AJCC2021出走予定馬や注目馬考察・4歳VS6歳・中山巧者が狙い目

前走菊花賞は単勝4番人気で2着。勝ち馬コントレイルから秒差無しの2着ですから強い競馬だったと思います。その菊花賞は、飛び級での挑戦でしたが4番人気に支持されたように能力は高いもの示しており、中長距離戦で活躍出来る血統背景も魅力。

また、4角4番手から上がり3F最速を出しており、コントレイルをマークする形での騎乗など、器用な部分もありますので、気性面も問題無い形です。

過去10年、前走菊花賞組は[0-2-0-3]と勝ち切れていないものの、当日単勝1番人気だと[0-2-0-1]連対率66.7%と高い数字を残しており、AJCCでも期待出来る1頭だと思います。

前走菊花賞は単勝5番人気で3着。4角14番手から上がり3F同2位で追い込んで来た末脚を展開利と見るか、前2頭が4角4番手以内を早めに通過したことを考慮すれば、自力は相当高いものと判断するか？このあたりが難しいところです。

弥生賞で重賞勝ちを収めており、中山芝2200mの非根幹距離も問題無いかなと。あとは、弥生賞出みせた自在性などが発揮出来れば、好走出来る存在になると思います。

AJCC過去10年、追い込み馬[0-0-0-30]と苦戦してり、前走4角13番手以下は[1-1-1-18]。ある程度前での競馬が鍵を握りそうです。

前走菊花賞は、単勝2番人気で7着。勝ち馬から1秒4差は、距離が長かったと言って良い結果かなと。血統背景から見れば、兄ワールドプレミアが菊花賞を制していますので問題ないとは思いますが、父ドリームジャーニーの影響が出ているのかもしれません。

AJCC過去10年、ノーザンファーム生産馬の4歳は[1-3-1-3]勝率12.5%3着内率62.5%。このうち単勝6番人気までに好走馬が出ていますので、当日単勝人気はチェックしたいところです。

神戸新聞杯2着があるように非根幹距離は合う距離で、前走菊花賞からの巻き返しに期待出来る1頭だと思います。

2020年は、重賞5戦を行い[0-1-3-2]と勝ち星は無いものの、安定した結果を出しており、非根幹距離の芝2200mは得意の距離。

昨年のＡＪＣＣは、単勝5番人気で2着に好走。4角2番手から早め抜け出す競馬で久々の重賞勝利も見えましたが、勝ち馬からコンマ2秒差。

息の長い脚を出せることで、中山コースが非常に合うのはもちろん、スタミナも豊富で先行力もありますので、明け6歳でもまだまだG2以上で活躍出来る1頭だと思います。

AJCC過去10年、6歳[3-1-2-28]勝率8.8%3着内率17.6%とまずまずの成績も、前走勝ち馬からコンマ5秒以内なら[2-1-1-5]勝率22.2%3着内率44.4%と格段に数字が良くなっていますので、人気がそこまで上がらないであろう今回は狙い目だと思います。