東京新聞杯2020の消去法データ推奨馬や予想を紹介します。(2020年2月9日東京競馬第70回東京新聞杯4歳以上オープンG3/芝1600m)
サンデーサイレンス系が優秀な結果を残す中、上がり3F勝負というよりは、パワーの要する結果となっていますので、スパッと切れる脚よりナタのような切れ味を持つ馬が好走している東京新聞杯。
また、単勝30倍以上[0-1-1-65]と人気薄の好走がそこまで望めない中、単勝1番人気が[1-1-2-6]と苦戦しており、2連系なら中穴人気までが好走しているレースです。
今年は、なかなかのメンバーが揃いましたがそれを後押しするような消去法データ推奨馬の4頭。言って見れば、4歳VS5歳6歳の対決で、新たなマイル王誕生の予感さえ感じられる4頭になっています。
目次
東京新聞杯2020出走予定馬
馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 |
---|---|---|---|
キャンベルジュニア | 牡8 | 56.0 | Fミナ |
クリノガウディー | 牡4 | 56.0 | 横山典 |
クルーガー | 牡8 | 57.0 | Sフォ |
ケイアイノーテック | 牡5 | 58.0 | 津村明 |
ケイデンスコール | 牡4 | 56.0 | 石橋脩 |
ゴールドサーベラス | 牡8 | 56.0 | 内田博 |
サトノアーサー | 牡6 | 56.0 | 田辺裕 |
シャドウディーヴァ | 牝4 | 54.0 | 岩田康 |
スウィングビート | 牡5 | 56.0 | 大野拓 |
ドーヴァー | 牡7 | 57.0 | 北村宏 |
ブレスジャーニー | 牡6 | 56.0 | 松岡正 |
プリモシーン | 牝5 | 56.0 | Mデム |
プロディガルサン | 牡7 | 56.0 | 石川裕 |
モルフェオルフェ | 牝5 | 54.0 | 江田照 |
レイエンダ | 牡5 | 57.0 | 丸山元 |
レッドヴェイロン | 牡5 | 56.0 | Cルメ |
ロワアブソリュー | 牡7 | 56.0 | |
ヴァンドギャルド | 牡4 | 56.0 | 福永祐 |
東京新聞杯2020枠順
枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 調教師 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | プリモシーン | 牝5 | 56.0 | Mデム | [美]木村哲 |
1 | 2 | ヴァンドギャルド | 牡4 | 56.0 | 福永祐 | [栗]藤原英 |
2 | 3 | モルフェオルフェ | 牝5 | 54.0 | 江田照 | [美]大江原 |
2 | 4 | クルーガー | 牡8 | 57.0 | Sフォ | [栗]高野友 |
3 | 5 | サトノアーサー | 牡6 | 56.0 | 田辺裕 | [栗]池江泰 |
3 | 6 | レイエンダ | 牡5 | 57.0 | 丸山元 | [美]藤沢和 |
4 | 7 | ケイデンスコール | 牡4 | 56.0 | 石橋脩 | [栗]安田隆 |
4 | 8 | (外)スウィングビート | 牡5 | 56.0 | 大野拓 | [美]加藤征 |
5 | 9 | レッドヴェイロン | 牡5 | 56.0 | Cルメ | [栗]石坂正 |
5 | 10 | ロワアブソリュー | 牡7 | 56.0 | 吉田豊 | [栗]須貝尚 |
6 | 11 | (外)キャンベルジュニア | 牡8 | 56.0 | Fミナ | [美]堀宣行 |
6 | 12 | シャドウディーヴァ | 牝4 | 54.0 | 岩田康 | [美]斎藤誠 |
7 | 13 | クリノガウディー | 牡4 | 56.0 | 横山典 | [栗]藤沢則 |
7 | 14 | ゴールドサーベラス | 牡8 | 56.0 | 内田博 | [美]清水英 |
8 | 15 | ケイアイノーテック | 牡5 | 58.0 | 津村明 | [栗]平田修 |
8 | 16 | ドーヴァー | 牡7 | 57.0 | 北村宏 | [美]伊藤圭 |
東京新聞杯2020予想オッズ
引用先:ネット競馬
東京新聞杯2020消去法データ
- 7歳以上[0-1-1-37]
- 単勝9番人気以下[0-1-1-57]
- 単勝30倍以上[0-1-1-65]
- 前走1800m[0-0-0-9]
- 前走東京[0-2-0-18]、ただし重賞連対以上やOP特別1着経験馬は除く
