宝塚記念2024予想や過去10年データ傾向(血統・騎手・枠順・脚質・馬体重・年齢・前走)などを分析して公開。宝塚記念2024予想オッズやコース解説、宝塚記念2024出走予定馬も紹介しています。
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宝塚記念2024予想注目馬
ドウデュース (牡5歳)
3歳春にはクラシック戦線に登場し、皐月賞での好走が期待されましたが、ダービーに照準を合わせました。東京優駿(日本ダービー)では見事に優勝。
明け4歳は、京都記念から始動。単勝1番人気で1着。2着マテンロウレオに0.6差をつけての優勝は、今回の宝塚記念で好走出来る根拠は十分にある内容だったと思います。
今年は、ドバイターフ5着からの初戦。追い切りなどをチェックしながら、予想を組み立てたいところです。
ベラジオオペラ (牡4歳)
前走大阪杯は、単勝2番人気で1着。スローペースを2番手で追走しながら抜け出す競馬は、圧巻の内容でした。父ロードカナロアということで、距離が長い懸念もありますが、前走大阪杯での走りを見る限り、問題ないと見ています。
非根幹距離は、スプリングS(1800m)優勝、京都記念(2200m)2着と実績がありますので、寧ろ期待が大きく、あとは、久々の競馬がどう出るか?追い切りをしっかりとチェックして馬券に活かしたい1頭です。
ローシャムパーク(牡5歳)
ローシャムパークは4歳時に重賞初制覇を果たし、GIIのオールカマーでも優勝と実績は申し分ない1頭。
もともとは、デビュー当時から期待されていましたが、3歳時は、セントライト記念3着が最後のレースで、クラシック戦線は離脱。
明け4歳から条件戦を勝ち抜き、オールカマー優勝、大阪杯2着と確実に本来の実力が走りに反映されてきたかなと。
こちらも大阪杯からの休養明け初戦。状態をしっかりと見極めたいところです。
ジャスティンパレス(牡5歳)
ジャスティンパレスは、2023年の天皇賞(春)でGⅠ初勝利を飾り、その後も宝塚記念や天皇賞(秋)で上位入賞を果たすなど、長距離レースで安定した成績を収めています。特に、クリストフ・ルメール騎手とのコンビで好成績を収めており、GⅠレースでの活躍が期待されています。
昨年の宝塚記念は、単勝2番人気で3着。優勝馬イクイノックスから0.2差ですから、負けて強しの内容で、今年も十分期待出来る1頭かなと。
で、長距離レースの重賞を2勝していますが、個人的には、2400m以内までが好走しやすいのではないだろうかと。ミドルペース以上の速い展開を後方で待機しながら、最後は差す競馬。このあたりを考えれば、展開の左右されやすいタイプの可能性も。
人気するのであれば、軸より紐候補かなと考えています。
タスティエーラ(牡4歳)
タスティエーラは2歳時にデビューし、新馬戦を快勝しました。3歳時には共同通信杯での惜しい4着から始まり、弥生賞で単勝3番人気ながら見事な勝利を収めました。
皐月賞では、単勝5番人気の低評価でしたが、ソールオリエンスに次ぐ2着となり、その後、東京優駿(日本ダービー)では、単勝4番人気ながら、見事な勝利を収めました。
菊花賞でも2着と健闘し、有馬記念では6着でしたが、全体的に高いパフォーマンスを見せています。
2024年の初戦となる大阪杯では、人気を集めましたが11着と振るいませんでした。この敗戦については輸送後の状態が影響したとのことです。
非根幹距離は、問題ないと見ており、あとは、時計のかかる展開になるかどうか。一瞬の切れ味よりも、長く良い脚を使えるタイプですので、京都でその脚質が合うかどうかにかかっていると思います。
ディープボンド(牡7歳)
気がつけば7歳のディープボンド。
天皇賞春に4年連続出走して[0-3-1-0]と惜しい敗退が続いており、G1優勝まであと1歩が続くディープボンド。
個人的な見解としては、時計のかかる展開を先行しながら、息の長い脚質で抜けだす競馬がベストのように見えます。
