川崎ダート900m傾向分析やコース解説・逃げ馬が圧倒的に有利なコースバイアス

川崎競馬ダート900mの傾向分析やコース解説を紹介します。川崎競馬ダート900mの過去10年データ傾向(血統、枠順、脚質、人気、調教師)を分析。好走データや苦戦データなどを紹介します。

川崎競馬ダート900mコース解説

参考：地方競馬情報サイト

川崎競馬900mは2100m地点と同じスタートになります。

川崎競馬場の一番のポイントと言えば、スタートから最初のコーナーまでの距離が南関競馬の中で一番長い距離を走るコースです。

完全に内枠が有利ですが、スタートから最初のコーナーまでの距離が長いため、ダッシュ力のある馬が外枠でも十分に前へ行けるため、内枠よりも好走出来るレースもあります。

ただし、外枠に先行力のある馬が入った場合はペースが上がる傾向ですから、脚質の並びをしっかりと見て判断する必要もあります。

川崎競馬ダート900m傾向データ

過去5年のデータ傾向分析になります。

枠順データ

1枠2枠の勝率、連対率、3着内率すべてにおいて他枠順を上回っており中心の枠順。完全に1枠2枠有利のコースバイアスです。

全体的には、7枠の数値がやや高いものの、1枠から8枠に向かうに連れて数値が下がってきており苦戦しています。

単勝人気

単勝1番人気の勝率38%3着内率68%は、南関競馬の中でも高い数値。軸馬として最適の1頭です。単勝2番人気の数字と比べてもその差は歴然です。

全体的には、単勝4番人気以下から勝率10%を下回っていますので、単勝3番人気以内がレースの中心になります。

3着以内は単勝9番人気以内までが10%台と走っており、単勝10番人気以下は苦戦しています。

脚質

2015年以前は、逃げ馬の3着内率が64.5%と高い数値でしたが、近年は、3着内率48%。それでもまだまだ高い数値ですし、単複回収率も180%を越えていますので予想の中心に変わりはない結果です。

ただし、この距離で逃げ馬を断定するのは至難の業。

例え、過去傾向から脚質の判断が出来ても、そのレースで「逃げれる馬」と「逃げたい馬」というのは違ってきますので、スタートを切って見ないとわからないのがこの川崎900mです。

それならば、先行馬を活躍していますので、ダッシュ力のある馬を中心に狙うのがベストかなと思います。

4角通過順

逃げ馬が好走しており、4角1番手通過が勝率37%3着内率68%と優秀です。また、4角3番手以内通過の単複回収率が100%を超えています。

4角4番手以内単複回収率

全体的には、4角3番手以内通過が勝率10%以上で中心。3着内率は、4角7番以内通過までが目安になりそうです。

川崎競馬ダート900m血統データ

種牡馬データ

好走種牡馬としては、パイロ産駒、サウスヴィグラス産駒、ゴールドアリュール産駒となっています。

上記3頭以外では、カネヒキリ、ディープスカイ、カジノドライヴ、エンパイアメーカーらが好走しています。

母の父データ

サンデーサイレンス、ブライアンズタイム、ダンスインザダークが上位ということで、こちらは川崎1600mと同じ結果。

川崎競馬に関しては、この3頭が有力なニックスになっています。

川崎競馬ダート900m騎手・調教師・生産者

騎手データ

調教師データ

川崎競馬攻略900m予想ポイント

• 1枠～4枠の内枠が有利
• 先行力さえあれば外枠でも好戦可能
• 単勝1番人気が軸馬候補に最適
• 4角2番手以内通過はほぼ無双

絶対的な予想のポイントは内枠×逃げ、先行馬。これが基本でしょうか。

ここに枠順と脚質の並びから展開を読む必要性のあるレースは出てくると思いますが、その場合は、外枠に先行力のある馬がいるかいないかで予想を組み立てるのがベストです。