クラスターカップ2020の予想を紹介します。(2020年8月10日第5回盛岡競馬第3日第25回 クラスターカップJpnIIIオープン/ダート1200m交流重賞)
過去10年、3連単で100倍を超えることが無いほど、荒れにくいスプリント交流重賞も、地方組が馬券になっており、平穏=JRA組の構図が成り立ちにくいのが、このクラスターカップかなと。
今年もスピードスターが揃ったメンバーとなっており、天気次第では馬場が緩み、いつも以上の高速決着も十分に想像できますので、ある意味、逃げ先行馬であれば、どの馬にもチャンスはある形。
その中でもJRA筆頭マテラスカイがJRA4300勝を達成した武豊騎手を背にメモリアルに花を添えるのか?または2017年レコードVを達成したブルドックボスが斤量59キロでも、少し後ろから展開を味方につけて好走するのか?
それとも、他馬で台頭するのかどうか?
いつも以上の高速馬場という部分で考えれば、ここが予想のポイントになると思います。
それでは、クラスターカップ2020の予想を紹介します。
クラスターカップ2020枠順
枠番 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | ヒロシゲゴールド | 牡5 | 54 | 藤岡康太 |
2 | 2 | アユツリオヤジ | 牡6 | 54 | 北村友一 |
3 | 3 | ブルドッグボス | 牡8 | 59 | 御神本訓史 |
4 | 4 | サマニー | 騸7 | 54 | 陶文峰 |
4 | 5 | ショーム | 牡5 | 54 | 横山典弘 |
5 | 6 | スティンライクビー | 騸8 | 54 | 内田利雄 |
5 | 7 | メイショウアイアン | 牡10 | 55 | 落合玄太 |
6 | 8 | ブラゾンドゥリス | 騸8 | 55 | 高松亮 |
6 | 9 | マテラスカイ | 牡6 | 55 | 武豊 |
7 | 10 | ミスティカル | 牡5 | 54 | 山本聡哉 |
7 | 11 | ツルオカボルト | 牡9 | 54 | 菅原辰徳 |
8 | 12 | トップウイナー | 牡4 | 54 | 和田竜二 |
8 | 13 | シャドウパーティー | 騸11 | 54 | 高橋悠里 |
クラスターカップ2020過去データ傾向
過去5年10年の結果から特に重要なデータ傾向を紹介します。
- 勝ち馬5頭中全頭が4角4番手以内の逃げ先行馬
- 3着以内15頭中前馬が4角5番手以内の逃げ先行馬
- 7歳以上に勝ち馬が出ておらず中心は5歳6歳
- 牡馬せん馬6勝、牝馬4勝と、ともに互角
- JRA組8勝と好走していますが地方組も2勝と侮れない成績
- 枠順による有利不利はそこまで無いものの、若干中枠から外枠が有利
- 単勝1番人気[5-1-2-2]勝率50%と好走
- 馬体重448キロが優勝しているように馬体重による有利不利は無し
逃げ先行馬が非常に強く、4角6番手以下は勝負になっていない結果。特に近3年は4角1番手通過が優勝しており、逃げ馬は特に要チェックが必要。
牝馬も好走しており、過去10年で見ても4勝と侮れない成績。斤量53キロ以下が好走の目安。
前走北海道SC組が4勝でトップの成績。続いてプロキオンS、習志野きらっとスプリントと好走。
JRA組が優勢の中、栗東所属馬が活躍。過去5年、関東馬の3着以内は無し。
単勝1番人気[5-1-2-2]勝率50%と好走。近年で4着以下は単勝3倍以上で、2倍を切っていれば信頼度はグッと上がる形。
クラスターカップ2020予想
◎本命:単勝
トップウイナー
初の地方競馬参戦で盛岡競馬なら、頭から狙ってもいけそうかなと。
前走プロキオンSは、初重賞挑戦ながら5着。勝ち馬サンライズノヴァからコンマ6以内であれば、悲観することもなく、
逆に上位2頭が差し馬だったことも考えれば、先行して5着に踏ん張れたのは、力がある証拠で、さすが一気の3連勝でOP勝ちを収めたことだけはあるなといった感じです。
今回、京都ダート1200m依頼のスプリント戦ですが、スタートしてからテンの入りも速く、馬なりで好位先団を取れるダッシュ力はメンバートップクラスで、それが前走とは違い、ダートスタートでも変わらないかなと。
そうなれば、ヒロシゲゴールド、マテラスカイ、ブラゾンドゥリスの次ぐらいにつけ、外め追走を楽に取れるはず。
あとは、高速馬場への対応が鍵になってきますが、前3頭の内、1頭以上はバテる想定ですから、外め追走が生きてくる展開になり、ゴール100m手前で前をあっさり交わすシーンもありえるかなと。
それは完全にあつかましいイメージかもしれませんが、斤量54キロ。これも効いてくるはずです。
○対抗
前走北海道スプリントカップは単勝1番人気で2着に好走しましたが、案外の成績だったかなと思う反面、
初の門別1200mで「ハナを切れたこと+2着+同タイム」という内容は、個人的には「やっぱ強い馬ですよね。」という感想が強いレースだったと思います。
このクラスの馬になると、放牧明け初戦や遠征帰りなどの不安要素は関係なく力がそのまま出ると思っていますので、やはり、門別の馬場は、JRA勢にとっては難しい馬場だったと思います。
今回は、盛岡競馬に変わって、その先行力は、前走以上の力を発揮させやすいコースだと考えていますのでここでは圧勝を感じてはいますが、同型馬にハナを取られると一瞬で崩れてしまう可能性もあり、
仮に番手追走が出来ても、どこまで自分の競馬が出来るかは不安。
それでも、ハナさえスムーズに取れれば、勝ち負けは容易なことだと思います。
▲単穴
メイショウアイアン
2走前北海道スプリントカップは展開ドンピシャで優勝と、フロック視も想定していましたが、前走グランシャリオは、差して2着に好走。
1着がアザワクだったことを考えれば、得意のグランシャリオで2着も内容のある競馬だったと思います。
また、スプリント戦で差し脚質で安定した結果を出している時点で、今回ほど展開が嵌りそうなレースはないかなと。
前に行きたい馬が揃ったことで、最後はメイショウアイアンが差し切るイメージ。
ダート1000mよりもダート1200mのほうが良いのもプラスですしね。
◎トップウイナー
○マテラスカイ
▲メイショウアイアン
△ショーム
×ブルドッグボス
馬連◎=○▲△×4点
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