3歳時には、京都新聞杯で優勝するなど、芝2200mは問題無いと見ており、今年の宝塚記念は京都開催。スローペースからミドルペースなら先行しながら抜け出す競馬がハマる印象も。
宝塚記念で1枠か2枠に入れば、面白い1頭になると考えています。
シュヴァリエローズ(牡6歳)
29戦3勝と、なかなか勝ちきれていない中、前走目黒記念では、単勝10番人気の低評価を覆す走りで2着に好走。前走メトロポリタSで3着、京都記念で4着に善戦した内容を考慮すれば、目黒記念2着はフロックではないなと。
シュヴァリエローズも切れ味で走るタイプでは無く、息の長い脚質から伸びて行くタイプ。この点は、ディープボンド同様に京都開催はプラスに働く可能性も。
血統的にも申し分なく、宝塚記念で上位に食い込む可能性は十分あると見ています。
ヤマニンサンパ (牡6歳)
前走鳴尾記念は、追い出しがワンテンポ遅くなったことで、届かずの4着。個人的には、ちょっと勿体ない内容だったと思います。
これまでの戦績を見ると、もう少し距離があったように思えますので、その点では、宝塚記念はプラス要素。また、切れ味も良いものを持っており、差す競馬がハマる可能性も十分。
ただしい、あまり後方すぎると、届かずの結果もありえるだけに、騎手と枠順が重要になってくると思います。
カラテ(牡8歳)
これまでの内容から芝2200mは、長い印象。
また、今年に入ってから、1秒以上の負け着差が多く、一変までの結果をイメージしにくい1頭です。
ただし、前走鳴尾記念で京都コース初出走で6着。勝ち馬からコンマ5は、息を吹き返してきた印象。あとは、距離を克服出来るかどうか?
ヒートオンビート(牡7歳)
29戦のうち、大負けしたのが数回しかないヒートオンビート。相手なりに無難に走る印象が強く、それは、今年の目黒記念、日経賞にも出ているのかなと。
もともとは、切れ味で勝負できるタイプだったのが、年齢を重ねるうちに、息の長い脚質タイプになったこと。また、そういったタイプは先行で好走を繰り返すだけに、ここ最近の位置取りは、やはり年齢によるところが大きいのかなと思ってしまうほど前に行けなくなった印象です。
ソールオリエンス(牡4歳)
菊花賞3着を最後に凡走を繰り返しているソールオリエンス。
それでも、有馬記念8着(コンマ7)、中山記念4着(コンマ5)、大阪杯7着(コンマ5)と僅差での結果ですから、そこまで悲観する内容ではなかったと思います。
これまでの内容から見て、ベストは2000mまでで、菊花賞は同世代対決での結果ですから度外視。一番力を出せるのは、芝1800mかなと、勝手に思い込んでいます。
上位人気するようであれば、取り扱いには、十分気をつけたい1頭です。
宝塚記念レース詳細
宝塚記念は、日本競馬の春のグランプリとも言える重要なG1レースです。2024年の宝塚記念は6月最終週に京都競馬場の芝2200メートルコースで開催されます。このレースには3歳以上の馬が出走でき、ファン投票で出走馬が選ばれる点が特徴です。
レースの賞金は1着馬に2億2000万円が授与されるため、多くの有力馬がエントリーします。この賞金額は、天皇賞春、天皇賞秋と同額で、宝塚記念の勝利は、競走馬としての評価を大きく上げるため、関係者にとっても大きな目標となります。特に種牡馬や繁殖牝馬としての評価が向上するため、トップクラスの馬が集まります。
レース当日には多くの観客が競馬場に訪れ、会場はお祭りのような雰囲気に包まれます。競馬場ではさまざまなイベントやグッズ販売が行われ、多くの家族連れや観光客も楽しむことができます。また、レースはテレビやインターネットで生中継されるため、全国の競馬ファンがリアルタイムで観戦できます。
ファン投票によって選ばれた出走馬たちは、それぞれのファンにとって特別な存在です。競走馬たちのパフォーマンスや騎手の手腕に注目しながら、白熱したレース展開を楽しむことができるでしょう。宝塚記念は、競馬ファンだけでなく、多くの人々が楽しむことができる特別なレースです。
京都芝2200mコース解説
参考:JRA
