秋風ステークス2019の予想を中心に予想オッズや過去データ、コースバイアスや追い切りなどから狙うべき馬を紹介していきます。(9月28日中山競馬11R/秋風ステークス2019/1600万下/芝1,600m)
中山1600mと言えば、内枠先行馬が有利で、秋風ステークスもその傾向は変わらない過去3年の結果。
レースの位置づけとしては、ここで勝ってオープンに上がり、年内にあと1、2戦ほど戦って春の重賞戦線に備えたい。そんな陣営の思惑が、過去の優勝馬のローテーションから垣間見えます。
人気の中心は前走新潟日報賞を同タイム2着だったモアナにアネモネS優勝馬ルガールカルムなどの牝馬勢が人気。
昨年も牝馬同士の決着でしたから、注目したい2頭です。
秋風ステークス2019予想オッズ
引用先:ネット競馬
秋風ステークス2019コース解説
スタート地点は1コーナー横のポケット。高低差が5.3mある芝コースの最高地点からスタートして2コーナーまで緩やかな下り。外回りの向こう正面から3~4コーナーに向かって約4.5m下っていく。
最初の2コーナーまでの距離が240mと短いため、外枠に入った馬は外々を回らされることが多く、特に多頭数の外枠は不利となる。
下りをスムーズに回ってきた逃げ、先行馬が勢いそのままになだれ込むパターンが多いのだが、3コーナー手前から一気にポジションを上げて捲った馬のアベレージも高い。すなわち、直線入り口でのポジションが大きく反映される。
とはいえ、ゴール前の急坂も忘れてはならないポイントで、オーバーペースで坂を迎えた馬は差し馬の餌食となってしまう。引用先:競馬ラボ
詰まるところ、展開を読み、ミドルペース以上なのか?以下なのか?これをしっかりと予測しないといけないコースで、これが出来ればある程度の馬にまで絞れるということですね。
また、最初の2コーナーまでの距離が240mと短いため、外枠に入った馬は外々を回らされることが多く、特に多頭数の外枠は不利となる。
実際に過去の結果でもこの傾向が色濃く出ています。少頭数でも例外はなく、基本は内枠から予想に入るのがベストですね。
ちなみに、外枠から届かずの4着以下だった馬の次走平坦コースでの成績が良いのは必然なことです。
秋風ステークス過去データ傾向分析
過去3年とロードカナロアメモリアルの計4年の結果を参考にしています。
- 単勝1番人気[2-1-1-0]
- 単勝2番人気[0-0-1-3]
- 単勝3番人気[0-1-0-3]
- 関東[3-4-2-35]
- 関西[1-0-2-10]
- 牡馬[3-2-4-32]
- 牝馬[1-1-0-11]
- せん馬[0-1-0-2]
- 3歳[0-0-1-5]
- 4歳[2-2-1-11]
- 5歳[1-1-1-15]
- 6歳[1-1-0-10]
- 7歳以上[0-0-1-4]
単勝1番人気の成績が良く、軸馬は「単勝1番人気」という理由だけで決めてもいいくらいでしょうか。
サンデーサイレンス系、ミスプロ系が強く、中でもパワーのある重めの血統が優秀。昨年はディープインパクト産駒2頭が絡んでいますが、基本はディープインパクト産駒以外が狙い目。
血統背景からもわかるように上がり勝負ではなく、パワーで押し切る、抜け出す競馬が主流のため前走から距離延長よりも同距離か距離短縮組が優秀です。
中2週3週も馬券になっていますが、休養明け初戦も好走。ここから秋~冬にかけて数レース戦うであろう馬を狙っていくのがベスト。
前走1600万下で4角4番手以内、3着4着だった馬の好走が目立つレース。
秋風ステークス2019予想
中山初日開催の1000万クラス木更津特別の1着タイムが1:32:1。秋風ステークスの過去3年は7日か8日目開催のため、初日開催よりも1秒前後遅い1:33秒前半が目安になってきます。
持ちタイムで天秤にかける場合は、このあたりは要チェックですね。
今年は3歳でも中山実績のある2頭、ルガールカルムとヴァッシュモンが出走。過去3歳の結果は、[0-0-1-5]とイマイチですから、この2頭の取捨ては難しいところ。
◎本命:複勝
ヴァッシュモン
ルガールカルムが内枠すぎる1枠に入ったことで、本命をヴァッシュモンに変更しますね。三浦騎手のこれまでの競馬内容から見ると、内にこもって4角で外差しを狙ってくると思います。
これが2枠3枠あたりであれば、外でも中でも狙えますが1枠となると前が壁、追い出しでフタをされてしまう可能性がありますので、ここは紐候補。
変わってヴァッシュモンですが、中山1600mの持ちタイムが1:33:8と優秀で、例年の秋風ステークスなら勝ち負け。
ただ、開催前半でのタイムでしたから、そこまで鵜呑みに出来ないので今回はどうだろうかという感じでしたが、この枠順。脚質の並びから見て良い枠を引いたかなと。
メンバー的にミドルペースで流れることを想定した上で、道中は5番手以内を追走。直線ではストレスなく馬場の真ん中を走ってこれそうな5枠は一番良い枠に見えます。
最終的にモアナとの叩き合いか、ルガールカルムを退ける形でゴールをする。そんなイメージを持っています。
<<参考印>>
◎ヴァッシュモン
◯モアナ
▲ルガールカルム
△レジーナドーロ
×エクレアスパークル
×ワールドヘリテージ
※本命単勝複勝予想は、枠順が確定しだい公開します。
枠順確定前の推奨馬としては、
- モアナ
- ルガールカルム
- ヴァッシュモン
- レジーナドーロ
- エクレアスパークル
ルガールカルムに関しては、2歳から狙い続けてきた馬で、中山でこその馬だと思っていますから、内枠に入れば複勝で狙う可能性は大きいです。
2走前のアネモネSがタイム以上に強い内容で、ハイペースを先行して押し切るあたりは、今回のメンバー構成に一番合っていそうに思います。