2019年9月26日園田プリンセスカップ2019の予想を中心に過去10年のデータ傾向分析を紹介します。(園田競馬/園田プリンセスカップ/ダート1,400m)
2歳牝馬限定戦の園田プリンセスカップ。
園田ダート1400mは主要コースですからある程度の流れはイメージ出来ます。ただ今回は、船橋から強い1頭スティローザ、北海道からはスパイスワールドなどの参戦により、力関係や展開面がわかりづらいのは確かです。
過去4年の成績を見ると、北海道が3勝、兵庫が1勝。3着以内まで見ると、これも北海道か兵庫が馬券になています。
今年の予想の入り方としては、北海道組か兵庫。ここから入っていこうと思います。
園田プリンセスカップ2019予想
園田1400mは最終的にどの馬が4角1番手~3番手を通過しているのかを当てるようなレースで、これが予測出来ないと3連系はまず取りにくいのがこのコースの特徴です。
今年も逃げ先行馬が揃いましたから、スタートしてそのままの4角通過になるのか?バテた馬を交わしての4角通過になるのか?このあたりが難しいメンバー構成。
過去4年の単勝1番人気の成績は[1-0-0-3]と不振。在籍別で着外3頭は、金沢、岩手、兵庫。この3頭が大敗した時の1着馬はすべて北海道組。
色々な敗因がある中、初の輸送が原因だとは思いますが、大きな原因はそもそもの馬の評価かなと。
過大評価されやすいこの時期の2歳ですから、前走でタイム同様にパフォーマンスの大きかった馬や、前評判の高い馬がここにきて崩れてしまうパターン。これが原因かなと。
今年は、前走浦和で2着馬に2秒以上の差をつけて優勝したスティローザが遠征を押し切っての参戦。前走をここでも再現出来れば、ここは堅い軸馬かなとは思いますが、個人的には、この手の馬に何度も裏切られて来ていますので、ここはデータを素直に参考にしようと思います。
◎本命:単勝/複勝
エムティミーナ/単勝
内枠に名騎手3名の逃げ馬が控えていますが、このうちの2頭は4角手前でバテる想定。スタートはこの3頭が争うように前に行くと思いますからエムティミーナは少し控える形。
5枠を引いたことで、バテる馬の不利を受けやすい位置取りになる可能性もありますが、4角3番手以内で通過しやすい脚質の並び5枠は最高かなと。
前走同コース同距離で1着。タイムは1:32秒台と上々のデキ。
他馬より同コースを経験しているのはかなりプラス材料で、このタイムですから期待したくなるのは当然かなと。
ヨクジョウ/複勝
7枠を引いたことで控える競馬になるかなと。だいたい5番手あたり。
スティローザやスパイスワールドの強さに隠れている感じですが、ヨクジョウも侮れないかなと。
2走前の未勝利では、1:31.5で1着。2着に2秒以上つけて圧勝。スタートでは他馬と接触もまったく気にせずハナへ。
テンの入りが抜群に速いですから、7枠でもハナを取れるかなとは思いましたが、たぶん控えるかなと。仮にハナに立てれば、この馬の勝ち負けにはなると思っています。
また、これまで使い詰めることなく間隔をあけて出走してきましたから、そのあたりにも他馬には無い調整過程のしやすさを買いたいですね。
現在、単勝複勝オッズがだいたいでもわかっていない状態です。実単勝オッズがエムティミーナとヨクジョウの複勝2点でも回収率が170%を超えそうであれば、複勝2点が理想ですね。
スプリンターズステークス2019予想/激走穴馬はイベリス

園田プリンセスカップ2019過去データ傾向分析
過去4年の結果を参考にしています。
- 単勝1番人気[1-0-0-3]
- 単勝2番人気[1-2-0-1]
- 単勝3番人気[1-1-0-2]
- 連対8頭はすべて4角3番手以内
- 4角1番手が3勝と逃げ、先行馬が有利
- 3枠から外枠が優秀
- 馬体重500キロ以下が優秀
- 前走4角4番手以内
- 前走馬番7番以内が優秀
- 前走1000m以上
逃げ選考馬が活躍しやすいコース。逃げ馬も馬券になりますし、4角通過の時点で1番手であれば、それも馬券になりやすい結果。
単勝1番人気の成績が極端に悪く、北海道、兵庫以外で単勝1番人気なった馬の大敗が目立つ結果となっています。
前走4角4番手以内の逃げ先行馬が優秀。その脚質がそのまま、園田プリンセスカップでも反映しているような結果です。
過去4年で馬体重500キロ以上の馬が3着以内に入ったのは1頭のみ。大型馬は割引が必要。
面白いところでは、前走馬番7番以内だった馬の好走が多く、7枠8枠だった馬は不振。このあたりはサインのようなデータになりますが、結果的には多くなっていますので参考まで。