京都競馬場の芝2200メートルコースは、宝塚記念などの重要なレースが開催される場所です。このコースは、スタートからゴールまでの間にさまざまな特徴があります。
コースのスタート地点は、ホームストレッチの中央付近に位置しています。ここから、馬たちはコースを1周半走ります。スタート直後は平坦な直線が続きますが、3コーナーから4コーナーにかけては緩やかなカーブが続きます。この部分での位置取りが非常に重要となります。
最後の直線は約400メートルあり、ここでのスピードが勝敗を分けることが多いです。直線での追い込みが成功するかどうかは、馬の持久力と騎手の腕にかかっています。
芝のコンディションも重要な要素です。京都競馬場の芝は、季節や天候によって変化しやすく、特に梅雨時期には重馬場になることが多いです。このため、馬場状態に応じた適性を持つ馬が有利になることが多いです。
また、内外の枠順も重要なポイントです。内枠はスタートからの位置取りがしやすく、エコノミーな走りが可能です。一方で、外枠は広い視野と余裕を持った走りができるため、直線での追い込みが効果的です。これにより、騎手の戦略と馬の特性が試されるコースと言えます。
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宝塚記念2024出走予定馬
宝塚記念2024予想オッズ
- ドウデュース 2.5
- ジャスティンパレス 4.1
- ローシャムパーク 6.8
- ベラジオオペラ 8.4
- ブローザホーン 10.5
- シュトルーヴェ 13.8
- ルージュエヴァイユ 15.3
- プラダリア 20.3
- ソールオリエンス 22.3
- ディープボンド 23.5
- ヒートオンビート 60.8
- ヤマニンサンパ 62.0
- カラテ 158.0
宝塚記念2024過去10年1着馬や配当
過去10年1着馬
過去10年配当
優勝馬平均タイム
- 2分12秒0
平均タイム
- 2分13秒4
宝塚記念2024過去10年データ傾向分析
単勝人気
単勝9番人気以下から勝ち馬は出ておらず、単勝13番人気以下は[0-0-0-30]と苦戦。
上位人気馬の好走が目立つのかと言えば、そうでもなく、単勝1番人気は3勝止まり。連対率も50%とそこまで高くない数値です。
狙いどころとしては、単勝6番~10番人気で[3-6-2-39]単回収率104%、複回収率111%。昨年は、圧倒的人気を背負ったイクイノックスが優勝しましたが、2着に10番人気スルーセブンシーズが入ったため、馬連2,340円と美味しい結果となりました。
単勝6番~10番人気を狙うなら、堅い軸馬から流すのが良さそうですね。
単勝オッズ
単勝100倍以上は苦戦。
もっとも人気薄で優勝したのは、2016年の単勝25.1倍で優勝したマリアライト。ちなみに、このマリアライトは、前年のエリザベス女王杯で優勝、2016年の目黒記念で優勝と、実績は十分でしたので、人気薄を狙うにしても、G2以上の優勝経験は欲しいところです。
で、気になるところが、断トツで支持された単勝1.9倍以内が[2-1-0-2]と2頭が着外に。1頭は2017年のキタサンブラック。もう1頭が2015年のゴールドシップ。2頭ともに大敗の中、2頭とも前走天皇賞春に出走していた点。
逆に、連対した3頭すべての前走レースが、ドバイシーマクラシック。今年の単勝1番人気が予想されるドウデュースの前走は、ドバイターフ。距離600m以上の差が、ここでどうでるのか?個人的には、興味津々ですね。
枠順
※京都芝2200m過去10年のデータを参考にしています。
3枠4枠5枠の勝率が、内枠と外枠より低く、8枠も同様の結果。
基本的には、1枠2枠が優秀で、6枠7枠4枠あたりがそれに続く結果です。
脚質
※京都芝2200m過去10年のデータを参考にしています。
逃げ馬の数値はそれほど高くなく、先行馬が中心のレース。ここへ差し馬が台頭する形で、追い込み馬は苦戦。
性別
セン馬は苦戦気味。シュトルーヴェが該当します。
