読売レディス杯2020の予想を紹介します。(2020年8月18日第8回金沢競馬第4日/第38回 読売レディス杯3歳以上牝馬/地方全国交流/ダート1500m)
過去5年の結果を参考にすれば、4角4番手以内の逃げ先行馬が活躍しており、特に逃げ馬に限れば[1-2-1-1]と好走。
で、面白いのが、逃げた馬5頭で馬券になった4頭は上位人気馬に限らず、単勝8番人気でも好走している点です。
私のイメージですが、金沢ダート1500mは、力のある逃げ馬は最後の直線でバテるタイプが多く、先行~差しが有利なコースだと思っています。
それでも単勝下位馬が好走している読売レディス杯は、難しい予想になるのは間違いなく、逃げ馬は必ず抑える必要があるなと思っています。
今年は、逃げ先行勢が揃いましたので、ミドルペース以上を想定。そうなれば、逃げ馬が馬群に沈むことが容易に想定出来ますが、そこが読売レディス杯の肝になる部分。
予想の入り方としては、逃げ馬を意識しつつ、大崩が少なそうな先行馬を軸に。展開崩れを想定しての、逃げ差し馬を紐に据えて予想を組み立てています。
読売レディス杯2020枠順
枠番 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | ロンギングルック | 牝4 | 55 | 中島龍也 |
2 | 2 | エイシンセラード | 牝5 | 55 | 田中学 |
3 | 3 | ミラクルフーガ | 牝4 | 55 | 柴田勇真 |
4 | 4 | スターリングブルス | 牝5 | 55 | 堀場裕充 |
5 | 5 | フェリシアルチア | 牝6 | 55 | 藤田弘治 |
6 | 6 | ノーブルステップ | 牝5 | 55 | 吉田晃浩 |
6 | 7 | アンジュリアン | 牝4 | 55 | 田知弘久 |
7 | 8 | ナンヨーオボロヅキ | 牝4 | 55 | 平瀬城久 |
7 | 9 | エースウィズ | 牝6 | 55 | 水野翔 |
8 | 10 | アークヴィグラス | 牝4 | 55 | 吉原寛人 |
8 | 11 | サラーブ | 牝5 | 55 | 森泰斗 |
読売レディス杯2020予想
◎本命:複勝
サラーブ
これまで戦ってきた相手が違うという部分でも◎が付けれるほど、今回のメンバーでは最上位に見えるのがサラーブかなと。
中央で2勝を挙げたあと大井に転入。そこから重賞戦線で善戦を続けていますがタイトル奪取は無し。そんなサラーブが、逃げ先行馬が多い金沢ダート1500mで、外枠発走というのは狙い目十分かなと。
スタートさえ五分なら、外め中団を追走しながら、勝手にやりあってくれている前がバテだす4角手前には位置取りを上げ、最後の長い直線で前を交わす競馬が出来るイメージです。
前走スパーキングレディーカップは完全に前が有利で、4角6番手からでも届かなかったことは悲観する内容でもなく、ダート1600mでも少し長いかなと感じているだけに、距離短縮は歓迎材料かなと。
鞍上に森騎手を従えて、体制は整ったように思います。
○対抗
エイシンセラード
スタートは上手く、テンの入りもスムーズで馬なりでハナを取れる脚質は、2枠という内枠は最高の枠順かなと。
中央の1800mで勝ち星があるようにスタミナ面は問題なく、ハナを取れば、最後まで走り続ける気性面も、今回のメンバーであれば驚異なのは確か。
前走兵庫サマークイーン賞も、ハナを取って逃げる展開の中、最後まで自分のペースで走り、2着に3馬身をつけて圧勝。
このあたりを2016年の2枠から逃げて3着になったエトワールドロゼと被るところがあり、いかに向こう正面のペースが上がるところでも、自分の走りが出来るかがポイントで。
その点、兵庫サマークイーン賞の走りが出来れば、そのままおのずと着順はついてくるかなといった見立てです。
展開が前ならエイシンセラード。後ろならサラーブ。そんな予想となっています。
◎サラーブ
○エイシンセラード
▲ナンヨーオボロヅキ
△フェリシアルチア
×アークヴィグラス
馬連◎○=▲△×6点
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