競馬の複勝とは?オッズの見方や特徴!的中させやすいと勝ちやすいを混同するのは危険

競馬の複勝馬券について「複勝とは?」の紹介から複勝馬券の買い方。そして複勝馬券は8種類ある馬券種の中で一番的中させやすいことから「複勝は勝ちやすい」という誤った認識について解説。さらに複勝ころがしとは?に複勝で稼ぐための方法などを紹介していきます。

複勝馬券は、競馬の馬を買うための決められたルールのひとつで、競馬の馬券種には、単勝、複勝、枠連、馬連、ワイド、馬単、3連複、3連単と全8種類存在しています。

その1つが複勝馬券です。

複勝とは?

複勝馬券とは、自分の選んだ馬が3着以内に入れば的中となる馬券で、基本的には1点(1頭)予想が主流となっていますがレースに出走する馬であれば何頭でも購入することが出来ます。

その内、2頭でも3頭でも3着以内に入れば的中となります。

例えば、2019年の天皇賞秋のレース結果で説明すると、

赤枠で囲った1着アーモンドアイ2着ダノンプレミアム3着アエロリットの3頭が3着までに入っていますので、複勝の場合は、この3頭が的中となります。

配当は、2番アーモンドアイ110円、9番ダノンプレミアム260円、5番アエロリット270円となり、払い戻しを確かめる場合、ダノンプレミアムの160円であれば、1.6×馬券購入金額となります。

複勝オッズの確認方法や見方は?


引用先:JRA

複勝オッズの確認方法は、JRAのホームページトップ画面左上の「オッズ」をクリック。

引用先:JRA

そうすると各開催馬場のオッズカテゴリーが画面に表示されます。そしてオッズを確認したい競馬場名をクリックします。今回は阪神競馬場のフィリーズレビューです。


引用先:JRA

デフォルトは、単勝オッズが表示されている場合が基本ですので、人気順をクリックして頂くと以下のような単勝オッズと複勝オッズの人気順が表示されます。

引用先:JRA

赤枠⇒単勝オッズ(人気順)

青枠⇒複勝オッズ(人気順)

これが複勝オッズを確認する流れになります。

複勝オッズのオッズ幅とは?

複勝は単勝オッズと違ってオッズに幅があります。

結果変動幅と呼ばれているもので複勝幅やオッズ幅とも呼ばれていますです。

この結果変動幅は、1着から3着までに入る各馬のオッズによって複勝オッズが変動するものです。

例えば、フィリーズレビューの3番人気6番プールヴィルで説明すると、

引用先:JRA

3番人気6番プールヴィルの複勝オッズは1.9~2.6とオッズの幅が表示されています。これが複勝のオッズ幅です。

具体的に数字で表すと、フィリーズレビューの複勝総売り上げが1億円。これを100%にするとJRAの取り分が20%。

ここで80%が残り、これに1番人気5番アウィルアウェイの複勝馬券が40%、2番人気12番キュールエサクラが20%、3番人気6番プールヴィルが10%。残りの10%を他の馬で分配したとします。

このまま1番人気5番アウィルアウェイが3着以内に入れば、オッズ幅の低い方のオッズが適用され、5番アウィルアウェイが3着以外なら、その5番アウィルアウェイの配当金が3着以内に入った馬へ割り当てられます。

この割り当てられる金額の上限が複勝幅の高いオッズまでとなります。

ちなみに複勝歴代払い戻しランキングTOP5を紹介すると、

1位 2010年6月26日福島2R16,110円
2位 2012年7月28日小倉10R14,390円
3位 2012年3月25日阪神2R14,080円
4位 2016年10月22日新潟3R13,620円
5位 2009年1月11日京都3R12,280円

歴代払い戻金TOP5を見て頂くと上位5位すべてが万馬券となっていますが、こういった馬を狙って的中させることは容易ではありません。

複勝万馬券は、狙って取れる割合が低いのはもちろんですが、オッズの割合が非常に重要になってきます。

複勝万馬券の時の単勝は軽く400倍以上を越えていないと厳しいですから、そういったオッズのレースを最初に選ばないといけません。

なおかつ、16頭立て以上で、1番人気にオッズが集中しているようなレースです。

複勝馬券は決して的中させやすい馬券種ではない現実

複勝とは?で検索をすると、「複勝馬券は的中させやすい馬券」という説明をしているところがほとんどですが、現実はそうでもないです。

単勝1番人気の3着内率は、60%~65%に集約され、これを基準に考えれば、「複勝馬券は的中させやすい馬券」ということになりますし、フルゲート18頭立てであれば、18分の1の確率になりますから他の馬券種に比べれば、的中させやすい馬券となります。

