たんぽぽ賞2020の予想を紹介します。(2020年2月27日佐賀競馬第24回JRA交流たんぽぽ賞3歳九州産ダート1400m)
今年のJRA組は、6頭の出走を予定しており、中でも3歳1勝クラスのテイエムヤマカゼやローランダーが人気の中心になるかなと。
さらにJRA交流で初勝利を収めたベルウッドコチョウが同コースを経験して優勝したアドバンテージや、迎え撃つ地方組ウィンウィンボルトやトキノノゾミの参戦もあり、非常に面白いレースになりそうです。
たんぽぽ賞の過去4年、3着以内12頭中5頭がJRA組で、残り7頭が地方組。地方組優勢となっていますので、馬券の組み立て方には注意したいところです。
たんぽぽ賞2020枠順
枠番 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 厩舎 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | カシノピアレス | 牝3 | 54.0 | 田中純 | 和田雄二 |
2 | 2 | ローランダー | 牝3 | 54.0 | 幸英明 | 湯窪幸雄 |
3 | 3 | テイエムヤマカゼ | セ3 | 56.0 | 山口勲 | 山内研二 |
4 | 4 | テイエムヨカロー | セ3 | 56.0 | 服部寿希 | 杉山晴紀 |
5 | 5 | ウィンウィンボルト | 牡3 | 56.0 | 山下裕貴 | 九日俊光 |
5 | 6 | アリラン | 牡3 | 56.0 | 田中直人 | 手島勝利 |
6 | 7 | カミノメグミ | 牝3 | 54.0 | 鮫島克也 | 真島元徳 |
6 | 8 | ヘイセイロード | 牡3 | 56.0 | 松井伸也 | 高馬元紘 |
7 | 9 | ベルウッドコチョウ | 牡3 | 56.0 | 真島正徳 | 本間忍 |
7 | 10 | トキノノゾミ | 牝3 | 54.0 | 酒井忍 | 八木正喜 |
8 | 11 | ヒットリーン | 牝3 | 54.0 | 倉富隆一 | 川田孝好 |
8 | 12 | ブンキンタカシマダ | 牝3 | 54.0 | 石川慎将 | 大根田裕 |
たんぽぽ賞2020予想
予想のポイントになるのは、中央勢の6頭。中でもテイエムヤマカゼとローランダーの取り捨て。
過去4年の3着以内15頭中5頭がJRA組で、その内全頭が着順に関係なく、たんぽぽ賞までにダートを1度は経験していました。
佐賀競馬で九州産限定となれば、力差でどうにでもしてしまいそうなイメージは強いですし、血統背景を参考にしようとしても、こちらも力関係でどうにでもなるかなと。
それぐらい、JRAと地方には差が生じているのは確か。
初ダートでも実績を買うのか?それとも地方勢の適正を買うのか?ここが的中の分かれ目ですね。
◎本命:単勝
テイエムヤマカゼ
新馬戦だった芝1200mを単勝4番人気で1着。2着にコンマ4秒差をつけて快勝。その後、芝1400mに出走も、距離適性と力差の壁に邪魔され凡走。それでも大きく負けていないのは地力がある証拠かなと。
前走3歳1勝クラスは、8頭立てで最下位人気で4着。勝ち馬からコンマ3秒差は好走した部類に入り、休養して成長した馬体プラス、リフレッシュ効果が出たようなレースだったと思います。
今回初ダートになりますが、ここは九州産限定戦。JRA未勝利だったベルウッドコチョウがJRA交流ノカイドウ特別であっさりと優勝。
2着馬に2馬身つけたことからもわかるように地方と中央では力差が歴然。
初ダートであっても3歳1勝クラスの実力は最上位。力差で逃げ~先行を取る形を想定していますので、3枠も申し分ない枠順です。
あとは、気持ちよく競馬が出来るかどうかだけで期待したい1頭ですね。
◯対抗
ベルウッドコチョウ
たんぽぽ賞がJRA交流ノカイドウ特別と相性が良く、また同条件を逃げて優勝したことで、アドバンテージはかなり大きいかなと。
JRAは未勝利も、このメンバーであればスムーズに逃げて押し切りも可能かなと考えています。
▲単穴
トキノノゾミ
過去4年の3着以内15頭中全頭が4角5番手以内の通貨となっており、先行~差し脚質のトキノノゾミには少し厳しい展開になるかなと。
それでも地方組の中では、実績上位に見え、前走ガーネットフラワー賞も僅差の3着に好走。
今回は初の長距離輸送+展開面で単穴にしていますが、◯ベルウッドコチョウとは遜色無い評価をしています。
◎テイエムヤマカゼ
◯ベルウッドコチョウ
▲トキノノゾミ
△ウィンウィンボルト
×ローランダー