スパーキングサマーカップ2020の予想や過去データ傾向を紹介します。2020年9月2日(水)川崎競馬第3日第17回 スパーキングサマーカップ【地方交流】3歳以上オープン/ダート1600m
豪華なメンバーが揃ったスパーキングサマーカップ2020。
今年は、代替え開催と言うことで、枠順と騎手がガラッと変わりましたので注意したいところです。
人気上位になるのは、川崎マイラーズで復活Vを果たしたグレンツェントが、近走は安定した走りを見せ、トライアルを制したハルディネロに、左回りに勝ち星が無い実績馬トロヴァオらが人気の中心となります。
スパーキングサマーカップは、逃げ先行馬が好走しており、差し、追い込み馬は苦戦。近5年に限れば、4角6番手以下から馬券になったのは1頭のみと厳しい結果。
今年も逃げ先行馬を狙いたいところですが、同型馬が多数いるため、このあたりが予想のポイントになってくるのかなと。
それでは、スパーキングサマーカップ2020の予想や過去データ傾向を紹介します。
スパーキングサマーカップ2020枠順
- 1-1グレンツェント(牡7、伊藤裕人、大井・藤田輝信厩舎)
- 2-2リッカルド(セ9、笠野雄大、船橋・佐藤裕太厩舎)
- 3-3エスケイアリュール(牡9、吉留孝司、浦和・藪口一麻厩舎)
- 4-4トロヴァオ(牡7、町田直希、大井・荒山勝徳厩舎)
- 4-5グランドサッシュ(牡9、山本聡紀、愛知・榎屋充厩舎)
- 5-6ブラックジョー(セ7、藤江渉、浦和・小久保智厩舎)
- 5-7アンサンブルライフ(牡7、見越彬央、浦和・小久保智厩舎)
- 6-8トキノパイレーツ(牡5、櫻井光輔、川崎・八木正喜厩舎)
- 6-9ジョーストリクトリ(牡6、半澤慶実、浦和・小久保智厩舎)
- 7-10ヒカリオーソ(牡4、阪上忠匡、川崎・岩本洋厩舎)
- 7-11ハルディネロ(牡4、臼井健太郎、大井・荒山勝徳厩舎)
- 8-12ミキノトランペット(牡6、橋本直哉、浦和・平山真希厩舎)
- 8-13ドウディ(牡6、岡村裕基、川崎・林隆之厩舎)
スパーキングサマーカップ2020予想
もともと、さほどペースが上がらない川崎ダート1600mですが、今年は強力な逃げ馬が多数おり、さらには先行勢もそろったことで、ミドルペース以上を想定しないといけないかなと。
そうなれば、中団から少し前を狙うわけですが、これがなかなか難しく、また、ミドルペースであろうがハイペースであろうが、馬場状態によっては、逃げ馬が残る可能性も否めないだけに、馬連は軸2頭の予想でおこないます。
◎本命:複勝
グレンツェント
代替え開催で、6枠から良い枠順へ行くかなと思っていましたが、結果は1枠。やっぱ、少し厳しいかなと思いながら、スタートして、好位のインで距離ロスを防ぎ、ポケットを取れるかなと、良いようには考えていますが。
1枠での不安要素としては、仮にスタートが遅れれば、後ろからの競馬は必然で、外枠馬がこぞって前を主張するなら、前をカットされて後ろに下がる競馬。
このあたりは、道中のペースが速くなりますので、結果的に4角手前には、いつものポジションまで上がっている競馬になっているとは思います。
ただ、抜け出すタイミングが少しでも遅れると前が壁で抜け出せなくなりますので、このあたりは、6枠のほうが良かった感じですね。
これまで川崎ダートは[1-0-0-0]と川崎マイラーズ優勝が1回ですから、コース適性は十分で、この時のタイムが1:39.9で上がり3F最速の競馬。
良馬場で1分40秒を切るタイムはかなり速いタイムで、これがハイペースでの競馬だったことを考えれば、さらに強い競馬だったと思います。
今回、ハイペースまで上がれば、グレンツェントに展開が向くことは間違いないと言っても過言ではなく、1枠を引いたことで、外めをスムーズに上がっていければ、勝ち負けは十分に出来ると考えています。
ただ、斤量58キロは、馬格がそこまで大きくない同馬ですから不安もありますが、展開がハマる部分では、一番強い競馬が出来るはず。期待出来る1頭だと思います。
◎グレンツェント
○トロヴァオ
▲リッカルド
△ドウディ
×トキノパイレーツ
×ヒカリオーソ
馬連◎○=◎○▲△××9点
スパーキングサマーカップ2020過去データ傾向分析
単勝人気データ
- 1番人気 [3-3-1-3]
- 2番人気 [3-0-1-6]
- 3番人気 [1-1-1-7]
- 4番人気 [1-0-1-8]
- 5番人気 [0-1-4-5]
- 6番人気以下 [2-5-2-66]
単勝1番人気[3-3-1-3]と好走をしていますが、近5年は[1-1-1-3]と苦戦。これは単勝2番人気も言えることで、2倍台前半でも普通に飛んでいますので、上位2頭の取り捨ては難しいところです。
逆に、単勝4番人気以下が好走しており、近5年の3着以内に限れば、15頭中9頭が馬券になっています。
また、連対馬は当日単勝7番人気以内の決着となっています。
所属別データ
- 船橋[4-3-5-21]
- 大井[3-3-3-12]
- 浦和[2-1-3-15]
- 川崎[1-1-1-27]
- その他[0-0-0-20]
船橋が4勝とトップの成績に加え、全体的な数字も高く、中心の存在です。
また、小久保智厩舎、荒山勝徳厩舎は人気に関わらず好走馬を出して来ていますので、今年も要チェックですね。
南関所属馬以外は[0-0-0-20]と苦戦しており、グランドサッシュには厳しいデータです。
年齢別データ
- 3歳[0-0-0-2]
- 4歳[2-0-1-6]
- 5歳[1-2-1-15]
- 6歳[3-3-2-21]
- 7歳[4-4-2-23]
- 8歳以上[0-1-4-28]
6歳7歳で7勝と中心の存在。特に近5年は好走しており、今年もグレンツェントやトロヴァオ、ブラックジョーらが出走予定。
また、6歳7歳で好走している単勝オッズが4番人気~7番人気というのも強いデータだと思います。
逆に8歳以上は苦戦。
特に重要なデータまとめ
- 4角5番手以内の逃げ先行馬が活躍しており、過去5年の逃げ馬は[3-0-1-1]となっており、単勝2番人気以内が好走しやすい結果です。
- 逆に4角7番手以下の差し、追い込み馬は苦戦しており、3着内でも4角6番手1頭だけが3着に入った程度です。
- 1枠2枠が苦戦しており、全体的には3枠~8枠が好走。数字では中枠が狙い目。
- 馬体重450キロ前後から勝ち負け出来る結果となっていますが、馬格があればあるほど好走している形です。