しかし、的中率だけを見るのであれば、18頭すべての複勝を購入すれば、的中率は100%になります。当たり前の話しですがここに回収率が加わると完全に話しが変わってきます。

例えば、単勝1番人気の複勝1点を年間通して書い続けると、回収率は約80%前後です。1点100円で年間100レース買うと合計で1万円の馬券代になり、その払い戻し合計が800円となります。

つまり、200円の負けとなります。

以下の表を確認して見てください。

引用先:データde出~た

この表は、2010年11月5日~11年10月30日の平地レースの単勝別の勝率、連対率、3着内率、単勝回収率、複勝回収率を表したものです。

単勝2番人気で3着内率52.7%で回収率85%とやはり回収率はマイナスになります。

では、人気薄なら回収率が見込めるか?といえばそうでもなく、単勝10番人気以内までであれば、約80%前後の回収率です。

こうして考えると、複勝馬券が的中させやすいのはあくまでも他の馬券種と比べた時の確率が良いだけで、「複勝的中させやすい=複勝は勝ちやすい」わけでは無いことを認識する必要があります。

複勝は勝てるのか勝てないのか?

複勝馬券は的中率の高い馬券種ですがそれは、3着までに予想した馬が入れば良いという確率論の上での話しです。

よく勘違いをされる方がいるんですが、自分自身の予想、3着までの的中率と回収率のバランスを把握しないまま複勝を買い続ける方が非常に多く、これを続けるとまず勝てないです。

複勝の基本は、レース数を極端に絞って、最小レース数で勝負をするのが鉄則です。

複勝は、レース数を増やせば増やすほど負けに近づいていきます。

ですから、自分自身の予想から得た結果は、どのオッズ帯を狙っていけばいいのか?そうすることで、どの程度の的中率になるのか?

このあたりをまずは、認識して頂く必要があります。

これが出来る方は、複勝で勝ちやすく、ワイドでも3連複でも勝ちやすくなってきます。

複勝で利益を出すための具体的な事例

複勝馬券のデメリットは、不的中のあとの回収率を上げて行くのが至難の業になってくるという点でしょうか。

1点の予想でも、1回のレースの回収率は良くて300%程度です。それを10回、20回、100回と続けていくと、複勝予想に慣れている方でも回収率は100%もいかない程度に収まります。

しかも、歴代払い戻金TOP5を見て頂くと上位5位すべてが万馬券となっていますが、こういった馬を狙って的中させることは容易ではありません。

ですから複勝予想で一番最初に確認すべきは、複勝幅の予測と確認になってきます。結果変動幅のことですね。

複勝予想を行う上で穴馬であろうが人気馬であろうが「この馬が3着以内に来そうだな」と思ってからオッズ幅をしかりと確認し、ある程度の人気薄が入れば複勝オッズが跳ねるという馬を中心に狙っていくのがベストです。

複勝オッズ幅の意味を紹介しましたが、この複勝オッズ幅を使って効率よく回収率も望める買い方が1本被り、断然人気馬が出走しているレースを積極的に狙って行くということです。

例えば、阪神4Rがまさにそのレースでした。

結果を先に話すと、断然人気8番エクレアスピードが8着になり3番人気5番マイエンフェルトが1着となり複勝払い戻金が400円となったレースです。


引用先:JRA

複勝オッズ幅は1.6~4.1となっています。断然人気馬が出走するレースは狙い目だと言うことがわかって頂けると思います。

ただし、勝負レースを選ぶことも必要になってきます。

毎年、単勝1番人気の3着内率は60%~65%前後に集約されますので10回に3回しか3着外になる可能性が無いということ。

単勝1番人気の大抵は、3着以内に入選してくることを理解した上で、単勝1番人気が「危ない」と予想をした場合に限り有効的な狙い方となります。

まとめ

  • 出走する馬が5頭以上の場合に発売。出走する馬が7頭以下の場合は、2着までが的中となり、8頭以上は着までが的中となる
  • 複勝には複勝オッズ幅がある
  • 複勝オッズは3着までに入る馬によって払戻金が変わる
  • 複勝馬券で競馬を楽しむなら複勝オッズ幅の広いレースを選ぶ
  • 競馬は大抵の人気通りの結果になりやすいギャンブル

複勝は本当に面白い馬券種です。

買い方もシンプルですから競馬初心者の方には特におすすめの馬券です。

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