2019年8月25日第2回小倉競馬第10日目10R別府特別2019芝1,200mハンデ戦の予想を中心に追い切りや血統・過去データ分析などを紹介します。
1000万クラスハンデ戦ということもあり、過去2年の同条件レースは、単勝10番人気が馬券になり荒れ気味となっています。
ただ、トップハンデ馬が1勝をしている背景から見ると、全馬にチャンスがあるレースで、難解なレースになるかなと思っています。
それでは、別府特別2019の予想を紹介します。
別府特別2019コース解説
2コーナーポケットからのスタートで3コーナーまでの直線距離は479m。コース最高部からのスタートして、すぐに下りとなるためスピードが出やすく、テンの3ハロンは非常に速い。
また、3~4コーナーもスパイラルカーブで下りとなっているためスピードが落ちない。このため絶対的なスピードに加え、コーナリングの巧さも要求される。
基本的にはスピードが落ちないコース形態を利した逃げ・先行馬が有利なのだが、馬場が荒れてきて前半が速くなりすぎた時は先行馬総崩れで差し馬の台頭も。
開催の前半と後半では好走脚質が大きく異なることも多く、馬券を買う前には馬場状態をシッカリと確認する必要がある。
8月24日の1200m芝の脚質傾向が以下の通りです。
- 1R2歳未勝利:先行、先行、差し
- 5R2歳新馬戦:差し、先行、逃げ
- 9Rひまわり賞:先行、先行、先行
- 12R3歳500万:先行、差し、差し
クラスがあがるに連れて、差し馬も馬券になっていることがわかります。
毎年のことですが、開催前後半関係なく、クラスが上がって行くと差し馬の活躍が目立ち、そこに荒れた馬場が加わるとさらに差し馬有利なコースバイアスが生まれやすいです。
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脚質の並びを見る限り、超ハイペースは間違いないかなと。
週初めはトップソリストとシグナライズの2頭のどちらかを狙っていたんですが、超ハイペースになると、逃げ先行馬は、必ずといっていいほど脚が止まるかなと。
単勝人気も、かなり割れているように、展開次第で何が来てもおかしくないといった感じ。
ここは、逃げ馬1頭と差し馬1頭の2頭軸を本命にしたいと思います。
本命◎
シグナライズ
2枠に入ったことで、少し不安もありますが、最近、個人的にフィーバーをしている西村騎手に乗り変わりですから、期待したいなと。
前走RKB賞は、典型的な外差しで2着。上がり3F34.4としっかりと切れていました。
タイムもこのメンバーであれば、上位に入り、問題無し。
2枠に入ったことで、前走より少し前か、腹をくくって、後方待機からの外差しになると思います。
斤量53キロで狙い目十分ですし、期待したい1頭ですね。
調教:栗東坂路良(57.1/41.2/12.6)単走馬なり
本命◎
トップソリスト
前走マカオJCは、福永騎手への乗り替わりで完全に勝負に出たようなレース。
タイムも優秀で、しっかりとミドルペースに落として逃げ。上がり最速で1着とレースセンスや内容は上々でした。
今回、5枠に入ったことで、岩田騎手がどうのるかですが、スタート次第かなと。逃げても控えても競馬が出来ますので、スタート次第。
ただ、超ハイペースを想定していますから、ハナに立ってミドルペースにさえ落とすことが出来れば、という感じには、どうしてもなってしまいますね。
調教:栗東坂路良(53.2/38.7/12.8)G前仕掛け
[insert page=’anken1′ display=’content’]別府特別2019データ傾向分析
過去5年のうち、2年がハンデ戦、3年が定量戦での結果をもとに分析をしています。
- サンデーサイレンス系が優秀
- 4歳5歳が中心
- 人気上位馬はまずまずも紐荒れ傾向が強いレース
- 前走2着>1着>3着の順に優秀
- 3枠4枠5枠が優秀
- 牝馬が中心
- 前走1000万クラスが基本も、前走500万クラスで3番人気以内の1着も優秀
基本は先行も差しも決まっていることから、展開予測は必須。
牝馬が非常に強く、特に4歳牝馬。
サンデーサイレンス系が強く、最後は上がり3Fが決めてになりやすい。
人気薄の激走のポイントとしては外枠。7枠8枠に差し馬が入った場合は、外差しが豪快に決まる時がありますので、点数に余裕がある場合は、押さえていてもいいかもしれません。
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