帝王賞2021予想や帝王賞過去10年データ傾向(枠順・騎手・脚質・人気・前走・血統)などを分析して紹介。また大井ダート2000mコース解説も紹介します。
大井ダート2000mコース解説
参考:地方競馬情報サイト
外回りコースを使用しており、2000mの半分を直線コースが占めています。
スタートは4コーナー出口から。
テンの入りは遅く、そこまでガツガツとしたスタートにはならない。向こう正面中ほどからロングスパートとなり、ここで置いて行かれるかどうかが、最初のポイント。
最後の直線が長く、差し馬も善戦していますが、指定交流重賞の場合、先行押しきりが圧倒的に有利です。
帝王賞2021枠順
帝王賞2021過去データ傾向分析
枠順
2枠4枠7枠の勝率が低いものの、3着内率10%以上ですから、どこからでも善戦している結果。
勝ち星は、1枠5枠6枠が2勝ずつでトップの成績です。
脚質
先行馬が6勝とトップの成績。また3着内率40.6%と好走しており、中心の脚質です。
追い込み馬は苦戦しています。
4角通過順
4角3番手以内通過が8勝と圧勝しており、前有利の結果です。
所属
JRA関西馬が10勝と圧倒的な結果です。
地方勢は苦戦しています。
年齢
勝ち馬は4歳5歳6歳が善戦しており、特に4歳[4-3-2-12]勝率19%、3着内率42.9%と優秀です。
帝王賞2021血統・騎手データ
騎手
武豊騎手、川田騎手、幸騎手が相性の良いレースです。
血統
ゴールドアリュール、キングカメハメハ産駒が好走しています。
帝王賞2021前走データ
前走クラス
前走JRAオープンクラスと前走海外組が善戦。
前走レース
前走かしわ記念、平安ステークス、前走ダイオライト記念組が好走しています。
前走単勝人気
前走単勝3番人気以内が優秀。
前走着順
前走1着馬が好走。特に前走かしわ記念[3-2-0-2]と好走していますが、すべてJRA所属馬。今年は地方馬カジノフォンテンですから、所属関係なく好走出来るかがポイントになります。
前走ダイオライト記念1着[1-1-0-0]と連対率100%。今年はダノンファラオが該当。
前走平安ステークス1着[0-3-0-1]と勝ち星は無いものの、連対率75%と優秀です。今年はオーヴェルニュが該当します。
前走大井記念1着[0-0-0-6]と苦戦。ミューチャリーが該当します。
帝王賞2021予想
JRA勢及び、人気上位馬に先行勢が揃ったことで、ロングスパート合戦に拍車がかかり、例年以上に持久力が問われる1戦になりそうで。
人気の中心はオメガパフューム。前走川崎記念は単勝1番人気で2着に敗れはしたものの、勝ち星の無い左回りだったとを思えば、善戦した内容だったかなと。
ただし、1着カジノフォンテンからコンマ6秒差は、少し離された感が強く、得意の右回り[9-4-1-0]にレース相性の良さ、地力などで逆転出来るかどうか?
本命◎5カジノフォンテン
地方馬でありながら、世界基準のG1東京大賞典で2着に好走するなど、この馬に限っては中央と地方の壁見たいなものは存在しないのなかと。
特に前走かしわ記念は単勝2番人気で1着。2着~5着までが中央勢だったことを考慮すれば、東京大賞典2着がフロックではないのは確かで、
川崎記念では、オメガパフュームに先着して優勝するなど、マイル~中距離では、安定した走り。
今年は、ゆったりとしたローテーションに好感が持てる中、他上位人気組とは、「順調に使われて来た馬体の差」が、仕掛けどころの向こう正面中ほどからのロングスパートに出てくるかなと。
先行力、持久力ならカジノフォンテンが本命に相応しく、大崩しないと考えています。
◎5カジノフォンテン
○8オメガパフューム
▲4テーオーケインズ
△6ダノンファラオ
×3ミューチャリー
×13クリンチャー
馬連5-8.4.6.3.13/5点