東京スプリント2020の予想や過去データ傾向を紹介します。(2020年4月8日大井競馬第31回東京スプリントJpn3/4歳以上オープン/ダート1200m)
今年もメンバーが揃った形の中、昨年2着の屈辱を果たすことが出来るかが注目のコパノキッキング。藤田騎手とのコンビが復活したことでさらに注目を集める存在に。
また、武豊騎手との継続で牝馬での優勝を狙うヤマニンアンプリメの距離短縮に斤量増で好走が出来るのかどうか?
さらに年明け3戦2勝で勢いに乗るジャスティンが初の地方競馬、深い砂に適応が出来るのかどうかなど、JRA勢の人気上位馬は、コパノキッキング以外、不安要素が多いの。
そんな中、迎え撃つ地方勢には、昨年のJBCスプリント優勝馬ブルドックボスに重賞3勝の古豪ノボバカラが久々の重賞制覇を狙う形。
予想の入り方としては、強力な逃げ馬不在の中、ペースが落ち着くのかどうか?それによって決まり脚質が変わってくるので、展開予測が重要になってくると考えています。
東京スプリント2020枠順
枠番 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | ジャスティン | 牡4 | 56 | 坂井瑠星 |
2 | 2 | ウインオスカー | 牡7 | 56 | 山崎誠士 |
3 | 3 | キャンドルグラス | 牡6 | 56 | 笹川翼 |
4 | 4 | ヤマニンアンプリメ | 牝6 | 56 | 武豊 |
4 | 5 | マッチレスヒーロー | 牡9 | 56 | 森泰斗 |
5 | 6 | エポック | 牡7 | 56 | 本橋孝太 |
5 | 7 | ブルドッグボス | 牡8 | 58 | 御神本訓史 |
6 | 8 | サブノジュニア | 牡6 | 56 | 矢野貴之 |
6 | 9 | コパノキッキング | 騸5 | 57 | 藤田菜七子 |
7 | 10 | ヌーディーカラー | 牡5 | 56 | 藤田凌 |
7 | 11 | ノボバカラ | 牡8 | 56 | 北村友一 |
8 | 12 | ダノングッド | 牡8 | 56 | 真島大輔 |
8 | 13 | ナイトフォックス | 牡8 | 56 | 見越彬央 |
展開予測
スタートさえ決まれば、内枠を活かして逃げるのがジャスティン。スタートが決まらないのであれば、コパノキッキングが逃げる形。
先行勢には、ヤマニンアンプリメやキャンドルグラス。ブルドッグボスなどが前の位置取り。
展開はやや縦長の展開で、ペースが速くなる3角手前から大きく分けて2つのグループに分かれて最後の直線へ。
ジャスティンとコパノキッキングが後続馬を引き離しにかかる中、ヤマニンアンプリメやキャンドルグラスらが応戦。
差し馬勢から、サブノジュニアやノボバカラが懸命に詰め寄るも、前との差が縮まらないでゴール。
ペースはミドルペースで、ジャスティンとコパノキッキングのスタート次第では、スローペースもあると予測。
東京スプリント2020予想
予想のポイントは、ヤマニンアンプリメの位置取りで、これが先行勢でも3番手4番手をスタートから取ると、ミドルペースでも若干速い形になるため、コパノキッキングにしてみれば、最高の流れかなと。
逆にミドルペースでもスローペースに近いのであれば、ジャスティンが余裕残しで最後の直線に向かえるかなと。
今回のメンバーと近走内容、斤量や枠順から見れば、コパノキッキングとジャスティンのどちらかは連対以上の予想となり、ヤマニンアンプリメが粘れるかどうか?
展開崩れのハイペースになると、キャンドルグラス、ブルドックボス、サブノジュニア、ノボバカラが台頭。
このレースはスタートですべてが決まってしまいそうなイメージです。
◎本命:単勝
コパノキッキング
メンバー的に強力な同型馬が不在で、そこまで競って走ることがなさそうで、仮にジャスティンをハナに行かせ、コパノキッキング自身は番手追走~3番手以内なら、楽勝で前をとらえるかなと。
前走根岸Sは、モズアスコットの末脚に勝ち星をすくわれた形でもコンマ2秒差の2着。陣営曰く、モズアスコットは完全にノーマークで、差される予測をしていなかったということですから、今回は先行するにしても、各馬の動向は想定済みかなと。
これまでダート1200m以下は[8-1-1-0]と3着内率100%。東京盃で優勝するなど、大井ダート1200mは歓迎材料。
後は、スタートを決めて好位を取れるかどうか?
負ける要素があまりないのも本音でしょうか。期待出来る1頭だと思います。
◯対抗
ジャスティン
不安要素と言えば、スタートが決まるのか?と、地方の深い砂が合うかどうかという程度で、それ以外ならコパノキッキングと良い勝負をしそうかなと。
前走千葉Sは、単勝2番人気で1着。控えた競馬の3番手を追走しながら、最後は上がり3F35.5で抜け出す競馬。これまでのダートレースでの位置取りを考えれば、控えた競馬で結果を出せたのはプラス材料で、
スタートに不安を抱える同馬にとっては、心強い武器を手に入れたかなと。
また、千葉Sで1:09.7と1分10秒を切っての内容は、JRA重賞クラスで十分に勝ち負け出来るタイムで、コパノキッキングともそこまでの開きは無い形。
また鞍上に坂井騎手というのも、個人的に見ればプラスに感じており、ここは藤田騎手を封じる走りが見たいという願望も込みでの評価。
スタートさえ決まればの注文が付いての◯対抗の評価です。
◎コパノキッキング
◯ジャスティン
▲ノボバカラ
△ブルドックボス
×キャンドルグラス
×サブノジュニア
馬単◎→◯▲△××5点
東京スプリント2020過去データ傾向
特に重要なデータを紹介します。
- 単勝1番人気[5-2-2-1]3着内率90%と好走
- 単勝2番人気[0-3-0-7]と苦戦傾向
- JRA組が15連対とトップも、大井、船橋が2連対、笠松1連対と地方組も応戦
- 8歳が6連対と優秀。続いて、5歳6歳が4連対
- 牝馬[2-0-0-10]と言う結果。勝った2頭には統一G1優勝馬
- 連対馬20頭中16頭がダート1600m以下重賞の勝ち馬。残る4頭中3頭がJRAダート1600mオープン特別で優勝経験
- 追い込み馬は苦戦
- JRA組なら前走9番人気以下、9着以下からの巻き返しも可能
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