- 前走重賞以外で単勝4番人気以下[0-0-0-23]
- 前走単勝9番人気以下[0-1-1-42]
- 前走10着以下[0-1-1-41]
- 前走負け1秒以上[0-1-1-32]
該当馬
キャンベルジュニア
クルーガー
ゴールドサーベラス
ドーヴァー
プロディガルサン
ロワアブソリュー
シャドウディーヴァ
スウィングビート
ブレスジャーニー
ケイアイノーテック
ケイデンスコール
モルフェオルフェ
レイエンダ
プリモシーン
東京新聞杯2020消去法データ推奨馬
ヴァンドギャルド
クリノガウディー
サトノアーサー
レッドヴェイロン
個人的な見解を言うと、外枠を引いたクリノガウディーが富士Sのリベンジを果たしやすい枠順を引いたことや、先行で上がりが使えるレッドヴェイロンが5枠を引いたあたりに予想のポイントがあるかなと。
脚質の並びからしてスローペースを想定していますので、軸はこの2頭が適しているように思います。
レッドヴェイロンが抜け出しをはかるところに大外から一気の伸び脚クリノガウディーといったイメージ。ただクリノガウディーがテン乗り横山騎手ですから少し不安はありますが。
前走のことを考えれば、押してでも先行で行く可能性もありますからね。
このあたりについては東京新聞杯2020の最終予想で見解を紹介していますので参考にして見てください。
[getpost id=”10228″] [common_content id=”9807″]レッドヴェイロン
アーリントンC3着、NHKマイルC3着と重賞で好走を続けてきたレッドヴェイロン。
その後の走りからしてもマイル適正は十分で、特に2走前紅葉Sが1:32.0秒と好タイムで優勝。上がり3F2位の切れ味は、約1年ぶりの実践だったとは思えない走りでした。
続く前走キャピタルSは道悪の中、差す競馬で2着。不良馬場の中、最後の直線で追い上げるのは位置取り的に厳しいかなと思って見ていましたが、最後までしっかりと伸びて2着は立派。
これで東京マイルは[2-1-1-0]と3着内率100%ですから、必然と東京新聞杯でも期待したくなります。
NHKマイルCや前走のように後ろすぎると1着まで届かないレースになりやすいですからスタートを決めてある程度前での競馬が出来る騎手が最低条件になってくるかなと。
あとは、スムーズな競馬が出来れば、勝ち負け必至のようなレースになると考えています。
ヴァンドギャルド
昨年は一気の3連勝でオープン入りを果たしたヴァンドギャルド。
2歳時は、東スポ2歳S3着、ホープフルS6着。3歳時春は、 毎日杯3着と1800m以上で好走を繰り返し、安定した走りも、あと一歩届かずの競馬が多かった要因には距離があったのかなと。
初のマイル戦だったアーリントンCが9着と大敗も勝ち馬イベリスからコンマ4秒差ですからまったく悲観する内容ではなく、それどころか、この好走によってマイル適正が高いことに陣営も気づくレースとなります。
その後、自己条件からマイルを一気の2連勝ですから適正は◎だったということ。
今回は初重賞挑戦でもなく、幾度なく重賞戦線では好走してきましたから、今回のメンバーなら即優勝があってもおかしくない見立て。
前走ウェルカムS(1800m)は、ハイペースの中を先行して抜け出せた競馬が、今回の東京新聞杯ではプラスに出る可能性が高いです。
期待したい1頭ですね。
クリノガウディー
朝日杯FS2着後は自己条件に出走することなく、ひたすら重賞戦線に出走しながら、中京記念2着の好走などもあり、前走マイルCSでは、勝ち馬インディチャンプからコンマ6秒差の7着とまずまずの結果。
東京芝1600mは、富士Sで1:33.3秒で4着に好走していますので適正は十分かなと。
特段に切れる脚を持っているわけではないので先行でも展開待ちの部分が多く、息の長い脚で前を抜き去る競馬が得意。
好走条件としては、稍重以上+内枠がベストの条件で、父スクリーンヒーローのスタミナとパワーが息の長い脚を作り出しているように見えます。
サトノアーサー
毎日杯2着やきさらぎ賞2着、神戸新聞杯3着など、3歳時は何度も好走してきたサトノアーサー。
古馬になってからもオープン特別で好走をしながらエプソムCで初重賞制覇。
適正距離の幅が1600m~2400mと幅ひろく、東京コースは[1-0-0-3]と苦戦気味で勝ったのはエプソムCのみ。
基本的に東京コースでの上がり勝負には弱い反面、京都や阪神コースになると、切れ味鋭くなく点から左回りが苦手の可能性もあるだけに最後まで慎重に思案をしたいところですね。