり、方向を変えようとするもすぐに諦めた形。残り200mもあったところで流す競馬。故障なのか?どうなのか?騎手についてあれこれはいいたかないですが、さすがに今回は「??」のレースでした。
勝ったサリオスもさすがの走りでしたが、結果はレコード決着。あれだけ追った石橋騎手。馬体の疲れ具合も気になりますね。2着クラヴァシュドール。距離が伸びてもまだまだ行けそうな感じ。むしろ距離が伸びたほうが良い感じに見ました。
◯対抗
クラヴァシュドール
新馬戦は、同日に牝馬限定1400m戦がありながら牡馬混合レースに出走。単勝1番人気で1着と、結果以上に内容が良かったレース。
道中は4、5番手の中を追走。他馬に挟まれながらも折り合いを欠くことなく最後の直線へ向かうと上がりの速さと抜け出すその根性がなかなかのもの。
今回はサリオスより前か同じ位置で競馬をすると思いますが阪神1600mで3F[11.5/10.8/11.2]は、サリオスと同等の扱いでもお釣りがくる内容だと思います。
▲単穴
サリオス
今回は、3着以内に来るものという前提で単穴に。最終追い切りは3頭併せで先着と抜群の手応えですが、本番では、前を捉えきったかどうかでゴールをするイメージ。
サリオスの単勝を取りに行くか?ロードエクスプレスの複勝を取りにいくのか?そんな感じですね。
△連下
アブソルティスモ
エンジェルサークル
サウジアラビアロイヤルカップ2019予想オッズ
引用先:ネット競馬
サウジアラビアロイヤルカップ2019コース解説
東京競馬場芝1600mコース解説
春のNHKマイルC、ヴィクトリアM、安田記念が行われる舞台。向正面の奥からスタートし、250m地点までは緩やかな下りが続く。
3コーナーまでは約550mほどの直線でポジション争いはさほど激しくならず、枠順に有利不利も少ない。ただし、3コーナー手前でいったん坂を登るが、再度下りの状態でコーナーに突入するため、息を抜きたいはずのコーナーで息が抜けない。
そのため1400mに比べ上がりが掛かる傾向がある。
マイル戦ながらスタミナ消耗戦になるコースで、このコースを逃げ切るにはスピードに加え、スタミナ、底力が必要となる。このコースが『中距離を走れるくらいのスタミナが要求される』と言われる所以だ。
クラスが上がるほど逃げ一辺倒では難しくなる……はずだが、外差しが利きにくくなっている影響なのか、近年は安田記念(ロゴタイプ)、NHKマイルC(メジャーエンブレム、ミッキーアイル)など大舞台での逃げ切りも目立っている。
とはいえ、基本は瞬発力を持つ馬が有利なコースだ。引用先:競馬ラボ
サウジアラビアロイヤルカップ/レースコース解説
過去5年でハイペースは1度のみで基本はスローペースの上がり勝負になりやすいです。
若駒の重賞ということもあり、折り合いに専念する馬が多いというのがペースを緩めている理由のひとつ。
古馬とは違い、息の入る箇所も多く、最後は瞬発力勝負になりやすいです。そのため多頭数であれば、スムーズに直線を走れる位置取りを事前に取りやすい外枠が有利で、過去5年を見ても7枠8枠を合わせた3着内率は30%を超えています。
逆に先行馬は、スタート直後にスッと好位が取れやすい中枠が優勢。このあたりも過去成績から見れば明らかな傾向となっています。
サウジアラビアロイヤルカップ2019過去データ傾向分析
2014年~2018年過去5年間といちょうSの結果を参考にしています。
- 単勝1番人気[1-2-1-1]3着内率80%
- 単勝2番人気[1-2-1-1]3着内率80%
- 単勝3番人気[1-0-1-3]3着内率40%
- 単勝4番人気[2-0-1-2]3着内率60%
- 単勝5番人気[0-0-0-5]3着内率0%
- 関東馬[3-3-4-27]3着内率27%
- 関西馬[2-2-1-17]3着内率22.7%
- 1枠[1-0-0-0]
- 2枠[0-0-2-4]
- 3枠[0-0-1-5]
- 4枠[1-0-0-5]
- 5枠[2-1-0-5]3着内率37.5%
- 6枠[1-0-0-7]
- 7枠[0-2-1-6]
- 8枠[0-2-10-7]
サンデーサイレンス系やミスプロ系が優秀。特にディープインパクト産駒やルーラーシップ産駒が優秀。
前走4角6番手以下が好走しており、本番でも4角6番手以下が強い結果。
過去5年3着以内全15頭のうち、牝馬の3着以内は1頭のみ。あとは牡馬が独占。いちょうステークスを含めた過去でも牝馬[1-0-1-8]と低い数字。
前走1600mか1800mが優秀。前走から距離延長は1500mまで。
中4週以上が優秀。放牧明け初戦も◎。
前走新馬戦、未勝利戦が圧倒的に優秀。
馬体重500キロ以下が優秀。
東京1600m連対馬[3-1-0-3]
関東馬で前走札幌組は[2-2-2-3]
ルメール、戸崎、デムーロの3騎手が東京マイルで好走出来る騎手。特にルメール騎手は[19-11-9-30]3着内率56.5%と非常に優秀な成績。戸崎騎手3着内率32.6%、デムーロ騎手3着内率40.5%。