牡馬6勝と優勢ですが、数値なら牝馬が高く。3着内率39.3%は優秀です。
牝馬の場合、単勝3番人気以内[3-0-1-7]に比べ、8番~11番人気[1-2-2-4]、単回収率278%、複回収率444%と驚異的な結果です。特に、前走目黒記念、前走天皇賞春、前走ヴィクトリアマイル、前走中山牝馬Sで3着以内に入った牝馬が好走。前走大阪杯ではありますが、3着に入ったルージュエヴァイユがそこまで人気をしないのであれば、押さえる必要は出てきますね。
年齢
7歳以上は苦戦。ヒートオンビート、ディープボンド、カラテが該当します。
5歳馬が7勝と圧勝しており中心。特に前走4着以内[5-3-3-17]で、3着以内11頭全頭が、前走重賞に出走しています。また、面白いのが、当日単勝12番人気以内から好走馬が出ている点。前走重賞で4着以内に好走しているのにも関わらず、単勝6番~8番人気に支持された5歳馬は狙い目十分ですね。
ちなみに該当馬は、プラダリア、ルージュエヴァイユの2頭です。個人的には、押さえますね。
所属
馬体重
馬体重520kg以上[0-1-2-12]と苦戦。これは、前走馬体重520kg以上も同等で[0-1-1-11]。該当馬は、カラテ1頭となります。
宝塚記念2024血統・種牡馬データ
※京都芝2200m過去10年のデータを参考にしています。
サンデーサイレンス系が優秀で、ディープインパクト産駒が筆頭。
ミスプロ系も優秀でキングカメハメハ産駒が筆頭。
宝塚記念2024騎手データ
※京都芝2200m過去10年のデータを参考にしています。
宝塚記念2024過去10年前走データ傾向分析
前走クラス
前走レース
前走単勝人気
前走着順
前走距離
宝塚記念2024予想注目馬
本命◎4ドウデュース
雨予報で、たぶん重馬場での競馬を予測。(もしかしたら稍重まで回復もあり)
過去10年の優勝馬で9頭が、宝塚記念までにG1で優勝経験があり、まさにグランプリレースといったところですが、今回は、例年の開催ではなく、直線が長い京都外回りでの開催と言う部分。
本命は◎4ドウデュース。
とにかく雨の影響を考慮すれば、足元が滑りにくいピッチ走法が出来る馬が有利で、ドウデュースは『それ』が出来るタイプ。
たぶん、各騎手、早めの仕掛けをするだろうし、3角からロングスパートもあるだろうし、前々の意識が強い展開を予測。そうなれば、マクリも出来る、先行策も出来るタイプには、レースはやりやすいはず。
そして鞍上は、武豊騎手。
もちろん、仕掛けのタイミングがカギになるが、京都記念で見せた走りなら問題なく無難にこなすはず。
調教内容も申し分なく、体は出来上がっているように見えますので、あとは、中途半端な位置取りにならないことを祈るのみ。
○1シュトルーヴェを少しだけ。
鞍上がダミアン・レーン騎手ということや、1枠発走なども考慮して、先行策を取る可能性が高く、そうなれば、消耗戦に持ち込み、本来の力を十分発揮出来そうな雰囲気で。個人的には、1シュトルーヴェ絡みの馬券も買いたいぐらい。
◎4ドウデュース
○1シュトルーヴェ
▲13ルージュエヴァイユ
△7プラダリア
✕2ジャスティンパレス
✕5ディープボンド
3連複4-1.2.5.7.13/10点
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的中速報 10月27日(土)《重賞版》
■東京11R天皇賞(秋)
◎7ドウデュース1着
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▲1ベラジオオペラ
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三連複10点500円 29.1倍
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三連複10点500円 40.9倍
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